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シガツノオカモトサン


4月30日

なめとんのか

 ぶっ続けで論文の校正。図の方も少し直すよう指示が出てたのでそこでテコズル。図に関しては refereeing 中に言って欲しいわん。タイムアタックが必要な状況ではつらすぎ。午前4時過ぎに完成、論文の tex file と図をメールで送って校正済み原稿その他の必要なものを封筒に詰めて中央郵便局に向け出発。明け方の郵便局で速達の書留でオネガイシマス。本来校費で払えるモノをポケットマネーで。ゴールデンウィークの馬鹿。

 午前5時過ぎに部屋に帰り泥のように眠り、朝、電話で起こされる。あぅ。ナカヨシくんの誕生日プレゼントを買いに行くことになっていたのだ。もぞもぞと準備して駅へ。ナゼかWINSによってごにょごにょ。天皇賞はほとんど4頭だてのレースなので高配当は期待出来ないが、遊びで。4頭のうち買いたくない馬が2頭いるのだが、ペラオはまぁ2着くらいは許してやろうとヒロイココロでトプロとペラオの馬連とトプロとステゴのワイドをちょちょちょっと。トプロへの愛に殉じ用とする僕に「空が落ちてきそうだね」という声がかけられる。ゆーはしょっく♪

 ピザのおいしい店が4周年ってことでピザを半額にしていたのでそこでお食事。んまんま。オナカがぽむぽむになったところでオカイモノ。ブレスレットを物色しにテクテク。

 良いのを発見するが値段にヒルミ、他のお店もうろうろしてからにしようかと思うが、やっぱ気に入ったのを買うことに。痛い出費でシクシク。今日はマンバケンも持ってないのに。

 その後けんきう室に行き、コウハイくんから聞かされた情報で自分が持っているのがただの紙屑であることを知らされる。ぐわ!なめとんのか!中山や阪神ならともかく京都でオペラハウス産駒に負けてどないすんねん!とかいいながら宝塚ではやはり狙ってしまうんだろうな。

 就職したやつが帰省してきたらしいのでコレから飲みに。あーゴールデンウィークね。


4月29日

いんてり

 携帯の留守電にチチからの伝言。夏にエゲレスであるけんきう会に出席する際に彼のところこから通おうと思っていたのだが、6月に帰国するとのこと。5年以上いたくせにこの絶妙なタイミングで帰国しやがりますか!?ホテルも探さないと…

 今日ガッコで論文を弄ってるとナゼかネズミくんのフットワークが絶不調。カーソルを左右に動かすのはサホド問題ないのだが、上下の反応が鈍く、特に上には絶望的なほど動いてくれない。極力マウスを使わないような環境でシゴトをしているのだが、それなりに不便なのでパカっと開けてお掃除…と思ったらタマの回転を優しく受けとめるハズの、シャフトを包むスポンジ状のものがボロボロになって、特に縦、回転を伝えるシャフトのは無くなっていた。カーソルの上下移動がキビシイワケだ。ちなみに下移動はなんとかなっていたのは、シャフトにタマを直接押しつける格好になるからのようだ。

 新しいネズミくんを求めてヨドバシキャメラまでテクテク。ウジャウジャといるネズミくんのナカからマイクロソフトのいんてりネズミくんを選ぶ。なんか、マイクロソフトの作るハード類ってやたらイイような気がする。マウスとかキーボードとか。

 新しいネズミくんは光学ネズミくんで、いんてりアイなるものを搭載していたので、けんきう室のヒトに赤い光を照射してスナイパーゴッコをしてマブシイと怒られる。いんてりっぽい?


4月28日

ケイクホール

 昨日はけんきう室の新歓があった。シリアスな素顔を隠してオワライを演じる我々に同じテーブルに座っていた4年生(名前不明)が「もっと、物理の話しかしないヒト達ばっかりなのかと思ってたんだけど、意外と普通デスネ」とか言いやがる。そのイメージは彼のビジュアルにこそ相応しいような気がしたのだが、ヤサシイ僕はそのコトを口に出したりはしなかった。さらに、「みんなで理論系ってドーテー率高そうだなって話してたんデスヨ」なんてゲヒンなコトを言い出した時にも、「キミはマサにそんな感じダネ☆」なんて言わなかったのである。思ったけど。

 その時頼んだコースはやたらめったら量が多くて皆、オナカぽむぽむ♪になってしまって苦しんでいた。しかしながら、酔いどれ院生の悶太 (M2) だけが、オナカイッパイと言いながらもどんどんどんどん酒をその胃に注ぎ込むので、ケイクホールならぬセイクホール (SAKE HOLE) の存在が疑われだした。例え胃が満タンでも、目の前に一升瓶をドン!と置いてやると胃にナゼか一升分の隙間が出きるというアレである。

