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ロクガツノオカモトサン


6月30日

たたり誕生

 普段ハンドルとしては「たたり」もしくは「Tatary」を用いているのだが、メール出したり掲示板に書き込む際には「相手がイヤな思いをするのではないか?」との不安におののいているのである。ナンか嫌がらせみたいだし。ちぅことで、なんで「たたり」なのか言い訳しとこと思ったのさ。

 話しは小学生の時まで遡る。当時の僕は天気が悪くて外で玉遊びの類が出来ないような日の休み時間はいつも図書室で本を読んでいた。シートン動物記とかファーブル昆虫記とか江戸川乱歩の明智小五郎シリーズだとかシャーロックホームズ・シリーズ等の読書好き小学生必修コースだ。そんなある日友人が僕のところにドカドカと駆け寄ってきた。図書室では静かにね。しかし彼は興奮していた。彼は言った、

「おかもとぉ、お前すごい名前してるな!!」
「へ?」
「コレを見よ。」

彼が心持すまなそうに差し出した本のタイトルは

お岩様の祟り

であった。ちなみに岡本のファーストネームは「崇(たかし)」である。きゃー

 その日帰宅するなり僕は母親につかみかかった。非行の始まりである。

「なんて名前付けてくれたんだよぉ〜」
「は?」
「祟りやんけ!!」
「あなた馬鹿?」

メリケンのように肩をすくめてふぅ〜とため息をつくと彼女は漢和辞典を取りに行った。ナルホド。よぉ〜くミルと祟と崇は違う字なのだ。そんな名前付けるわけないじゃない、と言う母であったが、馬鹿呼ばわりされたのだから非行の可能性はまだまだ高い。

 その後落ち着いて考えてみると「たたり」って響きは結構カワイイ。ローマ字表記する時も Takashi よりは Tatary の方がずっと座りがいい、なんて思って「たたり」を名乗り出したのである。だから別に不吉ちゃうのよ。

 今日は高エネ研の人のコロキュームがあったらしいのだがうっかり行きそびれた。いかんな、こんな事では。

6月29日

ういるす感染

 昨日、とある ML から来たメールに subject と何の関係もない file が添付されていた。Happy99.exe. とってもアヤシイので Happy.99 とウイルスを and 検索。ガンガンひっかかる。さて、大した被害もなさそうだし対処法も簡単(こことか)なので、とぅ!!っと Happy99.exe を実行。うふふ、もうマイ PC はウイルス・バージンではないのだ。ところでこのウイルスは勝手にメールに Happy99.exe を添付して送ってしまうというお茶目なやつ。早速自分にメールしてみる。だめ。書きかえられているはずのレジストリがそのままなのが原因なのか、メーラーが Becky なのが問題なのか良く分からない。Dos mode で関連ファイルを削除して、元にもどす。つまらなすぎ。手元に置いておこうかとも思ったが、この手のものが大好きな悪の後輩の存在を思い出し、Happy99.exe 自体も削除。ツマラン。

 一昨日くらいから風邪をひいたようで今日も朝から鼻がジュルルの、どたまアウチ。今日は札幌に来ているくろひょうさんと札幌人のkotoe さんに会うことになっていたのでススキノ駅に2時到着。一応それらしい人物を探す。人物像は日記からプロファイリング済み。まず、くろひょうさんであるが、

  • サラリーマン・プログラマである。 → スーツ君の可能性大。
  • 最近の日記に太ったとの記述多い。 → 肉である。
  • 愛車はぱじぇ朗である。 → 体育会系。
結論: 筋肉を脂肪で分厚くコーティングしたものをスーツに詰めたような人物を探せ!!
次は kotoe さんである。こっちも簡単。profile のとこに 158cm/45kg とかいてある。結局、このくらいの size の女性と一緒にいるデブチンくんを探せば良いのだ。

 それらしき二人組みを探してオプティカル・ディープ・サーベイ。見当たらんな。しばらくきょろきょろしていると携帯がぷるぷる。なんと待ち合わせ場所が変わったらしい。くろひょうさんがメールしてくれたらしいのだがまだ届いてねっす。ススキノ駅から大通り駅までテクテク。服装とか聞いとけば良かったななんて思いながら。ま、女連れの肉を探せば良いのだ。深く考える事もあるまい。新待ち合わせ場所の三越前到着。「たたりさん?」と尋ねて来る者あり。その男性はスリムで長身、色黒の男性であった。スーツも着てない。プロファイリング失敗。kotoe さんの方は想像していたよりも若々しい格好。英会話があるのでお昼食べて、お茶した後、DDR へと向かうお二人にサイナラ。また遊んでくださいね。

 英会話ではお友達に CD を借り、代わりに漫画を差し出す。ここしばらく続いているブツブツ交換。漫画なら腐るほど持っているのだ。研究室に帰ってくる途中でサイコ第 4 巻と YASHA 第 6 巻をみかけてまた散財。

6月28日

セクスィ〜・ジョガァ〜

 ジョギングは良い。うん、ジョギングは良いのだ。問題なのはその格好。その人は股下までの丈のTシャツを着ていた。そしてその下からは脚しかのぞいていなかったのだ。つまり目に見える着衣はTシャツのみであった。その下にブラを付けていようがパンツを5枚重ねてはいていようが関係ない、Tシャツしか着てないように見える、その事実だけが重要である。かような人物に対する感想は、その年齢、容貌、性別、また観測者の好みによって著しく異なるだろう。オヤヂだったのだ。法律で取り締まって頂きたい。さて、このオヤヂの名誉のために付記しておこう。彼はTシャツの下に何もお召しになっていなかったわけではない。汗で透ける白いTシャツの下からうっすらとオレンヂのど派手な海パンが見えた。ビキニタイプ。是非とも法律で取り締まって頂きたい。

 午後はチケット代の支払いとビザの手続きのために旅行代理店に行った。カンボジアもベトナムもビザ代1万円以上するのね。計 25000 TEN。涙が零れ落ちそう。チケット代と併せて 120000 TEN 強の出費。車検を来月に控えた僕にはつらい。それにまだ成田まで行くのにもお金かかるのだ。現地でも最低3枚の航空券を買う必要あり。

 旅行代理店を後にして、ちょっと旅行用品店を覗いた。バックパックとか買わなきゃならないのでちょろっと見ておこうと思って。店内にはイロイロと貴重品を入れが置いてあった。やっぱ、パスポートと財布の防御が旅行する上でもっとも重要な課題なのであろう。四次元ポケットのついたキャミソール(下着として着用しないと意味無し)とか、貴重品ポケットのついたパンツ(男性用、女性用どちらもお取り揃え)とかあった。どーやって財布やパスポートを取り出すのだろうか?ズボンやスカートの中に手を突っ込むの?

6月27日

おさる日記

 今日は競馬はお休み。札幌にいる日曜日に WINS へ行かなかったのは今年初めてかもしれない。なんとなく続けていたことをしないというのはちょっぴり罪悪感を伴う。WINS へ行かなかったのは昨晩ようやく論文が一通り書けたからであり、とっとと目を通して細かい修正をしてしまいたいという衝動を押さえることが出来なかったからである。この程度の衝動も押さえられないなんてほとほとダメ人間。 ← テストで「95点しかとれなかったよぉ〜」とほざくアホの振りをしみたヨ。

 昨日、英会話に行ったのだがそこでプチ・サイゴーに会った。プチサイゴーというのは僕が勝手に頭の中で呼んでる名で、西郷隆盛を縮小したような姿を表していることに由来。別名としてハーフスケールド・サイゴー等。基本的には曜日も時間も自由なのだが都合の良い時間というものは限られているため、どうしてもしばしば顔を合わせる人間がでてくる。そのうちの一人だ。さて、その部屋には先生以外にもう一人いた。こちらは初対面の女の子。ティーチャー+生徒 x 3 の計4人が存在した事になる。

 レッスン中にペアに分かれて適当に話すことになった。先生 - ぷち組と、たたり - 初対面組み。ずっと気になっていた事を尋ねる。ちらちらとプチの腹部を気にしていたように見うけられたのだ。以下の会話は実際は英語で行われたため、ここで書くほどスッキリしたものではない。

「さっきから何をみてるの?」
「彼のシャツのお腹のところ、ボタンが外れてるの」
「見るなよ、そんなの」
「でね、結構お腹に毛が生えてるの」
「ほほぅ、頭も別に禿げてないのにネ」
「関係無いでしょ、頭は」
「体毛保存則って知らない?」
「知らないよ」
「えとね、昔読んだ短編に凄腕の刑事が出てくるのがあってさ。」
僕はがんばってあらすじを説明した。こんなの。

