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ハチガツノオカモトサン


8月31日

とむ

 はじめの一歩の著者近影を見ながらコウハイくん (M2) と、「このヒト普通そうだから、カタカナでジョージなんて名前にしてしまって今ごろ激しく後悔しているのではなかろうか」という話をしていた。例えば、モノゴコロついたときに幼稚園で自分だけ名前がジェームスだったなんてコトを知ったとしたらワタシなら耐えられなかったであろうとかそんな話をつらつらと。

 そんで夜中、ウシミツドキを過ぎた頃、突然ニンゲンの話し声があぱーとに響き渡った。「ゴメンな、オレ、足が短いからこれが限界」と。いったい、足が短いからと謝らなければならないのはどのような状況なのだろうか。もちろん長いに越したことはないだろうが、短くて迷惑かける類のモノでもなかろうに。状況は良くワカランがどうやら男女がアルコールをキメてベランダでキチガイモードに片足を突っ込んでいるらしい。ぎゃはは、あはは、とイミのわからん声が聞こえるうえに何故か徐々に気温も上昇してきたようで寝苦しくてベッドの上をゴロゴロゴロゴロ。

 そのうち、オトコの方が「わたしはぁ〜」と大声でナニかを宣言しようとしたのをオンナの方が止めたみたいで、わたしはなんなのさ、とそれなりに気にしながらゴロゴロ。しばらく後、オンナが止めるのを振り切ったのか大声がまた聞こえてきた。

「わたしはぁ〜、文学部ぅ〜、どくたぁのぉ〜、トムでーす!」

 ウルサイぞ、とむ。それにしても、とむって… それでいいのか文学部感がまたまた高まった夜。


8月30日

しちーぼーい

 T/C はめんどいし現金は不安だ、ちぅことを思い知ったので次に海外にオデカケするときのタメに citibank に口座を作ってきた。ふっふっふ、これでだいたいドコでもオカネが引き出せるわん♪とホクソエム僕にぎんこーのおねいさんが「月のあべれーじが30万円を切ると口座維持費として2500円(だっけか)イタダキマスから」と言われてしまった。なんやねん、口座維持費って。とほ、30万円もドコからひねりだそー。

 そんで、説明を読んでいると円をあっちゃこっちゃの通貨に換えてまた戻してをやることによりオカネ遊びも楽しめるシステムのようなんだけど、むちゅーになるとヤバイのでやめとこ。JRA 預金だけで十分♪

旅行中にみた映画のかんそーなんぞを…

いじょ。


8月29日

けんみんの

 ちょいととーきょー(嘘)へ行くのに道民らしくえあどぅを使おうかと思ったのだけど、ワタシがよーろっぱをウロウロしている間に住民票が移されるという大事件(帰国後知った)が起こっており、良く考えればもう道民ではないのだわんと JAL や ANA を使用することにした。だって値段かわらないのに、えあどぅってば座席がちょっと狭いのよ。

 それはさておき、えあどぅの日本名が北海道国際航空だってのはやはり気候区分図で見たときに北海道だけ水色でまるでロシア領のようだからなのだろうか。恐山の上に「北方領土をかえせ!」とか書いてあるとやだなー。

 しかし、イチ県民となってしまった今、帰国するなりこんさどーれがまだ首位であることにホッとしたワタシの立場はどうなってしまうのだろう、つか、そのうちまた住民票を取り戻すわん。

 ちなみにとーきょー(嘘)ってのは、小学生の頃に、「東京から来たホゲホゲです!よろしくオネガイします。」と元気よくアイサツした転校生に、「東京のどこですか?」と尋ねると、「う…うらわ」なんて返事がやたらめったら多かったのでそんなイミの広義のとーきょー(関東)のコト。あ、ヨコハマのヒトはヨコハマから来ましたって言ってたカモ。