 今日はナイはずの時間を無理矢理圧縮して隙間をつくり、英会話の前にひどり寂しく「奇人達の晩餐会」を見てきた。基本的にドタバタコメディーは苦手なのだけど、これはすごくオモシロかった。客は10人くらいしかいなかったけど。

 その晩餐会の参加者は必ず1人バカを連れて行き、その晩餐会でコッソリとバカのチャンピオンを決めるという邪悪な晩餐会が舞台…ではなく、その参加者である出版社社長と彼が招待した(超のつく)バカのおりなすドタバタ。おフランス製だったので耳からの情報はほとんどゼロ、しくしく。で、このフタリは晩餐会に出席できず、場面はほとんど社長の家。バカがナチュラルにその社長を追いつめて行く様がステキ。その他の登場人物のも次々とトラブルを演出して飽きさせずに笑わせる。あまりにクドイ、バカっぷりにちょっとイライラするんだけどオススメ。バカって言ってるヤツがバカ?

 今日からビデオが出てるらしので、見るべし見るべし。


4月27日

ヤツラはイッキにやって来る

 R研のCOEにも応募しようと思って自分の分野でも取ってくれそうなけんきう室にメールを送ったのが月曜日のコト。昨日になってもまったくオトサタがないので、そのけんきう室の知り合いに「センセは出張中なのん?」とメールで問い合わせると「…しっかりイマス」とのココロアタタマルメッセージ。そこのセンセは思いっきり苦手なタイプなのでダメ押しメールを送る気にもならず、「それとなぁくH大のオカモトからのメールについて注意を喚起してもらえないかなぁ」というメールをその知り合いに送るというウラ技に出る。

 作戦は成功したようで、すぐにそこのセンセからお返事のメールが戴けたのだが、なんと、「直接会って話がしたいので秘書と日程を相談してクレイ!」と書かれているではないか。ココハウミノムコウナノニ。流石に、「だったらエエわ」と言うワケにも行かず日程の相談に入る。他にもシゴトが山積なのに、しくしく。

 しかたがないのでヤリカケのシゴトは置いといて、急いで山積になってる書類を書き上げようと決心してアタマのナカを整理していたら、今朝、以前受理された論文の赤ペン先生状態のヤツをクロネコくんがくわえてきた。校正して36時間以内に返送しろって…明日送れないと土日に突入するんだけど。

 今朝、けんきう室にトンデモない事件発生♪詳しくは書けないけどん、上層部の思惑のイッポナナメウエを行ったけんきう生がフタリほどいたのん。

 本日はけんきう室の新歓コンパ。出席者は昨日の午前中までに連絡するよう言われていたので、「いや〜歓迎する気はマンマンなんだけど、ネボーしちゃってさぁ、てへ」とイイワケしようと思って満を持して午後1:00過ぎにガッコに行ったのに、「まだ間に合いますよ」と言われて歓迎する気マンマンな僕は断ることもできずに参加することに。ウソツキキライ。午前中って言ってたやん!


4月26日

ちょっぴり

 悪趣味映画トモダチに「奇人たちの晩餐会」がオモシロソーと言っていたら、アレってもうビデオになってなかったっけ?と言われてガックリ。ビデオ屋をウロウロしたが見つからず、わりと映画好きなコウハイくんにビデオ屋で見かけたら連絡ヨロシクと言っておいた。

 で、昨日突然、コウハイくんに、アレ今上映中ですよんと言われて大慌て。しかも今月の28日まででやんの。なんかいつも最終週に気付くような気がする。まぁ、取りあえず極めて近日中に見に行こうと決心しつつもウソ情報を教えてくれたオトモダチくんにどないなっとんのじゃ!とお電話。

「あのさ、奇人たちの晩餐会ね、…」
「あ、あれ、今月の28日からビデオになるらしいよ」
「…」

 上映は28日まで、ビデオは28日から。見に行くべきか、ビデオにすべきかちょっぴりハムレッティ〜な心境なのである。

 しばらく新しいシゴトの準備用の手計算。普段シミュレーションばかりしてると、簡単な手計算ができただけで「僕ってばテンサイじゃーん♪」って思えるのが数値計算屋のシアワセなところ。実際のところ、僕に宇宙論を叩き込んだのち活動を停止した某センパイくんと僕以外だとこのけんきう室ではコユのはムリなんだろうけど。


4月25日

老人力を取り戻せ!

