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クガツノオカモトサン


9月30日

ぎぶあんどていく

 朝起きて紅茶をすすっているとサッカーの決勝戦。そんな場合ではないのに釘付け。はやくおわれぇ〜とのワタシの必死の願いも虚しく PK 戦まで。それにしてもアフリカ勢の身体能力は驚異だわん。

 んで、ガッコ来てからしこしこと発表用のグラフ作り。話の流れは出来あがった図を見てから考える予定。基本的にはねがちぶな結果。今度、共同けんきう者のヒトに full の semi-analytic(変なイイカタ)で確かめてもらおう。すぐできるよね?

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 タイに1週間ほどと言った切りオトサタのなくなったオトモダチくん、素敵な事件にでも巻き込まれて死体博物館にデンドー入りなんてコトになったのかしらん?…と、思っていたら単に帰国したら PC が逝きかけていて、復旧したら、ナゼかメーラーのアドレス帖がからっぽになっていただけとのコト。

 ところで、このオトモダチくんとワタシは土産契約を結んでいる。ソレは、旅行に行ったら土産を買って帰るというモノではなく、旅先でとてもキモチワルイ人形等を見かけたとき、「買って帰りたいけどきっと誰も受けとってクレナイ。当然、自分の手元にも置いておきたくない。でも買って帰りたい。」との葛藤を解消するための契約。つまり、相手の買って来た呪いの人形モドキを、お互い無条件で受け取らねばならないのである。なお、その際、人形はワケのわかない不気味さを漂わせるだけでなく、国籍不明であるほど購買者のセンスが良いと判断される。土着のモノを買ってきて満足してるウチはまだまだ青いのだ。知らんケド。

 そんなワケで、フランス産の気色悪いボロボロの魔女の人形をあげたアトだけに、どんなヒドイモノを受け取らされるのかとびくびくしながらワタシはメールの返事を書いたワケである。「まさか、土産があるのデスカ?」と。すると、「タイってタイっぽいものしかなくてみつからなかったのん。ウィスキーしかないけどいりますか?」とすまなそうなメールが来た。いや、むしろソッチの方がうれしいのだが、今までヨロコンデ呪いの人形を受け取っているとでも思っていたのだろうか?

 ちなみに、民芸品系で秀逸だったのはコウハイくんであるところのマチルダさん(D1:♂)がまちゅぴちゅで買ってきたけっちゅあ族さん制作の人形。肩の上の水子がコワイの。しかし、ワタシに呪いの人形を押しつけるばかりで決してワタシの買ってきたモノをうけとらないマチルダさんはぎぶあんどていくの精神に反していると思う。


9月29日

メンクイ

 今日もパラメータさ〜ち。全ての性質をいっぺんに再現するパラメータがないわねん。ぐったり。 color-magnitude relation だけに注目しました的なのはイヤなのに。せめて luminosity function くらいは再現できなきゃねぇ〜。やってないやつ多いケド。

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 先日、日付の変わった頃に突然きょんすけ(ろりこん)が、「ボクはすっごくメンクイですよ!」と得意気に言っていたので、オマエゴトキガナニヲイウ、じゃないや、「それはニンゲンとしてアレなんじゃ…」と言ったら「なんでデスカ?ボク、すっげーカッコイイじゃないですか。」と本気の目で言っていた。本気だけに正気の沙汰ではない。あれ?会話の流れからするとやっぱ、オマエゴトキガナニヲイウ、と言ったのかな、ワタシ。

 流石に科学者の無精卵として、その著しく客観性を欠いた発言はマズイのではないかと注進しただが、「かっこいいじゃないですかぁ〜。なんでみんなが放っておくのか理解できない。」の1点張り。とりあえずはミッドナイト☆ハイということで許してやるコトにした。

 そんで今日の夕方、けんきう室のミナサマの前で、「きょんすけ(M2)がメンクイであることを得意気に話していたのだけどどー思う?」と申し上げたところ、「得意気ってのはどーかと思う。」という意見が続出。で、ツッコミどころが間違っていると思ったワタシは、「チガウの。あのツラでそゆコト言うのどー思うかってコトヨ。」と議論を誘導。「カッコイイじゃないデスカー!」と再び客観性を捨てて叫ぶきょんすけ(26)をムシして、「たとえば、ワタシごときの性格で性格重視なんてトンデモナイ思い上がりなワケですよ。そのあなろじぃで考えた場合、あの程度のツラでメンクイってのはヤバイっしょ。」と続けるワタシ。ナゼかミナ一斉に頷きやがる。で、きょんすけも「自分間違ってたっス。」と反省の弁。にやり。

 しかし、ワタシが性格を重視してオンナノヒトを評価してはイケナイとなるとアトは外見トカ財力トカしか判断基準がないなぁ〜。困った困った♪

 その後、コリもせずにきょんすけが「21世紀のイシハラユウジロウ」なんて名乗っていたとコミミにはさんだのだが、うれしいか?そのハズカシイ称号。


9月28日

塩持って来い

 しんくろ。ペアのときにロシアの水着に漢字で「空手」と書いてあったのはちょっとどうかと思う、なんてコトを言っていたら、今日ちらりと見かけた団体で日本の水着にも「空手」と書いてあって、がはぁん。せめてサンボとかコサックとかにしてよ。で、なんと水中でコサックダンスなんて大技を繰り出すが、水面上に出ているのは腕組をした上半身だけなので0点トカ。

 なんてコトはどうでも良くって、美を競う場で浮力を得るためとは言えあの立派なガタイはなんとかならんのか、とちょっと思ったのね。あんなに有酸素運動しながらアソコまで太るのは大変そうだし。で、ドバドバと塩でも入れちゃえばどーかと。ま、塩だとあんまり高濃度にするとピリピリしちゃうから塩水じゃなくてもなんかもうちっと比重の大きな液体で。水銀トカ。

 最初のハナシに戻るが、ミナサマご存知のように外国では漢字がやたらと流行っていてイミをなさない四字熟語が書いてあるTシャツなんかを良くみかける。でも結局、最も衝撃的だったのはニホンジンが着ていた「砂糖醤油」と書かれたシャツだった。どこで買ったのか聞いた所、「日本で買ってちゃんと日本でも着てる」と言いはりやがった。なんで、どこぞで見かけましたらご連絡を。ちょっと欲しいのさ。中国か台湾っぽい漢字でしたん。

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 比較のためのデータは作れたのだけど、いざ比較してみたら UV background って思ったほど効いてない。もうちょっと広いパラメータ領域を調べてみてからポスター制作に入るかな。


9月27日

おっさん

 ちょいとヒトサマの論文の結果を再現する必要にかられて、慣れないヒトサマのコードをいじっくてあーだこーだやってて昨日の夜中というか今朝完成♪…が、やってみたら全然再現できてなかった。「オレはろんぶんの結果を再現することもできんのか…」とゼツボーする代りに「このろんぶん間違ってるんじゃないのぉ」と自分の脳みそから他人の脳みそに責任転化。トクイワザ。んで、どーすっかなぁと考えていたのだけど、自分の手持ちのコードでもちょいと手を加えれば等価な結果が得られるコトに気付いてにやりんこ。カシコク産んでくれてアリガトー>チチ・ハハ