8月28日

キメるのはキミだ

 成田から新千歳までのひこーきの中、僕の隣には小学校低学年くらいのメガネくんが座っていた。そして、座席につくなりぽけもんのマンガを読み漁るメガネくん。横目で見ながら、「そういやぴかちうはヨーロッパでも(コドモに)大人気だったなぁ。うちのけんきう室にもぴかちう好きのコドモ(M2) 飼ってるけど」なんて考えるワタシ。

 しかしそのメガネくん、やたらと飽きっぽい。離陸直後にマンガを隣の母親らしきヒトに手渡すとおもむろにリュックからゲームボーイを取り出してぴこぴこ。「おぃおぃ、電子機器の御使用は…ってさっきアナウンスしてただろ。注意しろよ、ハハオヤ。」とびくびくしながら横目でただ見てるだけの弱気なワタシ。しかし、この親にしてこの子、というかオタマジャクシの親はカエルと言うか、一向に注意するそぶりを見せないハハオヤさん。びくびく。

 ところがメガネくんは極めて飽きっぽい性格の持ち主らしく、1分もしないうちに再びリュックを取り出す。ぢ〜とジッパーを下ろすとなんとリュックの中身は菓子菓子菓子。なるほど、さっきからの見事なまでの集中力の欠如っぷりはおかしのキメ過ぎであったかと納得するワタシ。しかし、なんだろう?初めて見た気がしないな、このメガネくん。でじゃびゅ?ぽけもん、おかし、あきっぽいとキーワードを並べて、あーそーか、こーゆーのが成長するとあーゆーの (M2) になるのだなと既視感の原因に思い当たる。あーゆーの (M2) がどーゆーのなのかは敢えて言うまい。

 さてその後もはげしく、ゲームボーイとぽけもんとおかしのサイクルを繰り返し、ひこーきは着陸態勢に。流石に今度はすっちゃですさんにイエローカードを出されてハハオヤのヒトもゲームボーイを取り上げる。で、イロイロなコトに飽きてしまったらしいメガネくんはぺっちょりとハハオヤのヒトのヒザに上に倒れてすやすや。メガネが壊れる可能性を考慮したのかソレを外してしまい込むハハオヤのヒト。ああ、もうメガネくんはメガネくんではないのだ。

 そして着陸。もとメガネくんはハハオヤのヒトに起こされて不機嫌そう。通路を挟んだ反対側の座席にはもとメガネくんのおばあさんとオバさんがいて通路で合流。まだ降口も開いていないのに先へ行こうとするもとメガネくんの腕をむんずとハハオヤのヒトがつかむと、「いたいなー!」と言ってハハオヤのヒトにビシバシとパンチ。「まだ開いてないからまちなさい」と言ったおばあさんとオバさんにもパーンチ。その後もぎゃーすぎゃーすとわめきながらぱんちを繰り出し続けるもとメガネくんに他の乗客は呆れ顔。ハハオヤのヒトも叱ればいいのに叱らんし。おかしをキメ過ぎるとキレやすくなるっていうのはこーゆーことなのかと妙に感心して眺めるワタシ。

 降口が開いて乗客が動きだすと今度はもとメガネくん、あいでんちちーを取り戻そうとしたのかハハオヤのヒトのりゅっくにしがみついて「めがねかえせーめがねかえせー」とキチガイモード ON♪後ろにいるワタシは当然そこで足止めされた。どーしてこいつはこーなのかなぁ?というギモンを抱いたがおそらくそれに関してはにオコサマなコウハイくん (M2) のヒトコトがカンペキな解答を与えるであろう。彼は過去にこう言っていた。「おかしがキレるとイライラする。」

 あぱっちのバージョンを上げたら見れなくなったという苦情が続出したのでもとにもどしました。もう大丈夫でっしゃろやろか?