 TOEIC に申し込んだと言っていたコウハイくんがバイトで使用している TOEIC 対策用のアプリで遊んだ結果、語彙力・初級とのハズカシイ診断をされてしまったらしい。メールでそのムネ伝えられたので、アホですね、と正直な感想を送っておいたら怒ってしまった。

 さて、午後から僕も同じバイトをやるので見事上級者になって大学院最終学年の老人力を見せつけようとテクテクとバイト先の教室に向った。以前、DDR で老人力を見せつけようと思ったのに意外とカラダが動いてしまいマダマダスタミナたっぷりな所を露呈してしまった苦い過去を乗り越えるのである。だいたい、このスタミナっぷりだって冬の寒い時期に暖房費をケチって腕立て腹筋で寒さを凌いだというキュリー夫人とはまた別の角度からのビンボー学生生活へのアプローチの副産物でしかないのだ。小さな頃、伝記を読みながら、椅子を背負うことによって寒さを防げるという機構が理解不能だったのだがあれは効果があるのだろうか?

 なんてナツカシイ疑問を思い出しながらレベルチェックテスト。この TA のバイトはバイトといいながら別にシゴトもなくオカネをもらって英語のオベンキョができてしまうというお徳感満点のモノなのだ。結果、語彙力-中の上、リスニング力-中の上という中途半端なものであった。この分では老人力も推して知るべしである。年の功よりカメの甲の方がウラナイに使える分役に立つカモ。

私信:オタンジョウビオメデトー

すげー勢いで年とってるわねん♪とても追い付けそうにないわん。


4月24日

月曜日はイノチガケ

 論文の投稿、書類の提出と僕を忙殺していたモノゴトが1段落ついたので今日は午前中のバイトを終えたアト、優雅に論文ヨミヨミ。しかし、ダメダメな論文だった。またクダラヌものを読んでしまった。

 そんなふうに優雅に論文を読んでいる最中に電話が鳴りだした。電話にでると、ゲホゲホとアヤシイ声。いたでん?さらに「きょきょきょゴホゴホ?きょんすけくん?」なんて言うではないか。僕をロリコンきょんすけ氏と間違えるとはナニゴトであろうか。「イイエチガイマス」と冷たく答えると「ゲホゴホなんだオカモトくんか」と失礼なイイグサ。

 ゲホゴホノイズまじりの音声をアタマの中で必死にフーリエ変換し、ノイズを取り除いた結果、電話はどうやら影の長老くりりんからのものらしく、病院へ行った結果、健康状態がトンデモナイコトになっていることが判明したため、今週の論文紹介を休ませて欲しいとの内容であった。確かにこのまま電話を続けていてはそのまま草葉の陰の長老になってしまいそうだったので「オダイジニ」と言って電話を切ろうとしたのだが、くりりんは最後の力を振り絞るかのように消え入りそうな声で「す、ゲホ、す、ゴホ、スピリッツはゴホゴホゴホ、持ってい…ゲホゲホゲホ…持っていっといたからグボォ〜」と言ったのである。

 説明シヨウ!我がうちうぶちゅりがくけんきう室では、月曜日にはスピリッツと呼ばれるオトコ(くりりん)がスピリッツをジャンプの名を欲しいままにしているオトコ(もんた)がジャンプを持ってくることになっているのである。まぁ、木曜日は木曜日で(北海道だから)別の名前に変わるオトコもでてくるのだが、それそれである。

 それはともかく、どのような経緯でシニカケのくりりんがスピリッツを持ってきたのかを疑問に思った僕は聞き込みを開始した。すると、朝早くに大汗かきながらチコっと来て帰ったというではないか。そうまでして…。

 モチロン、スピリッツはありがたく読ませてもらったのだが涙で字がにじんでちゃんと読めなかったのである。オノレ、くりりんメ。


4月23日

めびうす

 昨晩はメールで論文の投稿を済ませ、DDR でチコっと汗を流してからコウハイくんの車で送ってもらって帰宅。DDR をやると肩こりがかなり軽減することが判明。普段はおっとろしく血行が悪いらしい。

 帰宅後、タイマーをセットしておいた洗濯機を開けて洗濯物を干す。裏返っているTシャツがあったので、干す前にクルリとひっくり返してウラオモテを入れ返る。しかし、縫い目を見る限り明らかにそのTシャツは裏返されている。にょにょにょ!?と思って再度ウラとオモテを入れ返る作業を。

 コンドコソの思いを込めてTシャツを見つめるとやはりタグが表に来ており、ウラオモテが逆になっている感じである。オモテガウラデウラガオモテ?仕方がないのでカシコイわたしは黙って観察することにした。現時点でウラっぽさを演出しているのは縫い目ではなく首のところのFと表示しているタグのようである。縫い目の方は至って正常。ならば、タグのある首まわりに注目した方がよかろう。

 ぎょわ!首周りの縫い目が全部解けて裏側に折り返されているはずの部分がびびろーんと表にでてきてるではないか。チーンと軽く供養を済ませてごみ箱行き決定。


4月22日

アトは祈るだけ

 昨日の夜、英会話から戻ってきたあと久しぶりに目の前に片付けないといけないシゴトがなかったので新しいシミュレーションのために久々に宇宙論ちっくな手計算を試みる。で、なんとなく目的としていた方程式達を導きだしたところまでは良かったのだが、それをどう使うと欲しい答えが得られるのかさっぱりん♪ヤバイ、シミュレーションばっかりしてる間にアホアホになってしまったのカモ。