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 さて、先日も書いたようにけんきう室で液晶プロジェクタを買ったのであるが、ゼミ室の机の上にカバーをかけて放置されたソレを見てくりりん(みそじ)が「いやぁ〜スゴイね。今はもうこんな大きさなんだね」とシミジミと感想を漏らしていた。ワタシは茶をすすりながら、「いや、前からそんくらいだったと思うですよ。安くはなりましたけどね。」と目上のニンゲンに対する敬意を込めて丁寧に答えたワケである。

 しかしながら、くりりん(D5)はナニやら勘違いをしているらしく、「へぇ〜これを広げるとあんな風になるのかなぁ〜」としきりに感心しながらオーバーヘッドプロジェクタを指差している。ナリマセンヨ。だがしかし、ワタシのような若輩モノに「これこれ、それは OHP じゃなくて液晶プロジェクタで、PC やビデオから出力するものですよん。ナニ勘違いしてるの?見ればワカルじゃん。ばっかじゃないの?」なんて言われたら敬愛してやまないセンパイであるところのくりりんは気を悪くしてしまうカモ。ワタシはそれとなぁく気付いてもらえるように、「ほら、このレーザーポインタでマウスも操作できるんですよ。しゅごいでしゅねー。」とリモコン兼ポインタを指差しながら言った。

 これで気付いてもらえただろうか?どきどき、とくりりんを観察していると、「これはどーやって使うのかなぁ」と言いながらビニールのカバーをいじくっている。多分、勘違いには気付いたのね、と思いながら、「そのカバーを剥いて、ノートパソコンとケーブルで繋ぐだけですよ。」と当り前のコトを当り前のように言ってみる。ガサゴソとかバーを外すくりりん。

 もう大丈夫だよね、と思ってワタシが部屋を出て行こうとしたそのとき、プロジェクタをガッシリと掴んで破壊的な力を加えていたくりりんが言った。
「あれ?これどーやって開けるの?」
だぁ〜。OHP じゃねぇって言ってるだろ。…おっさん。そんな言葉を礼節を重んじるワタシが口に出来るワケもなく、「あの、それ OHP じゃないんで開けなくていいんですよ。ホラ、そこにレンズ。」と穏やかぁに告げたのは言うまでもあるまい。


9月26日

はいてく

 けんきう室で液晶プロジェクタとカラーレーザプリンタを買った。これで学会用の OHP のプリントアウトもさくさくできるし、D論もノートから直接やれるはず。つっても液晶プロジェクタが使えるとなると、見せびらかすためのシミュレーションのムービーを作ったりで余計シゴトが増えるカモ。

 ところで、液晶プロジェクタを使う理由として、「OHP を使わんでいいので、ちきうにやさすぃ〜」と言ったりしがち。実は、なんかトラブってプロジェクタが使えなかったときのためにやっぱり OHP も用意するので相変わらずちきうにビシビシなのだが。次はポスター用に A0 のカラーレーザーが欲しい。クレ。


9月25日

どーでも

 昨晩というか今朝というかようやくネライ通りの結果を得てにやりんこ♪んで、F1 見て朝 7:00 に起きて隣の市まで出稼ぎに。宿も取れたし、ひこーきも予約した。後は結果を観測と比較するだけ。…なんだけど、これが一苦労。観測屋のいないけんきう室特有の悲劇だと思うわん。

 つーことで、今日はあっちゃとこっちゃに質問メールを乱れ打ちして、とりあえずの方法を確立。後は、ヒトサマのコードを使ってちょっとしたデータを作れば良いわけだがコレがなかなかめんどいのよね。今日はせめてソコのところだけでも完成させてから帰りましょ。

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 オリンピックもプロやきうもオカネ賭けてなかった(まじめっこ)ので別にどーでも。つか、サッカーとかやはり日本の試合しか中継してもらえませんか?これからがオモロイのにぃ。


9月24日

ドコソレ?

 だぁ〜。バグ発見。しかも単位の変換ミス(ってワケでもないんだけど、プログラム中で使ってる単位系を勘違いしてたのん)。アタマノナカニバグガイル。disk での星形成率をめちゃめちゃ高く見積もってた…。もう、ろんぶん accept されちゃったよ〜ん。ま、ろんぶんの結果は変わらんからいいか。

 さて、10月5日から群馬で学会があってどうやらワタシもいつものように発表するようなのだが、まだ結果でてないし、どんな話にするか決めてないという危機的状況はともかく宿くらいは決めておきますかと、ごそごそと学会会場の最寄り駅を調べるワタシ。つか、群馬ってドコ?どやって行くのん?と地理に疎いところをダレにともなく見せつけつつ、伊勢崎ちぅところで行われるらしいコトを確認。ぎゃー、羽田から新幹線使っても3時間。南東北なんかで学会やるなよなぁ〜。せめて空港のある県でやってクレ。

 で、旅の窓口なるところに行って最寄り駅であるところの東武伊勢崎線新伊勢崎駅近辺のホテルを検索するがなっしんぐ。じゃー JR 両毛線の伊勢崎駅近辺でもいいやとそっちも探すが1個しかしか見つからず、しかも、学会期間中に満室の日があるので使えない…。ナンナンデスカ?伊勢崎って。さてどうしたものかしらん。みゅー。


9月23日

非暴力非協力

 ぴんぽろ〜ん♪そんなチャイムの音で目覚めたのだが、新聞の勧誘やらなんやらメンドクサイことカモと思ったので聞かなかったコトにしてソソクサと着替えたりしてたワケ。んが、しつこくもう1回、ぴんぽろ〜ん♪と鳴るので、「このシツコサはもしやクロネコやペリカンなのでは?」と思ってしまった。

 そして無造作にインターフォンをとるワタシ。

「むにゃむにゃ、なんでございましょ〜?」
「えーと国勢調査に協力してもらいたいのですが」

「きょきょきょ協力って一体?」
「今から用紙を渡しますので来月アタマに回収に来る時までに記入しておいてもらいたいのですが」

「あ、えーと、来月のアタマはココにいないのよ。」
「んじゃ、1分だけ時間をクダサイ」

なんだか宗教のヒトみたいなイイグサである。

「1分でナニするんですか?」
「とりあえず、名前と住所だけ書いてもらって…」
「名前と住所以外はどーすんの?」
「…それはワタシがテキトーに…」

ナニソレ!