 ある日刑事は銭湯で不思議な事に気付いた。髪の薄い人は体毛が濃い。逆に髪がフサフサの人は体がすべすべ。つまり体毛保存の法則である。この刑事、このことを捜査に役立てられないだろうかと考えた。つまり、本来あるべき本数から現場に落ちていた分を引いた量の毛を生やしている人間が犯人ということ。そのためには人間の毛の本数を調べなければならない。そこで自分の毛の本数を数える事にした。数え終わったものにはマジックで印を付けて行く。しかし、何度やっても途中でどの毛を数えてないのかが分からなくなってしまう。そこでこの刑事が考えたことは猿の毛を数える事であった。昔から言うではないか、

猿は人間に毛が三本足らぬ

と。
つまり、猿の毛の本数に3を足したものが人間の毛の本数である。刑事は猿を数匹用いて毛を数え出した。猿を用いる事の利点は数え終わった毛はむしってしまっても良い事である(グリーンピースに吊るされそう)。そして遂に人間の毛の本数を割り出したのだ。残念ながら何本かは忘れた。後は簡単である。容疑者の毛を徹底的に数えてしまえば犯人はおのずと明らかになる。

「だからね、彼はもちっと体毛は薄くても良いはずなんだよね。」
「ほほぅ、じゃーディーン(禿げ)なんかはすごいことになってるだろうね。」
「うん、きっとヒマラヤ雪男も吃驚でしょう。」
「禿げの雪男か。」
「禿げの雪男じゃ。」
結局我々はティーチャーストップをかけられるまで誰それの体毛はどうであろう?などという、不毛な議論を続けていた。だから上達しないんだよぅ。

 さて、猿が出てくる小説で忘れてならないのが「おさる日記」である。これは、阿刀田高が編集した「ブラックユーモア傑作選」に収められている短編。ある男の子が自分の飼っている猿の三郎について日記を書くという形式をとっており、文体がなんともカワイイ。それでいてブラックユーモア。飼っている間に三郎がだんだん人間になっていくのだが、それを見て男の子が喜んでいる様がやっぱりカワイイ。でも、ブラックユーモア。オススメ。

6月26日

ダブル・フォルト

 高校でテニス部に所属していたとき、セカンド・サーブの極意なるものを読んだ。そこに、ビヨン・ボルグ(なつかし)がこう書いていた。「ファースト、セカンドと区別はしていない。サーブは2本打てるのだから 50 % の確率で入る強いサーブを打てば良いのだ」と。考えるまでも無く間違いである。脳細胞を繋ぐ神経細胞がかなりの割合で筋繊維に置きかえられていないと出てこない発想と言えるだろう。これでは 25 % の確率でダブル・フォールトになってしまう。美味しすぎる対戦相手である。ただし、これが入ればほとんど自分のポイントになるというレベルのサーブであれば話は別だ。サーブが入った後 66.7 % 以上の確率でポイントを取ればサービスはキープ出来ることになる。これは、サーブが強い選手が Wimbledon のような芝のコートや屋内で試合をする場合には有効な戦術かもしれない。なにしろ、トッププロのファースト・サーブの確率は 50 % 前後なのだから。などと、弱いセカンドを打ち込まれている選手を見ながら考えていた。

 結局、絶対にダブル・フォールトをしないためには 100 % 入るファースト・サーブを打つか、100 % 入るセカンド・サーブを打つかの選択肢しかない。

 私語を阻止する方法(ここここね)を読んで思いついた事。そこには対策として、

  • 講師が黙る。
  • おしゃべりタイムホイッスルを用意し、私語が始まったらそれを鳴らして、ホイッスル → お喋りの条件付けをしてしまう。最終的にはホイッスルがならないと喋れないヤツらに改造。
というのが書いてあった。後者はなかなか興味深い。効くのか?で、ぼくが疲れた頭で思いついてしまった方法はもっと短絡的。殺っておしまい。マシンガンかなんかで。死人に口に無し。

6月25日

デビル・アイ

 昨日は、論文読んで書いて、プログラム書いて、悪の後輩にスマッシュブラザーズに付き合わされて、踊るマハラジャの後半見て、目がお疲れだった。目のお疲れにはアレだ。ブルーベリーだ。ロドプシンの再合成をブルーベリーに含まれるアントシアニンが活発にしてくれて大助かりだ。意味分かって無いけど。

 そんなわけで学校がえりにコンビニにてブルーベリージュース購入。コレを飲んで鷹の目を手に入れよう計画。そんで、空を見て、星を見て、宇宙も見よう、そんな意気込み。宇宙を見ろって言われてもねぇ、ココも宇宙。さて、家に帰っておもむろにジュースのパックを手に取る。飲むのだ。その時、パックに書いてある文字に気付いた。温める際は他の容器に移してから温めてください。ははぁ〜ん、 PL 法とかいうやつだな。熱燗にするときに紙パックまま温めてしまうと爆発しかねんからな。

 そのブルーベリージュースであるが、キンキンに冷えていた。温めておいしそうなシロモノでは決して無い。しかし、温める際はである。「温めないで下さい」ではないところが心憎いではないか。困ったことに、ココまで言われて温めずにいられる僕ではない。半分はコップに、残りの半分はミルクパンに厳かに注ぎ入れる。コップに入った冷たいソレをごきゅごきゅと飲みながら着火。うん、こっちらはまずまずの味。ミルクパンの中のウツクシイ紫の液体を注意深く観察。沸騰寸前で火を止める。牛乳かなんかと勘違い。

 マグカップに移されたムラサキは一際薫り高く、味はどこまでも甘ったるく。それを薬だとカンチガイすることによりなんとか飲み干し、ブルーベリー色の顔を手に入れた僕は、甘ったるい脳みそで考えた。アントシアニンは熱を加えても壊れないのだらうか?

6月24日

キタの国から

日記に題名付けてみる事にしました。どうせ猿人の方で一言コメント書いてるしサ。

 昨日、研究室でムトゥ踊るマハラジャを見た。半分だけ見た。続きは今日見る予定。オモシロイとか馬鹿馬鹿しい、とかそう言うの全部置いといて、疲れる映画。精神的なスタミナ不足の僕には全部を通して見ることは出来なかった。よって以下は、前半分だけの感想。

 まず、何と言っても音楽が良い。流石にインドのコムロである。どの曲も全く区別がつかないほどよく似ている。そして流れ出したらエンドレス。いつまで踊るの?ってくらい、ダンスダンスダンス。JRA の CM の木村拓哉よりも遥かにキレの良い踊り。また、特筆すべきはそのギャグの滑りの良さであろう。まるで、笑いは他で取るから良いもんネーと言わんばかりの潔さ。アクションシーンでは仮面ライダー VS ショッカーの皆様の戦闘がビビッドに思い出される。さらに、なんの脈絡もなく踊り出すムトゥのためにストーリーをトレースする事は困難。集中してその作業を行えば、見え見えの伏線とご都合主義の展開がにわかに気になりだす。旦那様はあの戦いのあと、どのようにしてお家に帰ったのかな?きっとそんなのは些細な事。そんな見方をしてはイカンのだ。頭ではなくお腹で見るべき映画。

後半を見たら感想が変わる可能性はあるのだろうか。ま、もうヒトフンバリ。

 淀号関係のニュースを見て思い出したことが一つ。高校の時の社会科の先生は彼らとナカヨシだったそうだ。親友だったらしい。そんで、その先生がヨーロッパ旅行に言っている間に、北朝鮮で親友はもらした。「四季(社会科教師:仮名)に会いたい」と。さて、慌てたのは日本警察である。国内を見渡しても四季はいないのだ。キタへ行ったに違いない。そう思い込んだ、公僕を誰が責められるだろうか?で、タノシイ旅行を終えて帰国した四季には尾行がついた。だって彼はキタへ行っていたに違いないのだから。チガウって。しかし、尾行されてる方も、尾行に気付いたとき、コレハマズイと思った。何故か?キタへ行っていたのか?違うのである。彼が家で使っていたワープロは、グリコ森永事件で使われたソレと同型だったのである。

 長年キタの国にいて連絡も取っていない人に会いたいと言われる彼はちょっとすごいカモと思ったので覚えていたのだと思う。なかなか、ソコまでの友達っていないっしょ?普通。んでも、イロイロあって彼のことはどちらかというと嫌いなんだけどね、僕は。

6月23日

 昨日は研究生の人に「踊るマハラジャ」のビデオを借りた。家に帰ったのは夜中だったのだが長いとは聞いていたが我慢しきれずビデオデッキに押し込む。ザー。おや?背後にぼんやりと SUPER STAR の文字が。気になるぞ。スーパースターってなんや?ハッスルダンス?げ、テープが SVHS. デッキは VHS. きっとこのせいだなと判断しあきらめる。上位互換とかってやつだ。モライモノのデッキと借り物のテープでは文句の言いようもない。今日研究室で見ることした。一応、先生が帰った後にね。

 研究室のメンバーに VHS のデッキで SVHS は再生できないの?と質問。答えは YES. あぅ、英語的には No か・・。要するに再生できないのね。言葉ってムズカシ。ただし、簡易再生とかってのがあるぞって指摘される。そなのか。どうなんでしょ?僕のやつでもその簡易再生ちぅかっこいいこと出来るのだろか? > くれた人。

 今朝は暑さで目を覚ました。昼だった。如何ともしがたい状態になっていた髪の毛を何とかするために美容院へ。がらがら。やっぱ平日のお昼に限るな。美容院で、またちょっと髪の毛が変わったね、と言われる。どのように変わったかと言うと・・
以前僕の髪は頭表面に対して垂直に生えるため、直毛アフロになると書いたが、更に華麗に進化を遂げたのだ。横髪(っていうの?)が頭表に対して垂直な状態よりも天に向かって生えているのだ。怒髪でもないのに。何故?