8月27日

やまづみ

 普段からめちゃくちゃな生活をしているので、何時に目覚めようがそれが時差ぼけなのか単なる夜更かしくんなのかまったく区別つかず。それはともかく久々にふかふかのベッドで眠って快眠♪

 本当は、旅行中にどうせヒマだからと何本か論文を持って行って読もうと思っていたのだけど論文の束をシッカリと机の上に置き忘れてけんきう会終了後はまったくおべんきょをしていなかった。で、20日近くも留守にしていれば当然 TO DO は置き忘れた論文の上にさらに山積になるわけで、とりあえず今日は、筑波でやったけんきう会の Proceedings をイッキに書き上げて勘を取り戻そうかともくろんでいるのだけど、すっかりなまりきっているのでタイヘン。

 ろんぶんを置いて行ってしまって、日本から本も持って行ってなかったので、向こうの古本屋やふりーまーけっとでえーごの本を探してテキトーに読んでいたのだけど、1行に3つくらい知らない単語があることもあって、辞書ヒキヒキ。僕が極めて特殊なえーご(あすとろかんけー)以外には多大なモンダイを抱えていることを思い知らされた。

 いそがしいのでフランス編はおちついてから♪


8月26日

とりあえずイギリス編

 つーことで、けんきう会から戻って来た。なかなか有意義な議論ができて楽しかった。やっぱ、けんきう会のテーマと自分のけんきうが fit してるとオモシロイ。パリからのひこーきで隣に御仏蘭西のでぶちんくんが座っていて連続肉弾むちむち攻撃をしかけてきたので一睡もできず、今、くらんくらん。しかもトイレに行って戻ってくると僕のクッションが無くなっていて、あれー落としたかなーと思ったらなぜかでぶちんくんのアタマの両脇にクッションが。なぜ!? 熟睡しているとばかり思っていたのに、どーやってそんなポテンシャルの高いトコロまで僕のクッションを引き上げたのだ?起きろコンチクショーとエルボーでがっすんがっすんやってもぽよん♪とはじき返されてまったく効果ナシ。で、ヨロヨロになって成田に着いて、札幌への乗り継ぎに4時間待たされてぐったりしていたので、しゃるるどごーる空港で買っておいたナカヨシくんへのカマンベールチーズとけんきう室へのくっきーを新千歳空港駅で JR の切符を買うときに不審ブツ風に置き去りにしてしまったよう。ゴメンナサイ。

 以下旅行記のようなモノ。

 8/8 に札幌出発。成田でパリ行きに乗り換えるのだと思っていたら関空だった。で、しゃるるどごーるで乗り帰るときにサマータイムを忘れていて乗り遅れそうになるが bording が同じ位遅れたのでせーふ♪で、ロンドンのひーすろー着が 17:30 くらいだと思っていたのだけど、それは実はパリ着の時間で、ひーすろー着は 20:30 くらいの予定だというコトを知る。しかも、うそー 20 分で着くの?なんて時差ってモンをすっかり忘れた考えを一瞬でも抱いたあたり、先行きが不安♪結局ひこーきの遅れで、ひーすろー着は 21:30 頃に。んで、ちゅーぶ(地下鉄)に乗る頃にはもう 22:00。きゃー、今夜の宿、どないしょ。とりあえず、空港から 40 分程度で行けるトコロにあるユースに行って、泊まれますか〜?と聞いたらおっけ♪つーことでロンドンの宿は2泊分確保。