「なんか、協力したくないキモチがモリモリと盛り上がって来たんですけど…」
「そーおっしゃらずに…」
「ヤデス!」

ガシャッ

 って、あれ?もしかして人口の把握に必要だったのかしらん?んーまぁいいや、来年はどーせココにいないだろうし。


9月22日

アレ

 UV background を仮定した場合の銀河団の楕円銀河の color-magunitude relation うまく再現できず。おかしー。ナゼ、あっちの方法でうまくいったものがこっちの方法でうまくいかんのだ。いろんなぶちゅり過程をごちゃまぜにしたコードなんで、どこがどーしてそーなってるのかさっぱりん♪あれがあーしてあーなると直感的には思ったのだけど。時間もないのに困った。

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 きょんすけ氏(M2)に課されたノルマであるΖがんだむを見終わったら早速ΖΖなるものを持ってきやがったがΖがちょっとアレだった上にΖΖはさらにアレだとの噂を聞いたので丁重にかつ低調に御断り申し上げた。…ら、OVA シリーズを見よ、と 0080 と 0083 をゴーインに押し付けられてしまった。で、昨晩は 0080 のポケットの中の戦争を見たわけだがこれはナカナカ。がんだむシリーズでは1番好きカモ。それはともかく、いくらきょんすけ氏(26)が田中麗奈を好きだからと言って、0080 やら 0083 やら逆襲のシャアの中に「がんばっていきまっしょい」なるものをコッソリまぎれ込ませるのはヤメテ欲しい。ワタシは偶像崇拝はしないことにしてるのん。


9月21日

風邪

 結局午前 5:00 までかかってろんぶん紹介の準備をしたが、選んだろんぶんがツマランやつだったのでどーすっかなぁ〜と思いながらガッコに来ると、いつも通りヒトの集まりが悪く、どーすっかねぇ〜と指導教官にもちかけたところ、現在ぶちゅり学会に遠征中のはにぃ(D4:♂)のネタを話してくれるとのこと。Tsallis 統計と銀河団の密度プロファイルのお話。う〜ん、確かに天文学会で話すのはつらそ。オモシロかったけど。それはともかく、2時間睡眠で風邪悪化。その後復活するためにゼミ室のソファーでしばらぁく横になっていたのだが、そこがやたらと風通しの良い場所だったため、さらに風邪が悪化。バカみたい。

 けんきうの方に集中したいので更新が不定期になるカモ。


9月20日

まっさお

 多分ワリと言葉まんまのイミに近い感じでイノチガケのブラジルを見てみたいのでこの後一時帰宅する予定。20時過ぎにきょんすけ氏(26)に借りていたΖがんだむのビデオ10本持ってまた来るハズ。ワタシに用事のある方はその頃にでも(私信)。

 さて、サッカーを見に帰るというハナシをしていると、前述のきょんすけ氏(M2)が「僕サッカー嫌いなんですよぉ〜」と言っていたので「なんで?」と尋ねるワタシ。理由を言いたいんやろ〜おらぁ。「あの観客席で青い服を着てるヒトタチがキモチワルイからです。」ときっぱりと言いきったきょんすけ氏を複雑な顔で見てしまったのは別にワタシが観客席で青い服的めんたりちぃ〜の持ち主であるというコトではなく、きょんすけ氏の着ていたTシャツが青一色のヤツだったからというコトを御理解いただきたい。

 実際もんだい、応援で結果が変わるなんてコトをワタシは信じないし、プレイヤーってやつは応援にじつりきが左右されるようではイカンと思っている。まぁ100万歩譲って相手の応援一色のとこよりはジブンとこの応援がいた方がノレルというのは認めたとしても、勝ったコトをまるでジブンの手柄のように話したり負けたら応援がたらんかったとか言うサポーターちぅヒトタチはやはり鬱陶しい。

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 明日はけんきう室の後期初のろんぶん紹介の日なのだが当番のやっちー(OD)と帰国後連絡取れず。もしや連絡不行き届きでワタシの責任払い?あわわ、1晩で読めるテキトーな論文探さないとだわん。


9月19日

おこめのくにのひとだもの

 UV backgroud を考慮したバージョンのプログラム完成。銀河の UV care とかそんなハナシ。少々不明な点があるのだが共同けんきう者のヒトはまだハワイらしい。海とか行ってんのかな。

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 こぶとりじいさんと聞くと元気な小太りの老人を思い浮かべてしまう。ムリに漢字で思い出そうとするとして瘤と癌をマチガエタ。今度は外科医風老人。なんとなく小太りな印象はなくなった。内科とか小児科だとちょっと小太りっぽい。なぜ?

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 問題児のモリトモ (M2) がけんきう室にサラダディズというキビシメの漫画を持ってきた。修行と称して読んでみたのだがなんとか1巻読みおえるコトができ、ジブンの精神力もナカナカのものと自画自賛。しかし明日にはラブひなを持ってくるとモリトモが豪語するのをコミミに挟んだので明日からはシランプリを決め込もうと思った次第。なんにでも限界があり、当然、強靭なワタシの精神力にだってソレはあるのだ。つか、このまま、ぼ〜いずびぃ〜まで突っ走るの?>モリトモ

 それはともかく、イントロもリザルトも同じで何話も何話も連載しているのを見て、「このテクをろんぶんに生かせばシミュレーション1本で100本くらいろんぶんがかけるカモ・・・」と思ったワタシ、なかなかの野心家?

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 生協で売れ残りのおにぎりに半額シールが貼ってあった。「うめ」おにぎりの「う」の右半分と上部の点がシールで隠されていたためワタシの見えないモノは決して見えない目は隠れた部分を勝手に外挿し、「こめ」おにぎりだと思ってしまった。


9月18日

慎重な人

 ワタシはオッチョコチョイと呼ぶに相応しいほどアサハカであり、ソレを自覚しているが故に安全装置を幾重にもしておく慎重さをそなえている。この様なイキモノをソコツモノと呼ぶべきか石橋を叩いて渡るようなヒトと呼ぶべきかワタシは知らない。

 例えばである、ニースで浜辺まで貴重品のゴッソリ詰まったバッグを持って行ってしまったワタシは海を目の前にしながら動くに動けずゴロリンと横になり、「こんなコトなら safty box もないようなボロホテルだけどカバンに鍵でもかけて貴重品を部屋に置いてくればよかったわん」と考えながら灼熱の太陽の下、雪の様とウタワレタ肌が焼けるというより焦げていくのを暑さのあまり思考力の衰えた脳みそでうすらぼんやりと感じているしかなかった。ところが周りをきょろきょろと見渡していると他の独り者は不用心にもカバンを置いてワリと頻繁に泳ぎに行っているコトが分かった。「盗ってやろうかしらん?」もちろんそんなコトも考えたが、それよりも「ワタシも荷物を置いて海に入ろう」という欲求がぐんぐんと高まってきた。もちろん、「ここでソレを持って行かれたら話のネタ以外全てを失うコトになる」という恐怖も根強く、かろうじてワタシの軽率な行動を押し留めていた。