 一応、原因を考えてみる。理論系のけんきう室だしね、ココ。爪は切らないより切る方が伸びるのが速いという。それと同じようなことではなかろうか?つまり直毛アフロ状態を避けるためにジェルでガッチンガッチンに固めて無理に下向きにしたため、却って上向きに生えてしまったのではないかと。チガウね、多分。やわくて細い髪の人がウラヤマシイ。

6月22日

 昨日は旅行会社に行って航空券の手続きをしてきた。どうも、往復とビザの料金で10万超えてしまいそう。うーみゅ。今回申し込んだ航空券は日本−クアラルンプール間往復プラス、発着のどちらかにクアラルンプールが含まれる航路2フライト。この条件の下、効率的にタイ、マレーシア、インドネシア、ベトナム、カンボジア(←メインね)を周る方法を考えねばならない。陸路での入国が不可能なカンボジアを外してしまえば簡単なのだが、コモドドラゴンをあきらめた上に、アンコールワットまであきらめてしまえばただの食い倒れ旅行となる可能性大。ちうことで、カンボジアへの出入国に使う航空券は現地で調達する事にした。だって日本で買うと高いのさ。カオサンで購入予定。がんばれ貧乏旅行初心者の僕。

 昨日の夜はしばらく共同研究者とメールのやり取りをしていた。向こうの受け持ち部分も僕がやる事になったので細かいところをイロイロ質問。で、良く考えると、今書いてる論文(共同研究にあらず)の一番時間のかかった部分はそっちの論文に載せた方が座りがよさそう。げ、だったら3ヶ月くらい前に投稿できてたじゃん。んー。今後の計画を立てるため、共同研究者の書いた論文を読もうと思って家に持ち帰る。ちょっと頭痛がしたので、それ押さえようと思って薬を飲んだつもりが間違ってメラトニン。30分後に襲いかかってきた睡魔にサッカーで疲れきっていた体は耐え切れず、オヤスミナサイ。

 さて、6/21 付け WebColumn に書かれていた不正投票疑惑。ふ〜ん、とかって思って読んでいただけなのだが、ふと自分の得票を見るとかなり不自然。hokudai.ac.jp からのが多いのだ。ランキングの上の方に顔を出してることは(たぶん)無いので僕のことではないと思うが一応書いておこうと思った次第。つうか、批判するなり揶揄するなりする時はちゃんと相手を特定してやってくれよ。名指しにすることもできないなら最初からそんなこと書くな腰抜け。

そうそう、僕の北大からの得票の話。んと、自分に投票してます。空メールまで送ってます。もちろん動作確認。更新したら一票ね。そんだけ。後は研究室の人とか大学の友達でしょ。もともと彼らは猿人に登録する前からの読者なのだ。ちぅか、思いっきりけんきう室の正規のサーバーにこのサイトを置いているのだから、北大からの投票が多いのって普通に考えれば自然だと思うんだけどね。ま、世の中馬鹿ばっかりてのが持論なんで一応書いておいた。

 んで、誰のことか知らないけど自分に何票でも入れたきゃ入れれば良いじゃない、って思うんだけど。他人の得票調べてあーだこーだ言うよりはずっと微笑ましいと思うのだが。オワリ。

6月21日

 ピコピコとあちこち引張り所のある服を着ていたのだ。そのうちの一つを友人Iがエイっと引張った。

「この

セクハラ野郎

がぁ!!」


キックの鬼と化し真空飛び膝蹴りを繰り出す僕。

「だって、そんな服きてるから」

ケダモノ

「何が!!」
「君は今、相手の服装のせいにしたね?
つまり、アレだ。女性に襲いかかっておいて、だってミニがとかだってキャミがとかだって露出がとか見苦しいイイワケをする輩と同類項なのだよ。はっきり言って括弧で括れるね。」
「ゲッ」

 しかし言い訳は続く。

「お前、男だよな?」
「見て分からんか?パンパンしないと分からんか?骨の髄までセクハラ野郎だな」
「少し黙れ。そんで、俺も男だよな?」
「十二分にな」
「なんだ?十二分に男ってのは?」
「波動砲が撃てるくらいって事だ。120 %」
「撃てんぞ、そんなもん」
「それはお気の毒に」

・・・

「俺が言いたいのはね、男が男にやってもただの嫌がらせで全然 sexual じゃないってこと」

ムキッ!!やっぱ嫌がらせだったのだ。許せン。

「キミさ、馬鹿でしょ。アノネ、さっき君にやられた事、
気に入ってる女性にされても、全然イヤじゃないの。それどころか、
えーいこのヤロ、デビルチョーップって感じ。どうだ? 十分性的な嫌がらせであったことがご理解いただけたかな?」
「うーむ・・ナンカ変」

 まだ納得できないようである。困ったちゃん。もう少し分かりやすいたとえ話で説得を試みた。

「キミが会社で働いてるとするじゃない。そんで、みょーにネッチョリした上司が、突然背後から肩を揉み出して

『Iくぅ〜ん、ゲヘゲヘ。結構こってるね』

とか言ってきたらどーよ?」
「ソレはヤかも」
「で、妙齢の女性に『結構こってますね』ってやられたらどーよ?」
「ソレはウレシイ」
「納得していただけましたか?」
「しました」
「よぉし、じゃー今日からキミは一生セクハラ野郎の汚名を背負って生きるが良い。」
「えっ?」
「納得したんだろ?ソレとも何かい、まだミグルシイ言い訳を続けるつもりかの?
また相手の服装のせいにするのカイ?」
「むぅ」

 立ち去るIの背中には哀しみが漂っていた。悲しみではない、哀しみだ。彼の歌声が聞こえたような気がした。

わ〜た〜しぃ〜 だけの じゅうじかぁ〜

6月20日

 うぎゃ、また1着3着。んー、馬券絞り過ぎかな。どうも上手くいかない。それにしてもステイゴールドは不思議な馬だ。やっぱ騎手は重要だな。うん。すごいよアンカツ。邪魔しないでよ。道中最後尾にいたときは「たいしたことねーな」と思ってほくそえんでいたのに。もう、騎手乗せるのやめない? > JRA
ドッグレースみたく、馬だけで走らせんの。もしくはアレ。犬ぞりレースのように、馬車レースをやるの。10頭立てとかで。御者の腕が問われるぞぉ。
すっかり負けドッグ。

 今日は何故か今までほったらかしになっていたタイヤの交換。今まで冬タイヤを履きっぱなしだったから。天候に恵まれなかったり、時間が無かったりでドライブにも行っていなかったので、あまり交換する必要を感じなかったてのも理由の一つ。今年の夏も札幌にはいなさそうだから冬タイヤのままでも良かったのだけど、なんとなく気持ち悪いので交換。やってて実感。僕ってつくづく肉体労働に向いてない。力が無いわけではないと思う。持久力が無いわけでもない。しかし、疲労がたまりやすく、抜けづらいのだ。100m をある程度のタイムで走ることはきっと出来る。1500m 走るのも結構速いはず。しかし、数キロメートル歩くと2,3日何も出来なくなる、そんな人。無いのはきっと生命力。
だから、外した冬タイヤをアパートのベランダまで運ぶのがきつい。別にたいした労働ではないのだが終わるとぐったり。

 自分の体が使い物にならないとなれば、頭使うか他人使うかしかないのだけど、昨日他大学の共同けんきう者から悲しいお知らせを受け取る。学会に出来た新しいセッションで発表するため更に仕事が遅れそうだと。1年前から似たような言い訳を聞かされつづけてるなぁ。ちぅことで、他人をアテにしてる場合でもなさそうなので、自分の頭でも使いますか。あなたのパートのプログラムを送ってくださいN島さん。やっとくからさ。しかし、僕の方も仕事が山積み、大丈夫か。取りあえず、今書いてる論文は今週中には終わりそうだけど。ガンバロ。