 ぐったり眠って目覚めれば雨。やまないかしらん?と家でしばらくウダウダ。諦めてガッコに来ると共同けんきう者くんに送りつけていた論文が直されて戻って来ていた。ついでに「スペルチェッカーぐらいかけとけや、ボケ」というようなことがもちょっとそふぃすちけいとされた感じで書かれている。

 オカシイ…。確かにスペルチェッカーはかけたハズなんだけどん、と思ってファイルを調べる。ほとんど眠ってないときにやった作業だったのでなんかミスしたのカモ…。結果、送りつけたファイルはめちゃくちゃであることが判明。スマヌ。

 このような事態は、僕がウィンちゃんで論文を書いている(でも vi)にもかかわらず、スペルチェックは UNIX 上の ispell を使っていたため生じたらしい。簡単に書くとこんな感じ。

ウィンちゃんでカキカキ→うにっくすに ftp→うにっくすで ispell→ウィンちゃんからメール送信

 ispell とメール送信の間に入れるべき ftp でファイルを取ってくる作業をねぼけまなこな僕は飛ばしたらしい。…スマヌ。

 これから論文を最終チェックして今晩中に投稿予定。良いレフェリーに当たりますように。


4月21日

っス

  無意味に体育会系っス。ジブン頭悪いんでイミなんて考えられないっス。とにかくそれは昨日の夕方のことだったっス。突然けんきう室の電話が鳴り出したんス。ジブン、早速電話に出たっス。

「たたりさんいらっしゃいますか?」
「ジブンっス」
「え〜と、ジムジムですけど、学振の海外特別研究員にもうしこまれるんですよね?」
「そっス」
「チェックのタメに今日中に写しを1部提出していただくようにF教授にメールしといたんですけど、まだ提出されていませんね?」

あーはっはっは、アナタ、オモシロイコト仰いますねぇ〜と言いたいところをグっと堪えてガマンノコ。ジブン何も聞いてないっス。そもそもF教授はジブンの指導教官でもナイっス。だいたい、指導教官だって、ジブンに海外学振に申し込むように言っておいて申し込みたいヒトは申請書を取りに来るようにというジムジムからのメールにシカトかましたんスよ。ジブン、そんなモロモロの思いをヒトコトに要約して伝えたっス。

「はぁ?」
「渡した書類にもちゃんと〆切書いてありましたよね?」
「書いてあったっス。24日っス。ジブンの記憶が確かなら今日はまだ20日っス。」
「その前に写しを1部提出するように書いてありましたよね?」
「イエッス、書いてあったっス。でもその〆切書いて無かったっス。」
「…今日の何時頃持ってこれそうですか?」
「今日はムリムリっス。足痛いっス、ジブンもう走れないっス。」
「じゃーいつなら?」
「土日には仕上ると思うっスけど、ジムジムやってないので提出は月曜になりそうっス。」
「じゃー月曜のアサイチで…」
「月曜は午前中バイトでいないっス。」
「…ではゴゴイチで…」
「ラジャーっス!」

 昨日はジブン、研究紹介を終えたばかりで少々疲れてたっス。あ、ウソっス、足痛くナイっス、ジブンまだ走れるっス、なんて強がってみても疲れは隠せず曜日を金曜日と勘違いしてたっス。そのアト突然木曜日であるコトを思いだして、急げば今日のジムジムの閉鎖時間までに間に合うカモと思ってロングスパートかけたっス。まだ走れるっス。そのまま午前2時ごろまで走りつづけたっス。朝飯前っス。

 そんで今日も朝からトバし続けたっス。さっき完成して提出してきたっス。ジブンもう走りたくナイっス。てゆーか、メールは直接ジブン宛に出して欲しいっス。ちょっと足痛いっス。でもこれから英会話っス。行って来るっス。


4月20日

それはドコの国立デスカ?