 しかしモノゴトには限界があり、そしてワタシのガマンに与えられた限界はヒトサマのそれよりかなり低めに設定されているため、ワタシは太陽にも誘惑にも負けて荷物を置いて泳ぎに行くことを決心した。が、そこは慎重派というか小心者のワタシのコト、荷物をそのまま置いて行くなどという漢気(おとこぎ)溢れる行動が取れる訳もなく、そばにいたヨーロッパのヒトというコトしかわからんオンナノコに荷物を見ていてくれるように頼み、スタコラと泳ぎに行こうとした。…のだが、ココでまたココロに不安が浮かんだのである。「もしかして今ワタシはあのバッグに貴重品が入っているということをワザワザ教えてしまったのではないだろうか?」ヒトを見たらドロボーと思えである。そこで、さらにソノオンナノコから1メートルほど離れたところに横になってるこれまたネーチャン達にジャパニーズらしいシャイなエガオを浮かべつつ「えくすきぅずみぃ」と話しかけ、「アソコのオンナノコにアソコにある荷物を見張ってもらうようたのんだのだが、チコっと不安があるので念のためにあのヒトが荷物を持っていかないか見張っていてくれないかい?」と御願いした。妙にウケタ。

 2重の安全装置でやっと安心したワタシはブスブスと焦げつつある肌をやっと冷やすコトに成功した。しかしながらソモソモ貴重品を置いてくればあのようなはずかすいオネガイをする必要も雪の肌をここまで痛めつける必要もなかったのだと思うとそこはかとなく哀しくなるのであった。

 そして今日、後期の出稼ぎ初めの日であった。いつも使ってる携帯の目覚まし機能が昨日からちゃんと機能していないように感じた僕はコンポにもタイマーを仕掛けた(安全装置その2)。初日から寝つぼってはナサケナイので念には念をいれてコウハイくん(M2)に親切面で「明日はインテグラくんで送ってあげるから 8:15 に駐車場にオイデ」と言っておいた。コレでもし僕が寝つぼってもダレもいない駐車場で放置プレイをくらったコウハイくんが 8:30 には電話してくるはず(安全装置その3)。

 携帯の目覚ましくんとコンポのタイマーを確認したのちダラダラとビデオを見て、そののち音楽を聴きながら読書をし、だらだらと夜更かしを明け方まで続けたワタシは携帯の呼び出し音で目を覚ました。「なんだ、ちゃんと鳴るじゃない」そう思ったワタシは液晶パネルを見て心臓を口から吐き出しそうになった。悪と一文字表示されている。コウハイくんからの呼び出しである。ということは、予想通り携帯の目覚まし機能は不調であり、ナゼか CD の音はワタシの目を覚ますコトは出来なかったというコトらしい。さらに悪いコトに、このコウハイくん、ワタシの予想よりも我慢強い性質らしく、痺れを切らして電話をかけてくるまでにどっぷりと時間を経過させやがったようだ。ワタシなら5分でぶちっとくるのに…。

 飛び起きると仄かに空気中に音楽が漂っている。耳を澄まさねば聞こえないほどハカナゲな音。そう、夜中に音楽を聞いていたワタシは持ち前の育ちの良さを発揮し、隣近所の迷惑になってはイカンとめいっぱいぼりうむを絞っていたのである。こんなもんで2時間しか寝てないワタシの目を覚ますコトができるワケがない…。

 ざざざ、と準備をして飛び出して行ったのでそれなりに実習には間にあったのだが、それも全てコウハイくんに甘い声をかけておいたワタシの先見の明のためであり、その点、ワタシは十分に慎重なヒトだと思うのだが、第3の安全装置まで必要とするあたり、やはりオッチョコチョイなのだろうか?


9月17日

けんきう開始

 旅行ちぅの写真も見せろやおらぁ!との要望が少々ありましたので、そのうちなんらかの機会にどっかで公開しようかと思います。おふらんすのも合わせて。当然ワタシ自身はイチマイも写ってないですけど♪

 昨日はナカヨシくんにじゃがいもを買っておくようにと指令を出したのち、23:00 過ぎに早々にけんきう室を出て帰宅。ガサゴソとリュックから Rioja のワインと jamon iberico(イベリコ・ハム:野生のブタさんのナマハムでンマイ)と ali-oli(にんにくのソース)を持ってナカヨシくん宅に出撃。

 玄関開けてホッとする。四ツ谷階段風のオメメは治ったのね。じゃがいもくんはサイノメに切って茹でてできあがり。ありおりを付けて Patatas ali-oli♪ハムと一緒にむしゃむしゃ。ワインは開けると華やか〜なかほり。色はちょいと濃い目で渋みが中くらいですっきりと飲み易い。ぐびぐび、むしゃむしゃとあっという間に1本開ける。小樽ワイン程度の値段しかしてないのに。ついでに、来年マドリッドでけんきう会があるらしいナカヨシくんに旅行のコツと注意事項なんぞをごにょごにょと。

 今日はけんきう室に来て、共同けんきう者からのメールがまだ来ていないコトを確認。まだハワイなのねん(シゴト言うてました。まぐなむ - まるちからーの望遠鏡 - の完成式のようなモノらすい)と思いながらシコシコとプログラム書きながら帰って来たら質問することをちょろちょろとメモ。途中でコウハイくんから来年4月に苫小牧に天文台が完成するコトを聞かされてびっくり。2次募集で獲るインセーはそっち方面に赴任させられるらしい。で、困ったコトにソッチ用の教官がまだ決まってないらしい。4月にどういった事態になるのかヒトゴトながらタノシミである。


9月16日

ただいま

 ふぃ〜。札幌に帰ってきた。出発前に投稿した論文が受理されていてにっこり♪つーことで旅行のあらすじ。

 9/8 の夜 10:00 頃に成田から出発。ホントは翌日の朝、英国航空で行くはずだったのだが、オーバーブッキングで、この日の夜中のエールフランスになった。みゅー。何回エールフランスに乗る気だ?僕は。で、土曜発のやつだったので5000円高い料金を払っていたのが金曜発になったのだから安くならんのか?とチケット屋さんに問い合わせた時に、「いや〜、ぶりちっしゅえあうぇいずよりエールフランスの方がずっと高くて差額をウチでもたしてもらったので、カンベンしてクダサイ」と言われていたのがホントかウソか確かめるためチケットに書いてある額を見ると…おおぉ!僕が払ったのの2倍近い額が書いてある。ぐらしあす♪>チケット屋サン

 うだうだしているうちに既にこの夏4回目になるしゃるるどごーる空港に到着。ぼへ〜と乗り継ぎのひこーきを待つ。んで、午前 9:00 過ぎにマドリッドに到着。入国審査も税関もなんもないまま(ホントにない)スルスルと出てしまう。今回はしちーばんくに口座を作って来たので ATM を探して当座の資金を得ましょうよと言うコトでグシっとキャッシュカードを差し込んでピポパピポパ♪がはん!使えないので銀行に問い合わせるべしとのメッセージが出て来てカードがそのまま戻って来る…。確かに口座を作った時に、「スペインは ATM が少なく、あっても回線状態が悪くて引き出すことの出来ない場合が多い国♪」って説明は受けたけど…首都デスヨ!ココは。