 とりあえず、観光より前にバーミンガムに行く列車の時刻を知りたいので 9/9 はユースストン駅へ。時刻表を確認したのち、さて、適当にロンドンをナナメに歩いてユースまで戻ってみようかと思ったらトイレに行きたくなったので、最寄りの無料トイレということで大英博物館へ。過去2回来たことがあるのでトイレだけ借りてさよーなら。ずんちゃかずんちゃか迷いながら歩いて途中で御目当てのあんちーくのマーケットを覗くが良いモノが無かったのでまたさよーなら。14:00 くらいにユース着。迷ったり寄り道したりしながらでもユーストンからアールズコートまで4時間程度で歩けるということはロンドンは結構ちいさい♪ヒマなので映画でもみようとピカデリーサーカスの方へ既に捧と貸した両足を動かしてえっちらおっちら。ICA (Institute of Contemporary Art) つーところでイロイロな国の小作品を見れるらしいのでまた、徹底的に迷いながら辿り着く。ちきうの歩き方の地図っていーかげん…。で、題名は忘れたけど「マグノリア」をマックロに色づけしたような映画を見た。無関係なヒトタチが小さな接点で影響を与え合い、破滅に向ってマッシグラって感じでひじょーに面白かった。しかしリスニングの練習になるかと思ったのに多分東欧の映画で、ナゾの言語 (スペイン語やドイツ語やフランス語やイタリア語ではないということしかわからない) のヤツで英語字幕だったので速読の練習になってしまった。夜になっていたのでチューブに乗ってユースへ。

 明日から2日間けんきう会なのでバーミンガムに移動。 Virgin Mega Store と同じマークのついてる列車の方がキレイで速いのだけど、安いのにしてあげるね、とチケット売り場で言われて Silver Link というやつにしか乗れないチケットを売ってもらう。一応特急。バーミンガムにはユースがないらしいので、大学へ行き易いように駅のすぐそばのホテルを Information で紹介してもらって泊まる。ドミトリー脱出♪手持ちのオカネが少なかったのでとりあえず1泊分。あるっかたに YWCA に1泊10ポンドでオトコも泊まれると書いてあったのでホテルに荷物を預けて明日からの安宿を確保しにえっちらおっちら、住所だけを頼りにヒタスラ歩く。1時間くらい歩いたのち、やっと発見したが泊めらんないよと言われてスゴスゴと引き返す。まぁ、さっきのホテルもきれいだし、朝食付きだし、便利な場所だし、結構安いからアト2泊延泊の手続きでもするかなと思って夕方フロントに言ったら、延泊には今日払ったのの2倍近い額を払う必要アリと言われて Why? Information で予約したから安かったんだよと言われて、じゃー明日の朝 Information に行ってまた予約すれば今日と同じ価格で延泊できんの?と聞くといえす。

 11, 12 はけんきう会なのだが、以上の理由でけんきう会に行く前に Information で予約してオカネ払って、フロント行って延泊の手続き。あーめんどくせ。

 そしてけんきう会へ。University という駅で降りた後、出席者らしきヒトタチに声をかけて、そーだ、と言われたのでついて行く。1日目は観測のハナシばっかりで理論屋さんがあんまりいない。ハナシも僕の興味と微妙にずれてるか…。知ってる名前もあまりいないし。シリアイもいないのでお昼がさびしーなーと思ったらフランス人のヒトが声をかけて来たのでしゃべくりながらお食事。台湾の大学に勤めているらしい。そっか、そんでアジア系の僕に声をかけてきたわけね。ココにはアジア系は二人しかおらんもんな、と思いながらももう 1人のダラム大学にいる日本人のヒトとは結局話さず。彼のコード使ってるんだけど、ニホンジンに向って下手なえーごで話しかけるの馬鹿馬鹿しいし、かと言ってこーゆー場で日本語使うのもなーと思ってかえって話しかけづらかったのだ。

 午後のセッションが終わったらでぃなー。なんとなく御昼を一緒に食べたフランス人についてもうヒトリのフランス人と一緒にてくてくと。大学内のカフェテリアみたいなとこで立食ぱーちーだと思っていたのに、学外のインド料理屋だった。バーミンガム大学のヒトも加わって 4 人でヒトツのテーブル。ぐえ、まんつーまんならなんとか話せるけどこのくらいの人数での会話になると聞き取るのが精一杯でまったく口を挟めないことが判明。やはりえーごで考える必要ありか。翻訳してしゃべってたら間に合わん、しくしく。しかも、ここまで、ユースやホテルで出る朝食以外は、一食あたり、サンドイッチ 1 パックと青りんご 1 個くらいしか食べてなかったので胃が縮んでいてあっという間に満腹に。くるし。