 本日は今年度最初のけんきう室会議あんど論文紹介。年度最初の論文紹介という大役を仰せつかったのだが、ヒキコモリがちであるため、けんきう室のダレも僕のやってることを良く知らないという状況の打開を目指して自分のけんきう紹介。論文を書き上げた直後であるため、イントロがやたらとエレガント。

 つつがなくソレを終えたアトはけんきう室会議。我々ノンキャリア院生には秘書などという存在は高嶺の花であるため雑用の割り振り。計算機係のエライヒトの座を後進に譲り、計算機係のエラソウナヒトにしてもらう。イロイロ決めたアトにトレトレのフレッシュメンを交えて自己紹介。トレトレもウレウレも全員揃ってないところが如何にもウチのけんきう室らしくてナイス。

 自己紹介の最後に、籍は北大のまま国立天文台に移るスーパードクターえふけでが「今月中に国立天文台に移るので…」と言いながらキタの方を指差していたのだが、ドコの国の国立天文台に移る気なのだろう?日本なら三鷹なので南を指すはずなのだが…。あっちの国なら天文台に限らずどんな機関も国立のような気がする。


4月19日

こんな subject は良くない

 明日は論文紹介。本来僕の番ではなかったはずなのだけど、忙しいとか間に合わないとかネゴトを仰る方がいらっしゃるのでナゼか僕に白羽の矢が。1番忙しいちゅーねん。今年度最初ということもあり、自分のけんきうの紹介をすることで勘弁してもらう。流石に、けんきう室内に僕のやってることを知ってるヒトがいないのもまずかろうってことで。このアト、ソソクサと準備を終えて投稿論文を手直しする予定。

 で、カリカリと OHP を作っていたら変なメールが届いた。HTML 形式で subject が「私設e-メールアドレスの開設」。e-メールというセンスがスバラシイ。ダイレクトメールの類だと思って速攻で削除しようと思ったのだが、良く見ると差出人が見覚えのある名前である。なんと父と同姓同名ではないか。

 早速読んでみると同姓同名とかではなく、単に父からのメールであった。HTML 形式はやめた方が良いよんとアドバイスかまそうかと思ったが、イースターの予定に関して、「今年は、夏休みの予行演習にドイツ、スイス、フランスをメルセデスで走り回ってくる予定です。」とナメタことが書いてあったので黙っておくことにした。そんなヤツは仕事のe-メールを HTML 形式で出して嫌われるがいい。

 そんな不幸のe-メールをイギリスから受け取り、オノレ!エゲレスメってなキブンになっていたところ、今度は海外学振の受け入れ先になってもらったイギリスの某大学から、受け入れ許可しますよん(当たった場合ね)メールと推薦書が届いたのでちょっと印象が好転。

さ、論文論文。


4月18日

ひどい…

 ゆけゆけハタラキモノ。ってことで今日もバイト。こっちは楽々。しかし、まだ ID が発行されておらず、英会話練習用のソフトで遊べず無念。

 けんきう室にもどると、申請していた海外の学会で発表するためのオカネが当たったとのお知らせ。まぁ、10万円だけどないよりマシ。

 食後にコウハイくんが論理的にはとってもオモシロイのだが倫理的にかなりヤバメなギャグをかました。石原さんちの慎ちゃんの発言なんてカワイく見えて目に入れたくなるホドのシロモノだったため、オナカをよじりながらも鉄拳制裁をかまそうとする良心のカタマリのような僕。

 しかしコウハイくんは言ったのである。「たたりさんが前言ったんですよ!」。ウソダ!覚えていない!と言い張る僕の前に次々と現れる証人達。ウソダー!


4月17日

がーーーん

 本日は朝からバイト。札幌の隣の市なのに札幌○○大学を名乗る大学へ。去年まで教えていた Pascal は金曜の午後からで、それでは1日が潰れがちなので月曜の1講からはじまる C++ を選択。3時間睡眠で7時起き。

 行ってみるとやたら段取りの悪い先生がモゴモゴしゃべっている。段取りもナニもないまま講義室へ。なし崩し的に自己紹介。それはともかくガクセーくんの女性比率のあまりの低さにアングリ。自己紹介を終えて我々非常勤講師組は実習室へ。講義室ではダラダラと講義が続いているらしい。

  ちゃちゃっと今日やることを確認したら講義が終わってガクセーくん達が現れるまでぼ〜っと暇つぶし。眠りに落ちそうになった頃ぞろぞろとガクセーくん達入室。ぎゃーー50 人くらいいる中に生物学的に♀なヒトがヒトリしかいない! Pascal の方は半分くらいオンナノコだったのに。そっちのコウハイくんは受け持ちのガクセーくん8人中6人がオンナでしたよん♪とかホザイテいたのに…。朝早く起きても良いコトなんてナンニモナシ。

 オトコ密度の高いところではグッタリ疲れる特異体質の僕は大して仕事もしてないのにぐったりん。うろうろしてる時にあるガクセーくんがディレクトリを深く作っていくのを「露西亜人形みたいだ」と言うのに対して「まとりょーしか」という単語だけを言い残して立ち去るのが精一杯。いいさ、カネのタメに働くんだ。

 さくさくと海外学振の書類を作成してる間にこんどはR研からの書類到着。まさに書類地獄。しかし、見れば見るほどR研には適当なけんきう室がないなぁ。ま、受け入れ可能かどうかメールで打診してみよ。