 「コノ発展途上国め!」と文句を言っていても仕方がないので、手持ちの使えそうなモノを考える。前回の旅行の残りの T/C とフランとドルと円で、6万円相当はあるはず。クレジットカードはガクセーくんなので限度額が低く、しかも電話代とかの引き落としに当ててるのであまり当てにはできない…となると1週間を交通費も含めて 6 万円以内に押さえる必要があるワケね。物価の安いスペインでプチぶるじょわ♪を気取るつもりだったのであっという間に前回の旅行と同レベルまで墜落。スゴスゴと 150 ドルほど両替して空港にあった RENFE (国鉄ね) の窓口で翌日の午前中のセビーリャ行きの AVE (新幹線ね) を予約。都会はキライなの。

 マドリは、ヤバイ、ヤバイという噂を前回のフランス旅行の時に聞いていたのでびくびくしながら宿探し。インフォメーションでは予約できないらしいのでプエルタ・デル・ソルのあたりでちきうのあるかったに載ってるやつの安いのを片っ端からあたるが COMPLETE とか full とか言われて全然ダメ。で、見かけた1つ星の HOSTEL や PENSION を片っ端から聞いてあるいてやっと1個泊まれるところをみつける。くそー、スペインでは泊まるところには困らないって書いてあるのにぃ〜。にしても、数やら基本的な会話やらを覚えて来て良かった。ウロウロするにも安心感。ウロウロしてる間も何度か ATM からの引き出しを試みるが全て失敗に終わる。しくしく。

 良くワカランのでまたまたちきうのあるっかたに載っていたお店に行ってオヒルゴハン。おわ、行列が出来てる。で、定食でガスパチョとなんかのフィレと書いてあるのを頼むが、ガスパチョがなんだか僕のココロのガスパチョとチガウ…。で、なんかのフィレってやつはなんとレバーのフィレだった。内臓系苦手っす。スペインはあんまりンマいものないのかなぁ〜とのギモンを抱きつつソフィア王妃芸術センターへシュールな絵を見に行く。ナニコレ?ってのも結構あったけどナゼかその日は只だったのでニッコリ。ミロとダリは結構スキ。いちんちフラフラしていた限りでは噂ほどやばそうではなかったのだけど(昼に大きな通りを歩いてただけだし)ひこーきの中で寝てなくて疲れていたのでスーパーで水と果物を買ってとっととホテルに帰る。明日はセビーリャに行くのさ。

 んで、メトロさんに乗ってアトーチャ駅へ。駅で朝ゴハン用のサンドイッチを買って AVE の発車時刻をまつ。みゅ。スペインのフランスパンとハムもナカナカ。移動中にガサゴソと予習をしていると 3-10 月の日曜祝日にはとうぎうをやっていると書いてある。おおお!今日は日曜日。地図でとうぎう場を確認。安ホテルがたくさんある場所への行き方も確認。到着駅でダメもとで ATM にキャッシュカードをツッコムと今度はがしょがしょとオカネが出てきた。わお!プチぶるじょわへの道が開けたか!

 とか言いながらもバックパッカーな人達について行ってバスで町へ。そしてまたもや難航する宿探し。泊まれるとこならどこでもいーや的心境になり、結局、信じられないくらい安い宿に泊まるコトに。なにがプチぶるじょわやねん。荷物を置いてソソクサととうぎう場へ。がはん!翌週の日曜日にはやるみたいだけど、今週はないみたい…。日祝は必ずあるのかと思っていたのに〜。そのままウロウロと日曜日には只になってる観光名所を見に行ってまたミレンがましくとうぎう場へ戻って来たが、やっぱりやってないのでとうぎう場ととうぎう博物館を見る。むなしー。で、むなしさを解消すべく、夜はガンガン飲んでガンガン食べる。再びガスパチョを頼むとかなりココロのガスパチョに近いモノが出てきた。にやり。ツマミを色々頼みつつサングリアを飲むがチト甘すぎ。

 二日酔いもせず、すっきり目覚めて、駅に翌日のバルセロナ行きの夜行を予約しに行こうと思ったのに急にめんどくさくなって明日の朝でいいや〜トカ言いながらバス停に。片道3時間のロンダちぅ白壁の家ばっかりの町を見に行こう。なにやら、スゲイ橋もあるらしいしな。きっちり3時間で着いて町をウロウロ。橋を下から撮れるというグッドなスポットを探して無駄に歩きまわり、諦めた頃に小道を発見。どうせ写真を撮っても公開する気もないくせにひぃひぃ言いながらまた斜面を降りる。降りたら登らなきゃならないのよん。んで、疲れきってテキトーに昼ゴハン。バスのチケットを買いにバス停に行くとチケット売り場が閉まってる…もしやシエスタ?スーパーで御買物をしつつ時間を潰し、16:00 過ぎにまた売り場の前でぼーっと待つ。16:30 に開いたのでやはりシエスタだったのだろう。なんだかなー。セビーリャに戻って、昨日とは別の店でバンゴハン。色々頼んで白ワインぐびぐび。みゅ!ココは食事もワインもンマイ♪白ワインさんを開けたのち再びサングリアに挑戦。きゃ〜♪おいしぃ〜。店によって全然味がチガウのだな。なんだカンダで日付が変わる頃まで飲んで宿に戻る。次はバルセロナに行くのさ。

 で、ハヤオキして宿をチェックアウト、駅に行き、予約窓口でバルセロナまでの夜行を予約しようとすると full と言われる。しょーがねーなーと思い、じゃーマドリまででいいっすよと言うがも1度冷たく full と言われる。がはん!どーすんねん。で、明日なら大丈夫?と聞くと午前中か午後かと聞いてきたので当然午前。ぐおー 12 時間以上電車乗りっぱなしで1日潰れてしまう。しかも、着くの 20:40 って、インフォメーションも開いてないよ〜、宿どーすんだよー。とか、山盛りの不安を抱えながらとりあえず今日の宿探し。例によって COMPETE 攻撃を食らいまくる。なんで、こんなに観光客がいるんだ…。で、旧市街のヤヤコスイ道にやられて迷ってる間に安ホテル街からポツンと離れた PENSION 発見。ノコノコっと入ってみると良い感じ。部屋をみせてもらうとバス、シャワー、トイレはもちろん、エアコンまでついてる。コレは相当高いだろーな、と覚悟を決めて値段を聞くと激安♪当然宿泊。ウロウロと町のまだ見てない名所に行って時間を潰し、20:00 過ぎたらバンゴハン。翌朝早いので 23:00 くらいで切り上げてオヘヤに戻る。スズスイ。エアコンバンザイ!