 2日目は理論のヒトタチや観測でも僕の興味に近いヒトタチがどっちゃり現れてイイカンジ。僕のポスターも見せようと思っていたヒトには大体見せるコトに成功。んで、オーラルの発表のヒトがフタリ、僕の論文やポスターに触れて、これも見ろと言ってくれたんだけど、その時は最後のセッションで、あとはポスターをはがすだけという状況だったのでなんとなくがはん! 帰り道にスーパーでプラムと牛乳を買う。これがバンゴハン。昼食にサンドイッチ食べ放題だったのでちょっと胃がもたれていたのだ。

 13日は再びロンドンに戻りこの間と同じユースに。空港まで近いしね。明日にはパリに行かねばならないがその後の予定をどうしようかなとやっと旅行モードになってきた頭で考える。パリからニースあたりに夜行で直行してそのあと、ミラノに行ってイタリアをちょっと見て見ようかなと思っていたのだけど、ユースで聞き込みをすると、皆が、「ミラノはたいしたコトないよ」と言うので南仏を時間をかけて周るコトに。因みにベネチアは「全然ダメ」って意見と「スゴク良かった」という意見にマップタツに分かれていましたん。流石にガイドブックや鉄道の時刻表がないのはまずかろうと言うコトで本屋さんに言って Lonely Planet という哀しくなるような名前のガイドブック(地図や情報が1番しっかりしてた)のフランスのヤツと、トーマスクックのヨーロッパの時刻表を入手。まだちょっとポンドが余っていたのと、丁度日曜日だったのでストリートマーケットに行く。ぐわ!すげーヒト。しかし、ホントにちょっとしかオカネが余っていなかったので気に入ったモノはドレも手が届かず、適当に屋台のアジアンフードをパクパク。それにしてもえげれすは物価が高い。ユースに戻り、ぽむっ♪ と思い付いて明日のパリのユースの予約を頼む。気軽におっけーっと言ってくれたのでこれで明日の宿の心配はなくなったぜとヨロコンデいたのだが、ドコも一杯で取れなかった言われる。この時僕はパリにあるユースの大部分はオフィシャルなモノではなく私設であることを知らなかったので、ガイドブックに載っているユースホステルはどれもこれも満員なのだと思ってしまった。実際、ろんりーぷらねっとにも、夏のパリはすげいヒトで、ユースではソレを気にしないヒトタチがヒトツのベッドをフタリでシェアしているとか書いてある。まぁ、1 泊だけだしホテルでもいっかと思ってオヤスミナサイ。明日からはフランスだわん。

(フランス編にたぶん続く)

 それにしても Lonely Planet、各都市のところに Place to Eat とか Place to Stay とかあるのは当り前なんだけど、必ず Gay Spot ってのが Entertainment の項にあるのが流石げーこくのガイドブックって感じだった。で、安い宿 (Dormitory トカ) とか、夜歩いちゃいけないエリアとかもやたらめったら載っているのでちきうのあるっかたなんかよりはよっぽどオススメ。


8月7日

いってきます

 さて明日出発。しばらく髪も切れないので伸びホーダイになっては困ると午前中は美容院へ。しかし、いつものトコロは月曜定休。仕方がないので近所のハジメテのトコロへ。カットしながらおねーさん、
「髪多いですネー」
うるさいなーほっといてよ。ハイそうなんですよ。」