4月16日

カキカキ

 昨晩ようやく論文が仕上がった。過去ログを読んだところ、「はたして1日で論文は書けるのか?」というムボーな試みに挑戦したのが9日のようだから1週間近くかかったらしい。やはりまだまだ青いらしい。今回はわりと主張がはっきりしていたので書くコト自体は苦にならなかったのだが、論文の長さを Letter の規定内に収めるのにシクハック。Full paper にするとなるとまだやってない解析とかもしなきゃならないし、それはちょっとまた別の論文でやりたかったので。

 そんなこんなで夜帰ったのが朝だったので朝起きたら昼だった。競馬の方はぼんやりと予想だけしていたのだがもう昼だしちょっと面倒クサイので今日は自粛♪…と思っていたはず。なのに顔を洗って髪をセットしている間にナゼかムクムクと予想が確信に変わって勇気凛々♪

 気がつけば WINS にいてジョーテンブレーヴとクリノキングオーからドカンと勝負。嘘、チコっとだけ。そんで、どっかーん♪コレハハズレタオト。しくしく、カタイヨカタイヨー。ところでレグルスくんにはナニが起こったの?

 共同けんきう者のヒトに論文を送りつけたので向こうが手直ししてくれている間に今度は海外学振の書類カキカキ。地獄は続く。


4月15日

踊る阿呆

 イチ院生としてワカモノ文化に流されるなどというコトはあってはならないコトなのですが、流行から2歩も3歩も遅れていれば問題ないだろうということで院生の運動不足解消のキリフダとしてダンスダンスレボリューションと専用のマットを私財を投入して買ってきたのが一昨日のコトでした。もちろんアパートでどんどん♪するワケにもいかないのでそれをけんきう室のレクリエーションルーム(通称)に置いておいたのです。

 当然予想の範囲内ではあったのですが、僕が論文執筆に追われている間にマットはコウハイどもに踏みにじられる結果となりました。そして、最初はヒソヤカに行われていた院生の運動不足解消も、徐々にけんきう室内にその存在を知るヒトが増えるにつれ大々的に行われるようになり、遂にマットを踏みにじってないやつまで隣で練習を始める始末。コウハイくんに仕事の話をしようと思って隣の部屋(レクリエーションルーム)のドアを開けると5人ほどのニンゲンが同じ動きをしているのです。

 コトここに到り、本来ベンキョウ部屋であるはずのレクリエーションルームからは運動部の部室のようなニオイが漂い始め出したのです。運動不足は見事に解消されたようですが今度は院生のけんきう不足解消のタメの秘策を練らねばなりません。

 Letter で投稿しようと思っていた論文は思わずキーボードが滑ったらしく、 Results の章に入る前に既定のページ数を超えてしまいました。Introduction と model の説明をダイエット♪せねばなりません。しくしく。


4月14日

ぱぶろん

 小腹が空いたなどという穏やかな状況ではないことに気付いた時は午前 2:00. 仕方がないので夜食を作る。ネギとタマゴと牛肉があったので卵とじを。肉は酒と醤油で下味を付けておいて生姜とネギをタッタカタ。油を熱したところに生姜とネギの一部をつっこんでじゅーじゅー。香り付けが終わったら火を止めて余熱でお肉を炒める。余熱がなくなったら弱火でじんわり。こうするとお肉は柔らかく仕上がるといつだか偶然夜中にみかけた番組でチンケンイチが言っていたのだがそれはあからさまに事実だったためそれ以来すっかり炒め物が上手になってしまったのん。

 火が通ったところで残りのネギを放りこみ、みりんを切らしていることに気付きトキタマゴ(天然記念ブツとは無関係)にちょいとお砂糖を。卵を入れたら醤油で味を整えて、また余熱でふっくらと。

…ンマかったのだが余計に胃を刺激してしまった。

 悪のコウハイのいぬまに、だんさ〜↓モリトモとアル中モンタ、ロリコンきょんすけと共に少々考察を巡らせていた。議題は、なぜ振られてから半年近く経つのにそれをネタにするとホンキで悪は落ち込むのかであった。特に有力な説も提唱できずに僕が黙っていると、「そもそもオンナくらいで落ち込むなと言いたい!」と振られた人数は百人から先は覚えていない、百戦錬磨のきょんすけ氏が叫んだ。しかし、そんなことを言っていても真実には近付けない。

 あわや迷宮入りかと思われたその時、天才だんさ〜↓モリトモが、「…パブロフ?」と言った。ぽむ♪ソレデアルソレデアル。おそらく、

振られて悲しい→ネタにされる→落ち込む

というコトを繰り返すうちに、「ネタにされる→落ち込む」の条件付けがなされてしまったのであろう。悪はいまや餌がなくてもベルを鳴らすだけでヨダレだらだらな犬なのである。…ということは条件付けをした私はパブロフ?