 ちゃちゃっとチェックアウトを済ましてノコノコと駅まで歩く。偶然、わりと駅に近い宿だったみたい。にやり。駅でアサゴハンとヒルゴハン用のサンドイッチを買って 12 時間の列車の旅に備える。12 時間つったらひこーきで日本に着いちゃう時間…。ひたすら景色を眺めたり、MD Walkman とトモダチになりながら耐える。AVE で来ただけに Inter city の遅さが際立つ。ぐったりとバルセロナに到着。駅に 21:00 まで開いてるインフォメーションがあると例にようってちきうの歩き方に書いてあったので 20 分間でなんとかしようと探し回るが見つからず、諦めてランブラス通り沿いで自力で探すコトに。カタルーニャ広場からランブラス通りを南下しながら、目についた順に片っ端から当たっていくが全然ダメ。ココまで全然オカネを使ってないので「高いところでも平気ヨン♪」と思って甘く見ていたのだが、ソユトコロも全部満室。徐々に 23:00 が近付き、レイアール広場まで行ってダメだったら駅で夜を過ごすしかないかなぁ〜とハンベをかきながら探し続ける。で、レイアール広場で、もうココで最後!と思いながら聞いた HOSTEL で full と言われて本格的に泣きたくなってきたときにめだたなーいトコロにある PENSION を発見。半分諦めて長い長い階段を登ってレセプションまで辿り着くとなんと部屋はあると言われる。らっきー♪

 ヘロヘロになったココロとカラダを癒すため、荷物を置いて早速そのままレイアール広場でおしょくじ。vino blanco を頼むとていすちんぐさせられてびびるがなんとなく、こんな風にするんだっけ?とか思い出しながら色と香りと空気と混ざったあとの香りと味を確かめて飲みやすかったので非常にイイカゲンに vale なんて言っちゃって。大体、色なんてどんなのが良いのか知らないしぃ〜。日付がすっかり変わってからへろりんと部屋に戻る。

 ついに最終日。明日午前の便で帰るのでバルセロナは実質1日だけ。がうでぃさんの建築を見るのが当初の目的だったのを思い出したが、最終日くらいは良いホテルに泊まろうと、まずはカタルーニャ広場のインフォメーションに。こっからこのくらいまで出せまっせとナカナカ豪気なトコロを見せてみたツモリだったのだが、順番にあっちやこっちにに電話して断られてボソッと difficult なんて言ってるオネイさん。インフォメーション開いてすぐにこんな状態では昨夜のドツボ状態も当然ってコトね。20分くらいかかってちょいと離れた HOTEL (← HOSTEL でも PENSION でもないの!)が予約できたので deposit を払って、とりあえず荷物だけ預かってもらいにノコノコと歩いていく。部屋は冷房もついていてキレイキレイ♪

 身軽になったトコロでメトロに乗って、サグラダファミリアという東北弁のような教会を見に行く。さぐらださ〜ん、おらぁあんだ見にきただよ。全然完成してないけど、スゴイスゴイって感じの建物。建てるのは大変そうだ…。エレベーターで登って、螺旋階段をくるくる回りながら降りる。高所恐怖症の方にはキツそうな階段。本当に全然オカネを使っていなかったのでカサ・ミラを見るついでにグラシア通りでおしょくじをしてからしょっぴんぐ♪あんまし安いので ZARA で気に入ったジャケットを買う。ついでにネクタイ入手。んー、旅行でこゆ、まともなオカイモノするの久しぶりだわん。うろうろしてる時に妙な建物を発見したらやっぱりがうでぃさんのでカサ・バトリョだった。隣のもなんかハデ。ピカソ美術館はもう別にいいやってコトで、デパートにけんきう室へのお土産を買いに。ついでに自分用のアクセサリーのないか探すがこっちはゴツくて全部外れ。けんきう室用のへなちょこくっきーだけ買ってサヨウナラ。そして最終日もやはり終電まで飲む。休肝日ってなぁに?

 ぐっすり眠ってハヤオキさんで空港へ。インフォメーションでもらった地図では明らかに空港行きのバスのバス停がホテルのすぐそばにあるはずなんだけど、それらしきものが見当たらず、ウロウロしていると目の前をアッサリと空港行きのバスが通り過ぎて行ったので諦めてメトロに乗り、カタルーニャ広場から空港行きの RENFE に乗る。当然、出国の手続きなんてモノもあるワケもなく、チェックインを済ませたらそのままスタコラとノーチェックでゲートまで。時間があるので、前回は新千歳空港に土産を置き忘れてしまったナカヨシくん用に、ワインとイベリコハムを買う。で、自分用にサフランとアリオリを♪1時間で乗り継がなきゃ行けないのにバルセロナから飛ぶのが1時間遅れて、シャルルドゴールで中距離走。ぐったりと日本まで。今度は無事お土産も忘れずに帰って来れた。札幌はすずすぃ。


9月8日

いってくるです

 なんで旅行の準備が1時間で終わるんだ?旅行がキライだと言いながら段々慣れてきてるジブンがイヤ。あ〜めんどくせ、と言いながら 30 分後にはサヨウナラ。指導教官にはナイショで GO! さっき会ったけど、「オハヨウゴザイマス」と爽やかに挨拶しておいたので、朝早くから来ている感心なヤツと思われたに違いない。うけけ。

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 いつもいつもバカな話ばかりしていては本当にバカになってしまうので、タマには高尚なお話でも、つーことで、コウハイくん達と日米の意識の差について大統領選もからめつつ。

「日本ではアスホールの小さな漢というのはケナシコトバであるのに対して、メリケンではメジャー級のアスホールだとバカにされてしまうとは是如何に?」
「そもそもメジャーリーグなアスホールってのはデッカイんですか?チッコイんですか?」
「みゅ〜。ノモとかのメジャー前、メジャー後とかの資料を見ねば分かるまい。」
「ミーは、アレはデカイというイミでメジャーリーグと言うたのだと思うザマス。」
「うーん。やはり、ゲイな方々が多いからではないでしょうか?」
「ナニソレ?」
「キーワードはシマリ」

 サイアクだ。育ちの良いワタシは、最初の高尚な質問を発した後、会話にまったくついて行くコトができずにブスブスと不完全燃焼で真っ黒な灰になってしまったコトは言うまでもあるまい。

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 あ、オデカケの時間だ。バックパッカーな姿を上層部に見られてはならぬ。


9月7日

一緒にチクタク

 あれ?もう明日出発か。ということに今ごろ気付いて大慌てで10日が〆切の proceedings をメールでポイっと投稿。ついでに、時間がかかる job を並列計算機に放り込んでおこうかと思ったのだが、今週アタマに巧妙なハッキングを受けて、誰でも root になれるようにいじられてしまって、しかも、どうやっても直せなかったので計算機係のえらそーなヒトとして、実働部隊の徳麻呂(D1)に OS の再インストールをちょっとヤヤコスイ方法でやるように命じているところで現在使用不可。がーん。しかし、学科の並列計算機ってやつは院生が管理するものなのか?つか、CPU time の占有時間の多いけんきう室でやってくれよな。