 けんきうネタを書いてしまったついでにこれも書いてしまおう。ズバリ宇宙年齢についてだ。斥力項を考慮しない平坦な宇宙を考えた場合、宇宙年齢はエルバッキー齢で、最長でも 32.5 億年くらいになってしまう。これに対して古い球状星団の年齢は小太郎齢で約 37.5 億年となる。宇宙よりも星のが古い。これがなかなかに重要な問題だったのだが、斥力項を考えれば宇宙年齢は 160 億年(たたり齢)程度になっちゃったり(モデルによって結構変わる)するので個人的にはあ まり問題ではないと思っている。うーん、あまり長いタイムスケールのことを考えるとき は猫と犬の差は無いに等しいなぁ。あ、エルバッキーはこれで小太郎はこれ

6月19日

 昨晩、コンビニで牛乳を買った。実は一昨日、ビデオを見ながらカルーアミルクを飲もうと思ったのだけど、牛乳を切らしている事に気付いた。で、ロックを試みるも甘々。飲めたものではなかった。だから牛乳。こう暑い日が続くとアイスミルクティーもンマイしね。

 そんな訳で牛乳一パック握り締めて僕はレジに並んだ。僕の前には男性が一人。店員がお釣りを用意してる間、彼の購入したプディングを頭上に高く高くささげた。おをぅ!!底辺に妙な突起が。アレはなつかしのぷっちんプリンではないか。まだ滅びてなかったのね。彼はおもむろにその突起を左手でつまんだ。

コンナトコロジャ・イヤ

そんな僕とプッチンの願いもむなしく何故か彼はぷっちん!!とやってしまった。いや、

バッキン


むしろそんな感じの音がした。罰金プリン?
飛び散るカラメル、跳び退く僕。ふー、異様な気配に猫足立ちで備えていたため、事無きを得る。猫足立ち、その状態の時、僕の背後に立つものがあればデューク東郷と化して襲いかかる、そんな感じを思い浮かべればいい。

 突起を倒した際に、底も一部取れてしまい、ぷっちん製作者の意図したよりも大き目の穴が穿たれてしまったらしい。だから飛び散った。ようやくレジのにーちゃんがお釣りを用意し終えた。彼はこの間持ち前の集中力を存分に発揮していたため、罰金プリンに関しては何も知らない。お釣りを手渡すにーちゃんに男はおずおずと言った。

「これ、こぼれちゃってるんですけど。」

 そう、人間はこんな場面では決まってこう言う。僕の友人の某も、コップやカップをエイヤ!!と叩き割った後、「コップが割れた」もしくは、「コップが割れてるよ」と平気な顔で言っちゃってくれる。それはさておき、レジのにーちゃん、「じゃ、お取換えしましょうか?」と爽やかに申し出る。男は「あ、お願いします。」とぼそぼそ。甘いよ、にーちゃん。数十秒後、バッキンと取りかえられたプッチンを持って彼はレジの前を立ち去った。

 いよいよ僕がお金を払う番だ。そっと牛乳をにーちゃんに差し出す。その時、コンビニの出口の辺りから殺気にも似た気配が漂って来た。にーちゃんはレジに集中。プロだ。僕は本能的に振り向いた。そこには、

再びプッチンを頭上にかざす男の姿が。

 その突起を倒してはならぬ!!彼の背中に向かって目で訴えかける僕。しかし無駄無駄無駄。

ぷっちん

 結局、人間は歴史から何も学ばない生き物なのかもしれない。

追記:
昨日の日記に書いたCM、「ファミコン・ウォーズ」らしいです。たくさんの方にコメントいただきました。ありがとうございます。スッキリ爽快です。

6月18日

 今更「フルメタルジャケット」を見た。2001年宇宙の旅ですっかり嫌になってしまったのでキューブリックの作品はそれ以来見ていなかったのだけど。海兵隊では全ての単語に「ふぁっきん」を付けるのだなとか、どうでも良い事を考えながら見ていたのだが、今まで見たベトナム戦争を描いた映画の中では一番の出来のように思った。

 前半は、訓練所。ごみ同然に扱われ、徐々に人間から殺戮兵器へと作りかえられていく兵士達が描かれる。そして後半、舞台を戦場に移し、人の死が淡々と描かれる。

 全体を通して人間の弱さや人間に対する不信感が冷めた視点で描かれているが、逆に主人公のへなちょこ君の中に、弱さ故の強さのようなものが感じられる。へなちょこの弱さとはつまり、捨てられない理性の強さでもある。

感想終わり。今度は他のキューブリック作品も見てみよう。どっかの夫婦が裸で抱き合ってるのは見ないと思うけど。

 これ見るまで、フルメタルジャケットって防弾チョッキのことなのだとなんとなく思っていたのだけど、装甲弾のことなんだってことを知った。あーハズカシ。それと、昔、任天堂かなんかのコマーシャルに訓練風景をパロったのがあったような気がするが思い出せずイライラ。逆に僕が良く使う、「逃げる奴は敵だ、逃げない奴は強敵だ!!」は、この映画の中の台詞、「逃げる奴はベトコンだ、逃げない奴は訓練されたベトコンだ」が原典なんだなってことが分かってすっきり。どっかでパクってたのを読んで気に入ったのだと思う。

 すっきりした頭でバイトへ出発。駐車場でびっくり。車にタイヤが積んである。そうそう、友達の部屋に預けておいた夏タイヤを、はきかえようと思って車に積んだまま面倒になって放っておいたの。取り替えないといけないけど時間が無いので今日はそのまま出発。後ろが重くて運転しづらい。加速は鈍いし、なかなか止まらないし(←自業自得)曲がるときの挙動もなんかいつもと違うのだ。タイヤって結構重いのね。

 バイトは今日はちょっと辛かった。お疲れ気味。

6月17日

 う〜ん、やっぱ分からない。一晩考えたけど結局分からなかったのだから教授に直接訊いた方がいいだろうな。やっぱ、自称であっても卵であっても無精卵であっても科学者である以上疑問をそのままにしておいてはいけない気がする。

 話は昨日に遡る。昨日は物理学科で雑誌会という、とっとと廃止した方がよさそうな行事があった。何をするかと言えばM2くん達が論文紹介をするの。それだけ。実験系の研究室や理論でも物性系ならオーディエンスもたくさんでヤリガイも多少はあろうかという感じなのだけど、宇宙ですよ!うちの研究室。うちのM2くん達が発表するときの聴衆の98.6% くらい(目算)は内部の者だった。ゼミと変わらん。ま、それは良いのだけど、彼らが発表している間、うちの教授はずっと工作用セメダインを弄くっていた。あまつさえ、アブスト集に塗り塗りしてみたりもしていた。

なんでセメダイン持ってんの?

僕はずっとソレを考えていた。結局、結論が出なかったため今日になって直接教授に尋ねることにした。

「昨日のアレは一体ナンだったのでごぜーますか?」
「あぁ、アレ?息子に買ってくるやうに頼まれておったのだよ。部屋に戻る時間が無かったので直接アレ持って雑誌会へ行ったのである。」

デモ・アブストラクトニ・・・

 詳しくは聞かないことにした。退屈するとあんなことしてしまうもんさ、人間なんて。そうか、退屈していたのか。後輩のためにほんのちょっぴり心を痛めながら階下へ向かう。ジュースを買うのだ。この建物は11階建てだが、2階にしか自販機が無く、そこは唯一の喫煙スペースであるためいつもモクモク。あまり好きじゃない。ま、ジュース買ってとっとと部屋に戻るだけなので良いのだけど。

 喫煙スペースには男が二人いた。一人がもう一人の脳天に指を突きたてながら、「下痢ツボ」などと奇妙な単語を口にしている。ナンジャソリャ?痰ツボの仲間か?あ・・ダメ。そんなのは嫌過ぎ。きっと経絡秘孔のことだね。しかし、下痢になるのか、止まるのか。微妙な名前のツボだ。それに初めて聞く。自慢じゃないけど、中学生になるかならないかの時期から肩こり腰痛に悩まされていたため、ツボには詳しい。確か、コメカミにフカブカと指を刺し込むと、抜いた3秒後に、ショットガンの銃口をお口に含んで引き金を引いたような状態になったりするはず。安全装置は外してね。実はアニメの方で多用された「ひでぶ」、漫画ではハート様しか口にしていない。ハート様が雑魚キャラでありながら独自の地位を築けたのは、名台詞「いてぇよぉ」のためか、流行語「ひでぶ」のためなのかは非常に興味深い問題。だけど下痢ツボには関係無さそう。

ジュースを飲む振りをしながら二人組に近付く。合言葉は”さりげなく”。一人なのに合言葉。指を突き立てている部位を確認。あっ!!