4月13日

ピーポール

 今日は健康診断。ガッコから受け取った健康診断キットを開封すると Pee Pole なるブツが出てきた。チッサイ方の採取用の道具のようだがやたらハイテクなムードを漂わせ、説明書を読まずには絶対に使わせるものかとの気迫さえ感じる。難解な説明書を解読してそのスタイリッシュなスティックにむかってし〜。今や危険物と化した試験管のようなものをカバンにいれて登校。

 ガッコに着くとアマイもの大好きでお菓子中毒、ついでにぴかちやにゃっきやらオコサマ系のモノが大好きで、オトナニシテコドモなあだるとちるどれん(間違ってます)の名を欲しいままにしているモリトモが尿に糖分が出るのではないかと真剣に心配をしていた。糖分を薄めるんだ!と言いながら醤油イッキをかまそうとする彼をみんなでなだめて健康診断。

 検査の結果、左だけ視力が著しく低下していることが判明。どうやったらそのようなアンバランスな状態になるのだろう。

 検査終了後、ちょっと本屋まで行ってサイコ5巻購入。オモシロイ。冒頭の笹山さんがイイカンジ。ヨドバシカメラにて衝動買いを発動してしまったのでソレを楽しみに今日も論文書き。エイエイオー。

 ちょっと気になったビラ


4月12日

(爆痛)

 実はたたりの知り合いにとってもイタイ文章を書くヒトがいるのー だから〜いつも今日はちょっと怠けてしまったなぁ〜って思ったときとかそこ見てつらい思いをして自分を戒めていたのね だけど最近ちっとも更新されないからぁイタイタシイ素材だけ貰ってきて自分で真似っこしてみることにしたの〜 たたりちょ〜すといっくー(>_<)

 今日もたたり早起きしようと思ったんだけど、風邪をひいたみたいでけほけほ で、ちょっと楽になるまで横になって御昼頃にあたまくらくらしたままけんきう室まで行ったのね(-_-) 風邪薬はけんきう室の机の中に入れっぱなしだったし論文も書かなきゃいけないから(爆泣)そしたらコウハイくんが「あれ?ハヤオキはやめたんですか?」とかいうの〜〜〜 こっちは風邪をおして来てるんだじょ!

 で、あたまのくらんくらんを我慢しながらお薬飲んでまた論文書いてたのね だいぶ形になって来た感じ 今はお薬も効いてきてだいぶ楽になったよん

 でもね、これを書いてる間に風邪とは別の悪寒と頭痛に悩まされだしたのーーー 墓穴だぁぁぁぁ〜〜〜(>_<)

 句点を全部別のものに差し換えて書いてみましたん


4月11日

ハラハラ

 今日は言語文化部の方で初仕事。英語の授業の御手伝いなのだが要するにうぃんちゃんのメンテナンス+雑用もろもろって感じでらっくんらっくん。しかし、わざわざ IE からあくちぶXを使ってやる授業なのでトラブル続出。ちぅかセキュリティーレベルを最低にしてやらないと文句を言われたまま固まってしまうのねん。

 で、ちょろちょろとガクセーくん達のトラブルに対処しているあいだにもナゼかセンセは勝手に話を進めて行く。で、ワカラントコロがあったらオカモトに訊けと言うわけだが、他のことでおおわらわん♪だったので僕も話を聞いてなんていられなかったわけで。大体、僕のアカウントがまだないらしくログインもできない状況なのよん。

 まぁでも他のバイトに比べれば圧倒的に楽で、法学部だったのでオンナノコもワラワラ。いるところにはいるのねん…。そんなこんなでいよいよリスニングの練習のところまで進んだ。で自習用のアプリなのでおのおのヘッドフォンをかぶって勝手に進めていくわけであるが、ふとセンセの方を見ると彼もヘッドフォンをしていた。

 彼の外見的特徴は頭部の摩擦係数が極めて小さそうというか反射係数が極めて大きそうというかとにかくそんな感じだったので、僕はヘッドフォンがずり落ちるのではないかと1人ハラハラしていたのである。楽な仕事だったけどちょっと気疲れしちゃった。

 バイトを終えると母からのメールが届いていた。なんでも今北海道の実家に来ているので会いたいとのこと。就職のこととか心配しているらしい。現状を正直に語って心配を確信に変えてあげるか、大学院重点化とか独立法人化とか外堀から徐々に埋めて心配を絶望に変えてあげるか考え中。はぁ〜論文と公募の書類書かんと…。


4月10日

探しモノはナンデスカ

 昨日は1日で論文を書き上げるというノルマを自分に課したにもかかわらず、abstract と introduction を書いたところで時間切れ。端的に言うなら自分に負けたのである。しかし、めでたく自分に勝利をおさめたとしても、自分に勝つということはすなわち自分が負けているワケで、負けてナニがうれしいねん!とか屁理屈コネコネ。あら?屁と屈って似てるわん。屈理屁って書いても通じそう。ちなみに今日読みなおしてみるとあまりにイントロの出来が悪いのでやり直し。日々勝負のひとり相撲。