 で、作業中の徳麻呂をうっかり忘れて(オヤスミだと思ってた)皆さんとお食事に。コドモで甘ったれなモリトモ(M2)がおじー様やおばー様のコトを財布呼ばわりしているので「イカンのではないか!」と叱りつける人格者な我々。だって「財布が4つ」とか言うんですもの。あれ?まだ4人とも健在なんだって話になり、ワタシのトコロは?と尋ねられたので「今はも〜う動かない、おじいちゃんととけぃ〜♪」と歌うと、今のもイカンのではないかと集中放火を浴びる。なるほど、確かに時計は動くのも動かないのもあるので不正確な表現であったと反省猿。

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 えーごが通じなかったときのためすぱにっしゅの数の読みかたをオベンキョしてみたが30で力尽きる。続きはまたあとで。ペセタがヨワヨワなので 1000 くらいまでは覚えねばなるまい。


9月6日

けされちゃうね

 昨日、息抜きにとコウハイくん達に強引に誘われてけんきう室に常備されている64の前に座らされ、どうせ3人でやるならマリオテニス64がやりたかったのにスマッシュブラザーズをやらされた。で、やっている最中に他のけんきう室の○西先生が廊下を通りかかって…「なにやってんのん?」と入ってきたので、自分がぼろ勝ちしたくせに、「いや〜サイトーくんは強いなぁ、流石いつもやっているだけのことはあるなぁ」と徳麻呂(D1)が悪のコウハイくん(M2)に全てを押しつけようとキタナイ発言をしたのに便乗し、「ま、僕は初めてだからこんなもんかな」と正直に自分のスキルの低さを認めるというまっこと漢らしい態度に出てみた。

 すると、○西先生は、「いや〜僕らがガクセーくんの頃もゲエムやったもんやけど、先生が入って来たら光速で片付けてみつからんようにしてたもんやで。君等はまだまだアマイ!」と言うのである。油断してはいけない。ここで「なぁんだ、先生もやってたんだ、実はジブンらもうマイニチっすよ」なんて不用意な発言を誘う罠カモしれないではないか。石橋を叩きながら、「いや、自分等初めてだったんで、そんなそつなくは出来ないっス」とあくまで控えめな発言に終始する。モチロン、「ダメですよ、先生、ゲエムばっかりやってたらバカになりますよ」とタシナメルことも忘れずに。

 「ふ〜ん、は・じ・め・て、ね。3回くらいは見たコトあるような気がするけどまぁええわ」と○西先生は捨て台詞を残して颯爽と去って行った。ふぅ〜。あぶなかった。シツコクされたら、うっかり口の滑りが良くなって、むか〜し、当時の僕の彼女さんがバイトしていたレンタルビデオ屋さんにすきっぷ♪しながら入ってきた○西先生がそのままオトナなコーナーに直行し、3本ほどワシ掴みにした後、カウンターで僕にとっては当時の彼女であるところのそして先生にとっては学科のガクセーくんであるところのヒトがカウンターで貸しだし業務に従事しているコトに気付いて思わずUターンしてしまい、入って来た時とは正反対のとぼとぼとした足取りでお店を後にした件に関しておずおずと質問をしてしまうトコロだった。

「そのまま借りるより、Uターンする方がネタにされると思うのですが、その危険を犯してまでUターンするなんて、いったいどんなタイトルのを借りていたんデスカ?」

 消されちゃうネ。ヒトマエでそんな質問したら。まぁそれよりもこの話をしている時に「カウンターにシリアイ!!なんてオソロスィ〜話だぁ。」とロリコンであるところのきょんすけ氏(M2)が叫んでいたコトの方が僕には印象的だったのだけど。


9月5日

風と桶屋

 数日前に朝日新聞で、「HIV 感染者を隔離」という記事を、ヒドイ話だわん、と思って読んでみたのだが、そこには、アフリカ某国(忘れたの)で HIV 感染者をコレ以上増やさないために、女子学生のミニスカートを禁止する法案に続き、感染者を隔離するコトも検討されていると書かれていた。ミニスカートと HIV って風と桶屋くらい離れているのではないだろうか。つか、効果あったの?なかったから隔離なんだろうけど。

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精進

 天文の院生の集まりであるところの「夏の学校」において、他大学のワタシと同期のオシリアイに我がコウハイくんが、「紅茶のページのようなスカしたモノを作るなとオカモトに伝えておけ!」と言われたらしい。もちろんそのコウハイくんが札幌に戻って来たのちワタシに、そのオシリアイの彼女が書いているラブラブあっちっち0℃日記について彼がどのような見解を持っているのかナゼ聞き返さなかったのか、キビシク詰問されたコトは言うまでもあるまい。今後はそのような「おまえがいうな」的発言を決して見逃さないように精進していただきたい>コウハイくん

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 けんきうの方は順調。宇宙項がある宇宙モデルでも観測を再現する結果が得られた♪あとはコイツラが z 〜 1 くらい(宇宙の大きさが現在の1/2だった頃)にどのような性質を持ってるかがモンダイ。観測と合わないことは確認したので UV background を考慮すれば観測と合うセンスになるのかどーか興味深い、…よね?


9月4日

まーふぃーと赤信号

 さて、本日は院試であり、受験者の方々にはとりあえずがんばって頂きたいとかそんなコトを書こうかと思ったのだが、良く考えて見ればうちのけんきう室の4年生の顔も名前も知らないという現状において、わざわざワタシがヤツラの応援をする義理があるだろうか。いやない。そんな4年生のナカに某筑○大学の院を受けたいと、ココのけんきう室出身であるところのアチラの先生にメールでコンタクトを取ったやつがいるらしい。しかしながら、そのメールの文面が、「1年中バイクに乗りたいので本州の大学院に行きたい。ソコなら家から通えるので、けんきうテーマはなんでもいいからそちらに行ってもよろしいか?」という覇気に溢れるモノであったため、その先生に「へんなメールがきてたよぉ〜♪」とあっちのけんきう室でメールをサラシモノにされたあげく、そのままゴミバコにポイされて返事も書いて貰えなかったっという噂は噂ではなく単なる事実であるらしく、ウチのけんきう室の恥部なので極秘にしておこう。…以上はマスターコースへの試験の話。

 ところで、一貫制ではないうちの院の場合、マスターコースからドクターコースへ進むさい、一応願書を書かされ、そこには受験日(今日)なんかも記載されちゃっているのだが、実際のところエスカレーター式であるため試験など存在するはずもなく、忘れた頃に合格届が郵送されてくるのである。つまり、博士過程の願書を提出した時点で将来を諦めなければいけないということである。故に進学の意思決定は慎重に行うべきであり、うぞーくんやむぞーちゃんはココで社会復帰を果たすべきであるというのがワタシの個人的意見♪