ソコ・チガウ


ソコは下痢ツボでは有り得ない。だって僕は知っている。ソコが「痔の痛みを取る」特効ツボだってこと。昔、お昼に、みのもんたか誰かが言っていたぞ。

6月16日

 成績表の通信欄に、「明るくまじめですが、クラス全体が盛り上がっている時に、冷めた一言で盛り上がりを台無しにしてしまうところがあります。」と、書かれてしまった哀れな小学生がいた。彼は、「う〜ん、この先生には嫌われてるからこんなこと書かれてもしょうがないね。」と思い、その言葉を歯牙にもかけずスクスクと成長した。すっかり立派になって大学院で宇宙物理を専攻するほどに。あれ?

 ある日のバイト終了後のことである。非常勤講師控え室に戻るとお仲間が5人くらいワイワイとはしゃいでいた。そりゃー楽しそうに談笑していたのだ。訊かねばなるまい。

「何の話ですか?」

「いやぁ、P(仮名)って喫茶店の女の子が可愛いって話してたの。」

「あぁ、あの人ね。」

「あれ?たたり君もチェック入れてたの?」

「そーゆー訳じゃないんですけど・・ちょっとね。」

「ナニナニ?」

「客にエスパー★シールを配ってたのが印象に残っていて覚えてるんですよ。」

静けさや 岩にしみいる 蝉の声


なるほど、小学校教師はこの事を言うておったのだな、と妙な納得をする僕。しばらくして、すっかり気落ちした男性陣から質問が寄せられる。

「ナンデスカそれは?」

「ムーとかに載ってるじゃないですか。んー違うかも。幸福の科学とかが配っていたのかもしれない。とにかく、五芒星だか六芒星だかが描いてあるシールですよ。ああ、五芒星は邪悪な感じがするからきっと六芒星ですね。六芒は調和を表しますから。」
良くは知らないのだ。そちらのことは。

「ホントにそんなブツを?」

「疑うなら1回Pのトイレに行ってみたらどうです?友達がトイレを使ったときにシールが貼ってあったて悲鳴を上げて戻ってきた事がありますよ。」

絶望。その場の空気を表現するために生まれてきたような言葉である。

 フォローしとかねばならんな。沈み込んだ空気を察した僕はそう考えた。あの小学生も立派な大人になったものだ。

「でも、可愛いと思いますよ。」ニコ!!

6月15日

 けんきう室に到着後、まずお湯を沸かす。珈琲をいれるのだ。もしもこの世に珈琲が存在しなければ、僕は午前中という時間を失うだろう、等とどこかで読んだようなことを書いてみるが、実はその時既に午後一時。

 新聞を読みながらお湯が沸くのをしばし待つ。そこへ某助教授登場。某を付けてみるも、このけんきう室では二択問題。まだ、沸ききってもいないお湯で珈琲を入れ始める。あぁぁ、僕の珈琲が。先生が入れた珈琲を捨てて入れ直すのも感じ悪いので、珈琲断念。余分に作ってあるなら飲めば良いのにと言われるかも知れないが、僕知ってるんです、彼がトイレの後に手を洗わないのを。飲めません。

 その後、脱水症状に陥りそうになり、2階の自販機までジュースを買いに行く。JI○Eのところに、「コレは太陽のサ○リが出てきます」との張り紙発見。そうなのだ。昨日、珈琲珈琲と思ってボタンを押すと太陽の○プリが出てきたのだ。そうか、こーゆー張り紙をしておけば被害の拡大を防げたのだな。知ってたけど。自分だけ被害に会うのは寂しかったのでシランプリしていたのさ。僕はというと、「太陽のサプリは波紋のサプリ」とか訳の分からんことをほざきながらそれを飲み干したのだけど。

 しかし、「サ○リが出てきます」の張り紙を信じて押して、今度はJIV○が出てきてもそれはそれで悔しいかも。そんな訳で、別の珈琲を購入。自分の端末の前に座り、さて、と一息つこつと思うと、PCの上に妙な物発見。

がはぁん


僕が愛を込めて自作したPCの上に、上に、あぅぁぅ。
先ほどの助教授の珈琲カップが・・

嫌ぁぁぁ

6月14日

 クリリン(D4)は言った。

「推理がバナナの叩き売りにしか聞こえないんだよ。」

さらにエフケデ(PD)が続ける。

「最後まで誰が金田一耕介か分からなかったよ。」

だから僕は借りて見た、昨晩。八ッ墓村、金田一耕介役は渥美清。もちろん僕はジャパニーズ・コメディーの最高峰を期待していたのだ。

ハズレ

 全然ダメ。トツトツと話しやがって。そんなシャベリじゃ弱った金魚を掬う気にはなれないぞ。あぁ、そうか探偵だったね。だけど僕が彼に期待していたのは「寅さん」だったのでダメです。評価し過ぎです、先輩方。あ、話の筋は、昔8人殺された村で32人殺されて、その後また8人殺されるという話。途中、何度も「祟り」と連呼されるのに対して反応してしまう自分を再発見。一度目はもののけ姫。

 話変わって、「びじあり系と呼ばないで」のラルク暗視得る。あれはキット、マスコミに、「通信傍受を盗聴と呼ばないで」との圧力をかけた某国政府を身を持って皮肉っておるのだな。それはそれで見事なロッケンローラー魂。偉いぞキミタチ。呼び方変えて欲しくば中身変えるべし。

 昨日、ようやく論文のためのデーターが出揃った。しかし、がんばってプログラムを改良した割に結果があまり変わらないのね。いいけどね。自己満足のためだけにやった改良だから。今日からしばらく英語漬け。いやん。

6月13日

 今日は安田記念だった。昨日の時点での僕の結論。

◎ グラスワンダー
○ キングヘイロー
▲ エアジハード

 だが、何故かこの予想から渾身の1点勝負。◎ - ○ の1点。だってオッズが低いんだもん。結局痛恨の1点勝負。お買い物を済ませ、けんきう室に戻った僕に浴びせられる「オメデトウゴザイマス」の言葉もむなしい。僕の財布にエアジハードはいない。

 そのことを告げると「オメデトウゴザイマス」の声は一瞬にして罵声へと相転移。この相転移が1次なのか2次なのか、なんて考える気力も無し。ある人イワク、

「エアジハード、エアジハードって昨日連呼していたじゃないですか!!」

またある人、

「府中のサクラユタカオー産駒は押さえろって説教していたじゃないですか!!」

そしてトドメ。

「この予想で外せるなんて、恥ずかしい人ですね。」

うるさい。

何故、同じ馬券を同じ額購入した挙句、配当で自転車を購入しようと思っていた間抜けな後輩にここまで言われねばならぬのだ。おにょれ。
と、すっかり勝ったつもりの未来の配当で、夏服とアクセサリーを購入済みの僕は思った。ハズカシ。

6月12日

 僕は頭を掻き毟っていた。ガリガリ。すると、白いものがぽろぽろ。フケか?更に掻き毟る僕。ガリガリ、ぽろぽろ。妙な事に気付く。頭が削られてる?だがかゆみは止まらない。ぼりぼり。目より上の頭部を全て失った時、それなのに生きている不自然さに、あぁこれは夢なんだと認識。目を覚ました。

 ベッドの中で子供の時に見たアニメを思い出す。天才バカボンという名の、だけど何故かバカボンのパパが主人公の赤塚不二夫原作のアニメ。僕は彼の漫画は大嫌いだったのでテレビを点けた時にたまたまそのシーンを見かけてしまったのだと思う。多分こんなシーン。

 何らかの理由で刑務所(らしき場所)に閉じ込められるパパ。絶望した彼は、消えてしまいたいと願い「自分を食べればいいノダ」となるわけである。むぎゅむぎゅと美味しく自分の体を食した後、彼は気付く。「口はどうやって食べればいいノダ?」

 何らかの理由で刑務所(らしき場所)に閉じ込められるパパ。絶望した彼は、消えてしまいたいと願い「自分を食べればいいノダ」となるわけである。むぎゅむぎゅと美味しく自分の体を食した後、彼は気付く。「口はどうやって食べればいいノダ?」

 口から食べればいいのに。これがその時の僕の結論。人間なんて結局ドーナツ型をしているのだ。口から順に頭部をぐりっと内側に引き込み、黄門様から引きずり出して人間を裏返すことにより、自分を完全に食べるという命題を達成できる。もし、両足が消化器官を一度も通らないことが気になるなら足だけは先に食べてしまえばいい。