「クセもありますねー」
うるさいなーほっといてよ。ハイそうなんですよ。」

「オマケに生えグセもありますねー」
「ハイ、そうなん…え!?そうなの?」

つーことでまたヒトツ、ワタシの髪の性悪っぷりを知らされて帰ってきた。短くなってすっきり♪

 明日は午前 7:00 に新千歳空港へ行かねばならないのだが、そんな時間に間に合う JR は札幌を 6:00 発の普通列車しかなく、またそれに間に合う地下鉄がナイというカナシイ状況であることに気付いた。札幌駅までカバンをガラゴロガラゴロと30分もかけて歩いて行かねばならないのかと、ドライブ好きのきょんすけ(M2)の前で嘆いてみせたところ、インプレッサくんで送って行ってくれるコトに。いーヤツだな、ロリコンだけど。さんくす♪

 さて、論文を今日中に投稿してしまわないと、半月以上ほっぽらかしになってしまうので、昨日原稿をメールしたのにオトサタナシの共同けんきう者のヒトに「急げ!」とオイウチをかけながら、レフェリーコメントへの返事をカキカキ。論文に対する共同けんきう者の意見を聞いたあと、レフェリーさんへの返事も共同けんきう者にメール。「ここまできてそんなにレフェリーを挑発しなくても…」とたしなめれてしまう。どうもワタシがテキトーに書いた英文ってヤツは妙に強気で相手を挑発してる感じになるらしい。ホントはただの小心者なのに、びくびく。

 つーことでガッコを出る前にジブンでチェックできるようにこのアトやるコト。

こんなもんかな。では無事帰国できたらまた月末にでも♪


8月6日

つよいひと

 最近は夜になるとドンパチドンパチと花火の音が聞こえる。花火大会のもあるだろうが、やたらと広いキャンパス内で打ち上げたり打ち合ったりしてる音もまじっていると思われる。

 花火と言えば、爆竹をプラモデルにし込んで爆破してみたり、瓶の中で爆発させてより大きな音をさせたり、夜中の公園でロケット花火でアベックをネライウチにしたことなどが懐かしく思い出されるひとも多いだろう。だが僕が思い出すのはアネのことだったりする。

 アネはツヨイヒトであった。今もツヨイのカモ知れないがそれはアネオットに聞いてみなければ分からない話。そして僕がツヨイヒトと言う場合、単なる筋肉バカを指す場合と一般に言うところのツヨイヒトを指す場合にニ分される。アネがどっちであったかは敢えて言うまい。

 さてそのアネであるが、僕が爆発系のモノで遊ぶ度にサルバドル時代を語ったモノであった。「ワタシがさぁ〜爆竹に点火してさー投げるぞと、思ったところにたたりがきゃっほぅ♪と走り込んで来たから投げるに投げられずそのまま手の中で爆発させたのよ。」と恩着せがましく。「あれはイタイぞ。やってみるか?おー」などと言うので、「それ、足元にでも投げ捨てれば良かっただけじゃないの?」と言い返すとムッツリと黙ってしまった。

 アネはツヨイヒトであった。手の中で爆竹を爆発させるほど。


8月5日

おぶじぇ

 ほぼけんきう室とアパートの往復のみの生活をし、しかも街中に出かけるときは地下鉄の方が便利なのでバイトが休みの間は滅多に車を動かさないワタシ、毎月 12000 円も払って駐車場に置きっぱなしになっているインテグラくんのコトをおぶじぇと呼んでいた。車好きのインプレッサきょんすけ(M2)に「きのこ生えますよ」と言われた時も、「そんなバカなコトがあるもんかい、バッテリーは無くなるけどね」と笑って返事をしていたものだった。

 今日、不在の間に来てしまった書留を、ちょっと遠くの郵便局までとりに行こうと駐車場に行ったワタシは、インテグラくんとお隣さんの間に蜘蛛の巣が張り巡らされているのを見てしまったのだ。ばぶりーな時期に建設されて、屋外に良くワカランげーぢつ屋さんの良くワカランおぶじぇを乱立させてみたはいいが、管理とかめちゃめちゃで結局おぶじぇもボロボロになってるイナカの美術館なんかを連想してちょっとヤな気分。