 そんで、ヒトリがほぼ機能停止に陥っているため、実質的に教官がフタリしかいない我がうちうぶちゅりがくけんきう室ではワタシの1個下の代まではマスターコースの定員が2名だったのだが、その場合、かなりの確率(100%)で合格者のうち少なくとも1名は他大学に逃げ出したり、単純にドロップアウトしたりで、ドクターコースには空白の学年とヒトリしかガクセーのいない学年ばっかりという、あくちびちーのひく〜い状況が出来上がってしまったのである。そこで、そのような事態を回避すべく、数名はやめるコトを見越してマスターコースの定員を増やしたらあら不思議、ドイツもコイツもドクターへ進学しやがるため、圧倒的な飽和状態があっという間にできあがってしまった。ギリギリとればドロップアウトし、一杯とるとみんな進学という、うちうぶちゅりがく的まーふぃーの法則。今年なんて5人とも進むの…。

 上を見ればドクターコースなんて進んでもロクなコトにならないのはどんなバカにも分かりそうなものだが…ミンナデワタレバコワクナイ…結局はそゆコトなのだろう。


9月3日

キケンキケン

 髪きってさっぱり♪指導教官の血管がぶちきれると困ると思いナイショにしていたのだが、8日から1週間ほどスペイン旅行に行くのだ。で、前回、けんきう会のついでにフランスを周っている最中に、他の旅行者に聞いた話では今マドリーはとてつもなくヤバイらしい。一般に旅行中の被害ってのはスリやひったくりによるものなのだけど、マドリーでは5人くらいのスラブ系のヒトに囲まれてボコボコにされて首を絞められて、気絶したトコロでみぐるみはがされるらしい。んで、警察より先に病院に行かねばならん状態になるのだと。

 そんな感じで、やたらめったらアジア人狩りがブームらしく、ホテルにこもっていると5分おきくらいで悲鳴がきこえるのだとか。それもきゃ〜とかじゃなくて、うっって首を絞められたような声が。ひぃひぃ。いきなりマドリーに着くのだけど、どうやって無事に乗りきろう。夜だけじゃなくてシエスタの時間もやばいらしい。とりあえず、ヒトの多いところを歩いてる限りはスリや引ったくり程度で済むらしいのでその手で行こうかと思案中。

 それよりもこんなことばかりしていてちゃんとどくたぁは取れるのだろうか…。取るけど。9月に入って来年の9月からのポスドクの募集がわらわらと出てきたので数うちゃ当たるカモ方式で apply しまくるつもり。推薦書の準備がめんどくせーや。


9月2日

クライ夜道で役に立つカモ

 23:00 過ぎにナカヨシくんから「ナニか飲みモノとゼリーのようなモノを買ってきてクレ」とのコト。「なぜ!」と問うと、「ちょっと今、買物にも行けないような状態になっておりまして…」と言うので、「いーけど、食料は存分に冷蔵庫のナカにあるのかい?」と質問し、「ナイが食欲もナイのでモンダイナシ」というワケの分からない返事に、一応、食欲がナイときにも食べられそうなものもついでに買っていってやるか、やでやで、と重い腰を上げて、けんきう室をアトにするワタシ。

 そのような時間ではコンビニしか開いているはずもなく、ジャンクなタベモノに野菜ジュースとお茶のペットボトルを抱えてピンポーン♪がちゃっとドアが開くとソコには…「ぐわ、四谷怪談!」。ナルホド、コレではチョットおでかけはツライカモと思わせるほど、結膜炎の悪化により左目のまぶたを腫らし、右目もうさぎさんになっているナカヨシくん。「アレの祟りでそんな風になるってコトを小学生の時分に聞いたのですが、なんかやらかしたのですか?」と聞くと、「病人に向ってそんなコトしか言えんのか」と叱られてしまった。死にかけのガンコジジイのように元気ではないか。

 あまりの悪化っぷりにちゃんと病院で治療を受けてるのか質問してみたがちゃんと行ってるとのこと。目薬なんかも置いてある。で、横にはやり目と書いたパンフレットが落ちている。近頃はやりのオンナノコ♪まぶたの腫れたオンナノコ♪ってワケでもあるまい。「結膜炎のコトをはやり目と言うデスカ?」と質問すると、「ワタシのはそうらしい。ウィルス性なの」と言われる。ウィルス性だぁ〜。「んでは、あの目薬には抗生物質が入っているのね」と推測を口にすると、「いや、結膜炎のウィルスに効く抗生物質はないんだと。だからジブンの体に抗体が出来るのをまたなきゃならなくて時間がかかる。」と反論される。つーコトはアレか。ココでうっかりウィルスくんを貰ってしまうとワタシも祟られ顔になるのを有効な治療法もないまま待つしかナイワケね。

 おずおずと質問を続ける。

「あのぉ〜はやり目って言うくらいだから感染力は…」
「そりゃーもうミゴトなモンらしいよ」
「…自宅に帰らせてもらいます」

 祟られ顔とシャア専用のような目の色のため昼間外出できなかったナカヨシくんはおっとろしく退屈していたらしく激しく引きとめられたのだが「それ以上近寄るんじゃねー」と逃げるように帰宅するハッキリ言って世界で1番時分がカワイイワタシ。

 ワタシの目はキミら凡人の目とは違って〜ちゃーむぽいんと♪なんだよぉ〜。


9月1日

がたがた

 コウハイくんであるところのきょんすけに、「たたりさんの薦める映画にはハズレがナイ」と誉められたのだが、薦めた覚えがあるのが「シリアル・ママ」「ナチュラルボーンキラーズ」「ビッグリボウスキ」なので、ちょいとばかりコウハイくんの趣味が悪いのではなかろうかと、自分のコトはすっかり棚に上げて不安になる今日この頃。さて、そのコウハイくんに、けんきう会に行く直前にイヤガラセのようにΖがんだむのビデオを全部渡されたのをちょろちょろと見ているのだが、やたらめったら「オトコに向ってなんだとはなんだ」トカ、「オンナに叩かれたくらいでオトコが死にに行けるか」などのコトバが出てくるのでなんかヤなキブン。オトコだとかオンナだとかガタガタうるさ過ぎ。

 このコウハイくん、M2 の分際でとびきゅーした覚えもナイ D3 のワタシと今現在ナゼかてんぽらりーに同い年であるらしく、「たたりさんの次の誕生日まではタメグチで行きますから」と高らかに宣言しやがったのだが、それを横で笑ってヒトゴトのように見ていた悪のコウハイくん(同じく M2)が、ワタシとしっかり学年分年齢が離れているクセに、初対面のトキからタメグチだったコトの方が大問題なのではないかと思う。…とのワタシの意見に「たたりさんなんかえふけで(今はいないが当時2こ上)にタメグチをきくばかりでなく、なぐる蹴るの暴行を加えていたではないか」と言いやがる悪のコウハイくんはやはり口が減らない困ったちゃんである。

 今日は映画の日なのに病院に行ったり論文書いたりでナニも見れず。集録と論文が完成したので良しとしておこう。


モドル