 今朝気付いた。これでは「消えてしまいたい」という願いは全く叶えられていないのだ。あのまま頭を掻き続ければ、僕は消えることが出来たのだろうか。

6月11日

 今日は他大学で Teaching Assistant のバイト。Delphi 使って Pascal を教えるのだ。で、3講目はテスト。しかし、何故「毎日 1, 3, 5 ・・・円と奇数円ずつ積み立てていって 100 万円を超えるのは何日目か?」って問題にそろいもそろって for 文を使おうとするの。しかも、奇数が 2n + 1 だって概念も皆無。奇数列の和を取るということがさほど難しい思考を要求するとも思えないのだけど。うーむ。文系と理系どっちの科目でも受験できる学科らしいのだけど。理系科目で受験した人名乗り出なさい。説教してやる。来週からはこっそり算数も教えよう。あとね、問題作る側もピッタリ 100 万円になるような問題作らないで。暗算でわかるでしょ?ピッタンコがあるの。”以上”と”超える”を勘違いしただけで減点するの心苦しい。したけどね、減点。

 ま、でもいつもに比べれば試験の日ははるかに楽。何しろ途中で質問に答えなくていいし、採点するのもたった4問。大変おいしゅうございます。しかも、3講目の試験終了後受け持ちの生徒は全員帰ってしまったので僕の仕事も終了。いつもの半分の時間で。自給二倍。オイシュウゴザイマス。

 車でバイトから帰る途中、ぼぉ〜と最近あった嫌なことを考えていたらうっかりアクセルをベッタリ。オートマは危ないね。幸い前を行く車にぶつかるような事は無かったのだが、念のためにどんな車か見る。だって、ベンツとかだとさっさと追い抜いておかないと怖いじゃない。今日、ぼぉぉぉぉっとしがちだし。車は幸いなことに白黒ツートンのしょぼい車。でも、とろとろ走ってるので抜いちゃえ。加速。あ・・なんか車に書いてある。「北海道警察」。無理です。僕には抜けません。いくら「ホンダの車の中身は F1 ダゼー」とかって嘘つきまくってる僕にもあの車だけは抜けません。ホンダと言えば、S2000. カッコイイかと思っていたのだが実物見ると正面顔に問題あり。走りを楽しみたい方には良いのかも。

 途中で旅行の資料にビデオを借りる。フルメタルジャケット。だって・・ベトナム。もう一本借りたのだけど、こちらは見てから感想を書きたい。

6月10日

 草木も眠るウシミツドキ。どきどき。その男は交互に拳を突き出していた。ぱふぃ?しかし目には殺気。その見つめる先には・・え!!僕?

 位置関係はこんな感じ。彼は大学近傍のコンビニの立ち読みコーナー。あ、別に立ち読みコーナーではないのだが、似たようなもんでしょ。僕はそのコンビニの前の道をテケテケ。彼はガラス越しに僕に殺気を惜しみなく注いでいる。んー、踊っているわけではなさそう。そう結論付けたのは、あまりにリズム感が無さ過ぎたから、彼の動きに。もしかしてボクシング?はじめの一歩でも立ち読みしてしまったのだろうか?それにしてもリズム感なさすぎ。不思議な・・というか恥ずかしい動きだ。新手の手話?拳で語りたいのかしら。オマエモマサシク強敵(トモ)ダッタ・・とかって。

 とにかく僕に分かるのは、知らない男性(北大生風アオビョウタン)が僕をにらみ付けながら左右の拳をゆっくり、ゆっくりと繰り出しているということだけである。

ナンダカアブナイ

それは本能の囁き。最近暑い日が続いたから・・・。こんな場合はアレだ。目を逸らしてはいけない。目を逸らした瞬間に飛びかかって来るに違いない。

アイダニガラスガアルノニ?

だけどムツゴロウさんがそう言ったんだ。メヲソラシテハイケナイ。だから僕は目を逸らさずにコンビニの方へと近づいて行った。決してガラス越しに kiss とかそんなロマンちっくなことを目論んだのではない。ちょっとプレッシャーかけてみよう、そんな可愛い試みだ。

 2m, 1m. 参ったな。ロボットのように正確にへなちょこな動きを繰り返すだけ。結局ガラスを隔てて 50cm くらいの地点まで到達。困ったな。それまで、努めて何気ない顔をしていたのだが、流石に気味悪くなって来ていたので自分のツブラでキュートな瞳にも殺気を込めてみる。エイヤ!!あ、やった。目を逸らしてくれたよぉ。でもまだ手が動いてるってことに彼のコダワリを感じたり。で、僕は向こうが目を逸らしている隙に脱兎のごとく逃げ出した。

 角を曲がる時に振り向いて見たら、まだヘナチョコ・シャドウボクシングを続けていた。あー怖かった。彼もだけど、その間、全く気にする様子も無く立ち読みをし続けていた人達も。でも結局、何者?

 今日はネットワークの調子がおかしい。 SINET の出口がつまってる様子。503 Service Unavailable ってどんな時発生するのだろう?

6月9日

 昨日、旅行の計画を立てていて、3週間程度の日程ではアンコールワットとコモド・ドラゴンは両立しないことに気付いた。なんとコモド島へ行く船は1週間に1本しかないらしい。泣く泣くコモド・ドラゴンはあきらめることにした。素晴らしいのに、コモド・ドラゴン、名前が。それよりアンコールワットである。戦争の影響で大分傷んでしまっているらしい。早めに見に行かないと唯の石になってしまうかもしれない。ま、きれいな遺跡を見せられてもやはり唯の石としか思わないのかも知れないが、これは父親の血であろう。彼はヨーロッパの城のことを「石」と呼び、日本やその他アジア諸国の神社仏閣の類を「木」と呼んで、そんなものを見ても仕方が無いと言う。同感である。 ただし、彼の場合、山、森、湖、海、フィヨルド(お気に入り)のような自然物には心を動かされることもあるようなので僕より若干マシな感受性の持ち主であるのかもしれない。僕の場合はなんと言っても動物くんである。動いてナンボ。そんな理由でコモド・ドラゴンは是非!!と思っていたのだがしっかり保護されているようなので即座に滅びるということも無いだろう。またの機会に行かしてもらうので待ってておくれ。

 旅行のプランは大体、マカオ、香港、ハノイ辺りの都市に飛行機で乗り付け、陸路をホーチミンまで南下、たっぷりナンプラー。政情不安定なカンボジアへは空路で入り、アンコールワットを見てバンコクへ脱出。タイ国内をぶらぶらしつつ機を見てシンガポールまで南下。そしてジャカルタまでヒトットビ。西へ進んでバリ島へ。たっぷりと紫外線を跳ね返してデンパサールから帰国。ふぅ。大丈夫か?3週間で。2歳から4歳までの2年半をエルサルバドルで過ごしているので今更政情不安定くらいでびびったりはしないのだけど。

 エルサルバドルに関しては同名の映画があって、そこに描かれている時期がちょうどうちの家族がいた時期とオーバーラップするので大変参考になります。大きくなってから見たら怖かったです。

6月8日

 昨日の日記に関して、痛すぎて最後まで読めないとのコメントをいくつかいただきました。スイマセン。僕はすっかり経験値が上がったので痛みには強くなりました。

 あ〜困った。バグが取れないのである。ほんの3ヶ月くらい前まではちゃんと動いていたプログラムをちょっと弄くっただけなのに、不可解なバグが発生。しかも、発生条件が良く分からない。バグ取りというのは、ちっとも楽しくない作業なのに時間が経つのを忘れさせるという性質を持つため厄介である。ここを直せば正しく動作するかも・・ダメ。じゃーここを直せば・・、なんてやってる間に空が白々としてきて小鳥のさえずりが聞こえて来たりするのだ。今日もこのパーターンかも。取りあえず、ここをクリアーしておかないと論文が仕上がらなくて困ってしまうのだ。

 ここ数日のアクセスログを調べていて奇妙なことに気がついた。ダイレクトに非日常の権狐にアクセスしてくる人がいるのだ。どうも、サーバー情報から同一人物と思われる。この人、毎日数回「権狐」にアクセスし、そのまま他のコンテンツを見ずに出て行くのである。しかも、どこかのリンクを辿って来ているわけでもなく、bookmark からかもしくは自動更新チェックかといった感じ。そもそもあんなものに直リンクする馬鹿も考えづらいが。気になるなぁ。ここは読んでないみたいなので書いても仕様が無いが、あそこは一生更新する予定無いっす。更新しようも無いし。

 天声人語にクイーンズ・イングリッシュに関する記述があった。エリザベス女王が、

The young can sometimes be wiser than us.