 心を入れ換えて乗りまくろうかとも思ったが、来週からまた2週間以上留守。ガンバレ!インテグラくん。


8月4日

みず

 きょーぢゅのヒトが帰省から帰ってきた。ガッコの水道から出てくる水は実験用に地下水をまぜまぜした、飲料水の基準をぎりぎり満たす、超ミネラル(あんど変な有機物)ウォーターであるため、飲むのは未来を捨てたニンゲンまたは勇気凛々な勇者だけであり、普段はきょーぢゅが家から灯油を入れるようなポリタンクに真の水道水を詰めて運んで来てクレているのだ。ありがたや。

 そんなワケできょーぢゅがお留守の間は自腹を切ってジュースやお茶を買うハメになり、きょーぢゅ待望論が湧き上がるのであるが、来たら来たでゼミ室の机の上にジブンの食べた弁当のたっぱー(当然洗ってない)が放置されており、そのそばには御丁寧に箸(当然洗ってない)が机に直置きになっていたりするのできょーぢゅ再教育論が沸き起こったりしてしまうのである。

 さて、昨日、机の上に放置されたそれらモロモロによりきょーぢゅのご帰還を知ったワタシは、「うわー、また出しっぱなしだよー」とハンベをかきながらダレにともなく不平を言っていたのだが、コウハイくんに「まぁまぁきょーぢゅのとは限らないじゃないですか」とたしなめられ、「じゃー箸のそばに汗拭きタオルまで放置してあるのはどう説明すればいいのかな?」と尋ねてみたりなんかして「まちがいなくきょーぢゅですね」のコウハイくんの返事にもメゲずに、まぁ、水持って来てくれてるんだからとテクテクとポリタンクのところまで行ったのである。からっぽ。

 きょーぢゅオコサマ説唱えんぞ、こらぁ!

 と思ったけど、今日は水があったので長い目で見るコトに。


8月3日

花には水を死者には花を

 親戚の不幸のタメ、ずっと遠くの南の地、きゅーしゅーへ行っていたとくまろ (D1) が帰って来たので、「やぁ〜どうだった?お葬式は。楽しんで来たカイ?」と尋ねると、全然関係ナイはずの、しかもサワー2杯で二日酔いの信じがたいイキモノであるところの悪のコウハイくん (M2) に、「そーゆーコト言うなよぉ、葬式が楽しいワケないじゃないか!」と叱られてしまった。

 そこで、その固定観念を打破すべく、「いや、そうでもないぞ。チチ方のソフの葬式の時は大爆笑だったし。ハハ方の時は妙にしんみりしていてギャグとかが許されそうにナイ雰囲気だったけどね。あんときは、両家の血のチガイを感じたモノさ。」とシミジミと語った。「ナニやったんですか?」と聞かれて、「いや、ワタシはひたすらウケを狙いに走るイトコやいつものペースでしゃべくりまくるソボを見ながら姉と、こいつらナンカチガウとボーゼンとしていただけですよ。」と正直に言う。「ナンカチガウって一緒!一緒に決まってるじゃないかぁ。同じ血だよ。」と反論され、「ちがうんだなー。純正品のモノスゴさを見せられた感じ。ワタシなんて半分はしんみりでできてるんだから。」と言うが納得してくれない。

 そこでとっておきの実話を引き出しの奥からゴソゴソと取り出す。

「棺桶に最後に釘打つ前にさ、親族が花を入れるじゃない?」
「うん。」
「そんときさ、イトコのヒトリがおじーちゃんのパッカリ開いた口に花をスっといけたのさ。」
「…。ダレも怒らなかったデスカ?」
「全員肩を振るわせながら、怒りとはまったく別のモノを堪えていたですよ。」

