12月2日
ヒトコトオオイ
ナンダか僕の ICQ も皆様に誕生日をフレまわったらすぃ〜。ハズカシ。あれって、不可避?そもそも何歳まで誕生日ってやつはオメデタイのだろう。
さて、いつもいつも一言余計だと罵られる僕ではあるが、余計じゃないハズの部分は全て最後の一言のための前振りであるコトは理解されているのだろうか。タトエバタトエバタトエバ、
「スタイルいいですね〜」
ニコ♪
「こっからだと丁度アツゾコが見えませんから♪」
トカ、
「良く見るとけっこうカワイイカモ」
む?
「こんだけ寄ると出っ歯が視界から外れるからネ♪」
トカトカトカ!
最後のヒトコトを言わないなら最初からナニも言わないコトになってしまう。まぁ、それは良い、沈黙は金。
では、そこら辺を慎むと僕はめちゃめちゃ無口な漢(おとこ♪)になってしまうかと言うとさうではない。さうではないのである。実のところ、余計なヒトコトを発する時はソレナリに考えて会話を組み立てている。全てはヒトコトのタメ。よってそういった類の会話は余計なコトを言うなと言われれば確かにキレイサッパリ♪消滅することであろう。
しかしである。以前も書いたが僕は脊髄でしゃべる動物なのだ。となると、まったく脳味噌を介さずにナンの前振りもナク流れ出す言葉タチを止める術はナイ。
事件はけんきう室で起こった。夜中にいいかげんネトボケタ脳味噌に喝を入れながらプログラムを書いていると、ノックの音がした。見ると遠い昔の古巣であるトコロの素粒子のけんきう室のヒト。
なんすかぁ?と尋ねると、コレうちのプリンターから出てたよ、と数枚の紙を手渡された。ソコには悪の後輩くんの名前。あのバカが…そう思いながらも他のけんきう室の資源を無駄にウチの後輩くんが消費したという事実の前に僕はヒタスラ、スンマセンスンマセンと頭を下げた。去り際、ソノヒトは捨て台詞のやうに、1 時間くらい前に同じモノが 10 階にもでてたよ、と言った。はぅあ!統計にも…。あーもーホントスンマセンと頭をモ 1 度下げる僕。
後輩のタメに(せいで?)頭を下げるなどと慣れぬコトをした僕はプリントアウトされた例のブツをもって隣の部屋に入って行った。もちろん悪の後輩のいる部屋である。そのブツを手渡し、コレどーしたの?ってな顔をしてる後輩くんに事情を説明。紛らわしいプリンタ名つけんなよ、とジブンのマヌケっぷりを棚に上げて毒づく後輩くんに僕の口は僕の意思とは無関係にこう告げた。
「キミタチのと違って僕のアタマは下げるタメに付いてんじゃナイんだよ!」
と。え〜言葉や。
「じゃじゃー、僕アタマはナンのタメに付いてるのカナ?」
との後輩くんの質問に、そんな大量生産の粗悪品のコトまで知るカヨ、と答える僕@オートリプライ。
嗚呼神様。今日もヒドイ言葉を言ってしまいました。
つまりコユこと。余計なヒトコトを禁止すると、ソレに付随する普通の言葉まで失われ、脊髄から出てくるえ〜言葉ばかりを発するヨリヌキたたり君になるのではないかと…。