と言った件に関して、"than we are." が正解だと英日曜紙に記事があったとのこと。う〜ん、文法的には確かにそうなんだけどさ。我々が中・高校で習うのはむしろ米語よりなわけで、"than us."の方が好まれるのだけど。やはり女王が正しいクイーンズ・イングリッシュを話さないってのは、クイーンズじゃなくなってしまうちぅことで問題なのかもしれない。そんなことよりもむしろ、英国クイーンズ・イングリッシュ協会なんてのが存在することに僕は吃驚したのだけど。

6月7日

 今日の新聞に、小学校で教師が画鋲を使って体罰という話が載っていた。なんでも、指示棒の先に粘着テープで画鋲を貼り付けて、そいつを押し付けたらしい。う〜ん、手が込んでる割にやってることがみみっちい。その妙な道具は何を考えながら作ったのだろうか。

   実際のところ、画鋲が刺さると結構痛い。小学生のときに高い所の物を取ろうと思って机に乗った際に、仰向けになった画鋲を踏んづけたことがある。見事に刺さった、フカブカと。しかし、刺さった時の痛みはさほどでもなかったのだ。問題はむしろ、その深々と突き刺さったブツを抜くときだった。抜けないのだ、しっかり刺さりすぎていて。画鋲をグリグリと回転させて何とか抜き取った時の僕の顔色にはデスラー総統も吃驚だろう。

 画鋲も痛いが、今までで一番痛い思いをしたのはなんと言っても出産・・じゃなくて歯の治療であった。小学生の時に学校の廊下でビーダマサッカーをしていたときに、見事にスライディングタックルを決めたまでは良かったが、起き上がろうとする僕の上に相手が倒れこんできたのだ。床に kiss. 僕の周りには白いものが飛び散っていた。それが僕の前歯の一部であることを知ったのは家に帰って鏡を見たときだった。しかしたいしたことは無かったのであまり気にしなかった。

 症状を説明すると即座に歯医者は言った。

「神経が腐ってますね。ほっとくと脳まで行っちゃうよ」

ノー!!なんてクダラナイ事を言っている場合ではない、実際そんなことは言わなかった。さて、治療開始である。独特の嫌な音を立てながら歯の裏に穴が穿たれる。きゅぃ〜ん。終わると、その歯科医は僕に尋ねた。

「今何年生?」
「6年です」
「じゃー、麻酔無しでも大丈夫だね」
「は・・ぃ」

ちょっと迷ったのだが、歯医者で食らう麻酔は歯茎に注射されるため、しばしば、治療そのものよりも多くの痛みを伴うという噂を耳にしていたため麻酔は遠慮したのである。ちょっと考えれば、麻酔の痛みを経験した人間が治療そのものの痛みを100%感じることはありえないことなので、そんな噂は眉にたっぷりと唾を塗りこんでから聞かなければならないことくらい気付きそうなものだが・・・。あまりに僕は幼かった。その後、その医者が展開した治療は、腐った神経を抜くというものだった。腐っていても神経は神経、直接触られるとものすごく痛いのだ。細い針の先に脱脂綿を巻いたようなものを何度も何度も何度も僕の歯の裏に開けた穴から突き刺す。途中、彼は思い出したように、

「痛くないかい?」

と、聞いて来た。僕の舌は彼の指によってしっかりと押さえ込まれている。柔道経験者に聞いた話では完全に決まった押さえ込みは、まず外すことは不可能らしい。口を利けない僕は、涙目で精一杯訴えた。

トッテモイタイレス

彼はニッコリと微笑むとおもむろにまた針を突き刺し出した。アイコンタクト失敗。

 治療を終えた時には、僕はデスラーどころか、鏡の前のガマガエルのようになっていた。その僕に、医者はやさしく言った。明日もきてね、と。明日は麻酔をお願いしよう、そう心に誓いながら帰路につく僕であった。翌日、お願いする間も与えられずに僕の舌が押さえ込まれることなど知らなかったのだから仕方が無い。そしてまたガマガエル。

 話が逸れてしまった。今日書きたかったこと。体罰ダメ。

6月6日

 今日はダービー。と言っても、競馬初心者の僕にとっては別になんの思い入れも無いので普通に予想、いつも通り 2000 TEN 購入。あ、何度も言うが TEN は日本の通貨であるところの YEN とは何の関係もございません。イッテンイチエンなどと言う下司な勘繰りは遠慮願いたい。ぇへ。詳しいことは競馬のページに書いてあるが、僕の本命は11番のナリタトップロード。武豊騎乗の2番アドマイヤベガは自信の消し。だったのだけど WINS で馬券購入(あれ?)の際に突然この馬が気になりだして5番ヤマニンアクロとの馬券を 100 TEN 購入。飛び出せマンバケン。しつこいようだが僕の本命は11番ナリタトップロード。結果、

1着---2番 アドマイヤベガ

2着---11番 ナリタトップロード

あれ?

 さて WINS を出た後はジーンズを買いに行った。この時点では結果を知らないため財布の中には万馬券が入っている気分でお買い物♪リッチな気分でお買い物♪適当に気に入ったものを選びその足で今度はピアスを買いに行く。そろそろ穴もしっかり出来てきたのでダサダサファーストピアスを取り外しておしゃれなものに付け替えたい。自分用のアクセサリーを買うとき、買ってもらうときに大事なポイントは男用を買わないことである。ごついのだ、男物。そんなにオトコラシサを強調したいならアクセサリーなんて付けんなよ!!と、青年の主張なんかをしてみたりする。でも、メリケンサックは男物でも可です。実用性があるが故に。

 そんな理由で、ピアス売り場で食い入るやうに女性用のピアスを見つめるぼくのところに店員のおねーさんがきた。ピアスはだいぶ前に気に入って目をつけていたものだ。

「プレゼントデスカ?」

またかよ。なんで僕が男に贈り物をしなければならないのだ。あぁぁ、違うのだ、今度は店員さんの方が正しい。女性にってことね。

「いーえ、僕用です」

とは言えないヨワキココロの僕。

「そーれす」

なんて、適当な返事をしておく。店員さん、石とかは何が好きですか?なんて言ってるけど今回は石には興味無し、買うのはプラチナのキューブがぶら下がっているピアスと決めてきている。何しろ財布にマンバケン、プラチナ程度はドンと来い♪馬はまだ出走もしてない時間。ちなみに青っぽいのや紫っぽいのや黒っぽい石が好き。

「お誕生日はいつですか?」
「12月」

尋ねる店員、答える僕、凍りつく空気。まるで半年先のバースデイプレゼントを買いに来たかのような返答をしてしまった。そう、それは僕の誕生日。反射的につい・・・

「・・・あ、誕生日用ではないんですね?」
ニコ ← 引きつった顔の店員さんが表現したかったであろう音。
「ええ、違うんです。だから誕生石とか全く関係ありません。」

釘をさす僕。だいたい買うものは決まっているのだ。それを見せてもらう。うん、悪くない。その間も店員さんしゃべりつづける。

「それはちょっとかわったデザインで、おしゃれな女性にはピッタリだとおもいますよぉ」

ダケドソレハボクノモノ

「じゃ、コレ下さい。」
「え?ずいぶんアッサリ決めますね。」

ズットマエカラスキデシタ

お金を支払う僕にさらに追い撃ちがかけられる。

「リボンはどうしますか?」
「いらないっす。そーゆーんじゃないですから。」

いや、マジで。

6月5日

 1行コメントの文字化け問題だけどイロイロな人にアドバイスしてもらいました。ありがとうございます。んでも、enctype とか charset とかはすでに実験を重ねていて、やっぱダメなんですよね、それでは。一応、ちゃんとEUCで届くメールと何故か一部文字化けしてしまうメールのちがいは分かったので、それで良しとしたい。ネスケなら大丈夫、IEだとなんかダメなことが多い。僕がIEでやると Beckey という普段使ってるメーラーが立ってしまうのでIEの方の実験は事実上できない状態なのだ。ま、IEの人はめーらーでメッセージ書いてもらえればイイカナなんて思っていたのだけど、見てるとメーラーが立たずに送れてる人もいて、そーゆー人からのメールが文字化けしてるのではないか?といった感じ。以上ただの憶測なんだけど。

 昨晩家に帰ると FAX の後ろに紙が垂れているような気がした。覗いてみるとイギリスに滞在中のはずの母から、FAX が届いていた。3日前に・・・。見えないところにたれちゃうんで気付かないことは結構多い。なんでもポルトガル南部のなんとかってとこに父と二人で遊びに行くという内容。きぃ〜。うちの両親、学生の僕よりも旅行しまくり。なんで父よりも僕の方が暇が無いのだらう?ちくしょ。8がつにはまたどこかに旅行に行くらしいし。こうなったらやっぱ父親には絶対にできない、そして母親は気性的に耐えられないビンボー旅行をしてうらやましがらせるしかない。何故彼らには不可能かと言うと、コシヒカリからきらら 397には戻れまい、って理由。よし、行くぞ。そんでお腹なんかも派手に壊しつつなるべく悲惨な旅行にして話の種を作るのだ。最終目的は無事に帰ってくること。なんて素敵。