そう、オトナはソコで吹き出すワケにいかない。そしてワタシとて立派かどーかはともかくオトナなのだ。

「お坊さんとかはいなかったの?」
「あ、葬儀会社のヒトが『く、口は…口はダメです…』と言いながら固まりかけてたカモ。」
「シゴトですからねぇ〜。」
「まにあるに載ってなかったんだと思う。口に花を刺した場合とかって…」
「めちゃくちゃデスネ。」
「血、薄めそこなった感じだったから…」

 最後に徳磨 (D1) が、「ウチはしんみりしてたデスヨ。」と言っていたが、午前中は葬式ギャグをトバしまくっていたらしいので、きっとオモシロイコトを思いついても口に出せない雰囲気だったダケで、本人がしんみりしていたかどうかはかなりぁゃιぃのではないかと思っている。

なんまいだー


8月2日

ガソ

 ポスター大体できた。あとは論文。こっちも図はできたので referee がうだうだ言ってることを踏まえてちょっと書き直すつもり。Hernquist か Mihos だと思うんだけど、どっちかなー。

 ヨーロッパをうろうろしてる時になんかとらぶってもとりあえず帰国だけはできそうなくらいのオカネを T/C にしておく。円の T/C はハジメテ。ぎんこーのおねいさんに、「ナンバーとか控えとかんとあかんのん?」と尋ねたら、「使ったコトないので知らないわん」とツレナイ返事。みゅ〜。説明を読んだら控えとかんと盗られたアトの再発行ができないらしいのでガッコに戻ってから番号カキカキ。

 ぎんこーからガッコまでの途中のヨドバシきゃめらにトラップされてウッカリ荷物を増やしてしまう。131万ガソほど払ってでじきゃめを買った(嘘)。さっきコウハイくん達をパシャパシャと写して取り込んでみたけど131万ガソも払えば十分みたい。

 きゃめらの方には画像を取り込むためのナンダカンダが付いていなかったので、イチバン安いスマートメディア用のドライブ購入。店のヒトが、「あと、画像を取り込むためには画像処理ソフトも必要でございましてよ。」なんてウソを吐くので、「じぇいぺぐを見たり加工したりするのに別に新しいソフト買う必要なんかあるもんか!」と珍しくホントノコトを言ってサヨウナラ。

 けんきう会が終わったあと、南仏か北イタリアあたりをウロウロしようかと画策してるのだけど、どっちがオススメとかお知らせ下さるとうれしいの。

 あぱっちのバージョンを上げたら過去ログの読み込みが途中で止まるようになっちまった。どうも server side include がうまく行ってないみたい。ブラウザによって止まるところがチガウので(つか、UNX のネスケだとちゃんと読める)サーバーでなくてクライアントの問題みたい。みゅー、7月分とか6月分とかの長い過去ログちゃんと表示されてなかったらゴメンナサイ。

 2号館上層部(8/2)ね。あたり。つか、どこだと思われてたのかしら。


8月1日

しゃかいのめーわく

 この間、再投稿した論文の referee report がもう来た。マジメな referee で良かった。しかし、このタイミングでは来週旅行に行く前にまた投稿するというムチャなマネをしたくなるなー。するけど。

 そんで、今月のけんきう会用のポスターを作るのと、論文の revise をパラでやらなきゃいけなくなったわけだけど、ちょっと暑過ぎ。以前、タンパン姿のえふきょーぢゅに、「いや〜教官がこんなカッコしていてはまずいかなぁ〜?」と聞かれて、「まぁ、スネゲは社会の迷惑ですから…」と答えたにも関わらず、今日はワタシもウツクシーおみあしをさらけ出してタンパン姿。まぁ、指導教官であるところのえいちぢょきょーぢゅもタンパンなワケだし、ジーンズなんかはいてたら死んじゃうし。

 ということで、タンパン容認派にクラガエしたワケだけど、それでもなお、高分子のタンパン野郎がその上から白衣を着てるのはちょっとどうかと思ってしまう。へんたいさんっぽい。


モドル