 そういえば、「宇宙物理」はなんかカッコイイです、ってなメールをいただいた。つーことはアレかい?肩書きを名乗って女の子(野郎も)が引くのは肩書きよりもむしろ本体(ボク)に問題があるってことでは・・。ムギュ。

私的無用の長物

  • 携帯電話 (最近は唯の時計化)
  • FAX (来ても気付かない)

6月4日

 昨日から試験的に空メールのところにメッセージ欄を付けてみたのだ。しかし、この HTML ファイルが置いてあるサーバーは文字コードを JIS に変更せずにメールを送り出すため EUC のメールが届いてしまうのだ。ま、EUC でも読めるから良いんだけど、気持ちが悪いのと、他にも同じようなことが起こる端末があって、そっちは直さないと深刻な問題を抱えてしまう人がいることもあって、昨日は半日ほど sendmail.cf をいじくり回していてのだ。結果、夜中までかかって断念。ボクニハムリデス。ま、もう少し sendmail の解説書でも読んでみるけどさ。それが原因なのかどうかは知らないが、ある方から戴い たメッセージは文字化けしていて読めなかった。もはや文字コードがどうとか言うことで はなく、見事な文字化け。う〜ん、困った。CGI かますのも面倒だしねー。なんとか HTML だけで対応できないかなぁ。

 実は今うちの大学は学祭真っ只中なのだ。昨日、けんきう室の人たちと晩御飯を安くあげようと大学内のメインストリートを北上。例年通りならば最北の地に留学生による郷土料理店が密集しているはず。はっきり言って北大祭でやるべきこととは留学生のお国料理を食すこと以外には無い。しかし、一番北まで行ってもそれらしい店は見つからず、結局、そこら辺で適当に適当なものを買って食べた。激マズ。どう考えてもみたらし団子ようのたれを塗ったとしか思えないヤキトリ。ベーコンとケチャップを妙にべっちゃりした生地に挟み込んだ、ピザ味のタイヤキと称する物体。生地が上品にべっちょりと柔らかく焼き上げられて、爪楊枝を刺すとタコが楊枝に刺さって取り出せるタコヤキ、アンドソーオン。今日、下痢をしていなかったのは不幸中の奇跡と言えよう。

 そして今日、バイトに向かう途中、車のラジオから「今、北大に来ています。なんと言っても留学生によるお国料理がお勧めです。」と言う声が。あれ?その後、メニューの説明が・・・ぅぅおいしそうだ・・昨日食べたものよりは。そして場所の説明が。うわっ、理学部のめっちゃ近くやんけ。灯台下暗し。でも、なんか昨日でこりちゃったからもう食べに行かないような気がする。

 夜、またあのオバサンからけんきう室に tel. 今度は宇宙で一番小さな物質を発見したらしい。ソイツハスゴイヤ。

6月3日

 今朝は小鳥のさえずりといい、涼風といい、実に爽やかであった。何故、そんな爽やかな時間@午前4時半 に外を歩いていたのかといえば、帰り道だったのである、研究室からの。結局今日の論文紹介の準備をしていたらそんな時間になってしまったのだ。まぁ、その論文を読み始めたのが昨日の昼過ぎなのだから当然と言えば当然の報いなのだが。僕は、けんきう室での論文紹介でもトラぺ(OHPシートのことじゃ)に TEX で書くことにしているので論文を読み終わった後にも時間がかかる。他の人のように黒板にチョークでぐりぐりしながらやればよさそうなものだが、それだと発表に余分な時間がかかるのと、うまくまとまってないまま説明しないとならないのでヤなのだ。手も汚れるし。

 そんな事情で家にたどり着いたのは午前5時ごろであった。ごみを出し、シャワーでも浴びてさて寝るかと思ったときに、昨日、珈琲をこぼしてしまったシャツを漂白するため洗濯機にタイマーを仕掛けていたことを思い出す。取り出す。おぉ、まっちろじゃ。しかし、僕の帰宅時刻が予定時刻よりも6時間ほど遅れその結果洗濯物の救出も遅れたために匂いたつようなカホリ。嗚呼、もう一回だ。こんな時刻なのに。しょうがないので、洗濯機を回し、お風呂に湯を注ぐ。もう3時間くらいしか寝れないので、できるだけ疲れを取っておきたいの心。

 実はビンボー・ガクセーにとってお風呂にお湯を張ることはとんでもない贅沢であり、もしも毎日、かくの如き暴挙に走ろうものなら月のガス代は軽く5桁に届いてしまう。これはえらいことである。何しろ冬は、毎日シャワーで凌ごうともガスストーブのせいでガス代は5桁になってしまうからである。この上、風呂に入るなんて・・。人はガスのみにて生くるにアラズ、である。なにはともあれ、今日は特別だ。何しろ昨日も3時間しか寝てないのだ。疲れを取らねば積極的に死にたい気持ちが芽生えるかもしれない。そしてお湯を注いだ。

 電子音で目を覚ます。ピー。あ・・・洗濯終わったんだ。今度はすぐ乾さないとね。洗濯機に向かう途中、お風呂場から水の音。あ!!うぉー。お湯を出しっぱなしでウタタネをしていたらしい。もちろん、ある水位まで行けばそれは強制的に排水されてしまうので部屋が水浸しなんて大惨事になったりはしないのだが・・洗濯にかかる時間からエスティメイトすると、風呂桶 1.5 杯分くらいのお湯を無駄にしたに違いない。くすん、僕のガスが・・

6月2日

 今日も、ものすごく暑かった。おまけに湿度も高い感じ。僕の脳みそは他の人よりも高いクロックで動作しておまけに内部処理も超高速なため、発熱が激しく、結果、25℃を超えると全く何も考えられない仕様。なんて、自分を傷つけないように仕事が進まない言い訳をしてみたりしても、明日の論文紹介をしなくて済むわけではないのでむなしい。

 で、暑さのために僕の頭蓋骨の中に安置された高性能 CPU が狂ったのだろうか。今朝珈琲をシャツにこぼしてしまったのだ。実はこれは結構やりがち。カップを傾ける動作とカップを口に近付ける動作のタイミングがうまく合わないとこうなるのである。似たような現象にドアを空ける前にドアに突入、冷蔵庫のドアが開く途中で中を覗き込み、目から火花などがあるのは皆さんご存知の通りである。分散メモリ型並列プログラミングで同期を取り忘れた場合を考えれば理解の助けになるであろう。

 そんなこんなで眩いばかりの白さを誇った僕のシャツはそりゃー見事な琥珀色へと変化を遂げたのであった。。こうなれば、アレです。漂白です。洗濯機にそのシャツを放りこみ、ついでにその他の漂白をしておいてもよさそうな服たちも放りこんだ。そこへワイドハイターと洗剤を入れてタイマーを仕掛ければ無事終了。学校から帰ってくる頃には琥珀色のシャツも光を反射する能力を取り戻すはずである。さて、と手に握ったワイドハイターのふたを取る。そのとき僕の目に飛び込むキッチンの3文字。まずい。間違えてキッチンハイターで衣類を漂白してしまうところであった。キッチンハイターといえば、某鈴木某その子も洗顔に用いているというアレではないか。こんなものを衣類に用いてはどうなってしまうか想像もつかない。で、今度はちゃんと確かめてワイドハイターをぽむぽむと洗濯機に入れた。

 キッチンの方だとどうなったのだろうか?要らない服で実験してみたい。

6月1日

 今日はものすごく暑かった。真夏だね、これじゃ。きっと28℃くらいあったと思うのだ。で、暑い中がまんして昼過ぎに英会話に出かけた。でも暑さでボーっとしていたので人が何言ってるのかあまり聞いてなかった。驚いたことが一つ。 Lesson の行われる部屋に入ると謀事件の容疑者の方とそっくりな女の人がいた。そう思っているのが僕だけなのかどうか自信が持てなかったので、隙を見て、隣にいた女の子の耳元で「ヒソカレー」と囁いてみた。その人がぶっと吹き出したので自信は確信へと美しく変化を遂げた。

ちょっと気になったのだが、自信が持てなかった状態で自信が確信に変わると「確信が持てなく」なりはしないだろうか?いーけどね。でもやっぱ変。

 研究室に戻って来る途中、朝から何も食べてないことに気付きコンビニへ。適当にお弁当と野菜ジュースを選びレジへ。「・・・円になりまーす」と言われたのでお金を払う。すると、「お弁当はアタタメマスカ?」と聴いてきたので、反射的にオネガイシマス。研究室にも電子レンジはあるのだけど。したら、「じゃーそこにレンジがありますのでお客様の方で温めてください」と。

アタタメマスカって言わへんかったか?さっき。


ここで自分で温めるくらいなら研究室でチンすれば良いのだ。


モドル