 普段私は左耳にピアスを、右耳にカフスをしている。しかも基本的にアクセサリーはオンナモノしか身に付けないのでそのテのモノはどうしても1個余ってしまうことになる。基本的にと書いたがオトコモノをヒトツも持っていないので私は基本に忠実なオトコと言って差し支えないだろう。

 さて、けんきう室も新メンバーを加え、私曰く、「吸い込み有りの湧き出し無し」という危機的な状況(ダレも出て行かないのにどんどん入ってくる)にどんどんイキオイを加えつつある。まったく、ブラックホールだってホーキング輻射でその質量を減らすというのに。そんなワケで今日は座席の再配置やら御部屋の片付けなどがおこなわれていた。

 そんなナカ、シランプリを決め込んでさくさくと論文を書いていたのだが、疲れたのでお茶を入れにゼミ室へ行くとソファーの上に銀色に輝くモノが置いてあった。掃除中に発見されたモノらしい。近付いて見ると私の右耳についているべきカフスではないか。そっと右耳を触ると確かにナニも付いていない。気付かないウチに落としたのねんと思いソソクサと右耳にソレを装着した。

 しばらく後、ふと左耳を触るとなんとピアスがない。おいおい、コッチも落としたのかよとゲンナリしながら自分の机の周りをウロウロしながら探す。見つからない。十分ほど探してから諦めて、学校に来る途中に落としたのカモという可能性を検討、記憶を遡る。

 今朝は銀行に行く用事があったのでちょっとバタバタしながらアパートを出た。ナニシロそのあとコンビニで立ち読みもしなければならないし、学校にはシゴトが山積なのだ。わたわたっと用意を終えてアパートを出たところまでは覚えている。そのあと確かナニか違和感を感じたはず。ナンダッケ?

ぽむ♪

そうそう、慌てて出てきたからピアスもカフスもし忘れたのだ。そんでちょっと違和感があったはず。あれ?ピアスもカフスも?

 そしてカシコイ私は真相に気付いた。私の耳には朝からナニも付いておらず、ゼミ室で発見されたのはずっと前に私がなくしたヤツだったのだ。常に1個余るため1つ無くなってもあまり気にしないのである。今日も時間を無駄無駄無駄にしてしまったわん。


4月9日

増やせば良い

 今日は桜花賞。しかし、一刻も早く論文を書き上げて色んな書類書きに励まねばならない僕にそんな時間はない。時間はないのだが新しいジーンズとか、4月に誕生日のヒトタチのプレゼントだとか買わねばならないものはある。しかしオカネがない。なければ増やせば良い。ということで気がつけば WINS.

 なにやら阪神 1600m で圧倒的に成績の悪い石山の乗るサイコーキララやら、同じくナゼか阪神のマイルが苦手な岡部のレディーミューズなんかが人気になっているみたい。ノウミソタリヒンノトチガウノ?とホクソエミながら昨日からやたら阪神で勝っているサンデーサイレンス産駒のチアズグレイス、GI に強いブライアンズタイム産駒のシルクプリマドンナ、とりあえずタケユタカということでエアトゥーレ。あと2頭くらいみつくろって BOX にしてやろうと思い、逃げ馬のジョーディシラオキとオリーブクラウンをピックアップ。仮柵がとれて内側にグリーンベルトができたという情報を i-mode で見たからである。

 うまく行けばマンバケンになる金券を財布に忍ばせ御買い物。ジーンズは5本ほど試着して1本購入。そのあとアクセサリー屋をウロウロウロウロウロウロ。危うく自分用のピアスを購入しそうになりながらグっとガマンノコ。プレゼントデスカ?と尋ねてくる店員ににっこり笑ってエエソウデス。誕生石とかもゴザイマシテヨとおっしゃらるが、モチロン4月の誕生石はヨーク存じておりましてよ。うるさいっちゅーねん。

 ウロウロの後にとりあえずヒトリブンのプレゼントを購入。誕生日がまだのヒトの分はまた今度考えましょ。へろへろになってけんきう室に辿り着き、コウハイくんにオウマサンの結果を「サイコー(キララ)デスカ!?」と尋ねると「違いましたヨ」と答えるのでニヤリンコ。切って正解だったわん♪JRAのトコで結果を調べてニヤリンコのまま顔が凍りついた。1着3着でしたの…。しくしく。


4月8日

黄金比

 有言実行なんてのはウソツキを自称するものにとって単なる堕落なのだが、ハヤオキ宣言を出した翌日にしっかりハヤオキ(当社比)をしてしまいけんきう室にイチバンに現れるという暴挙にでてしまった。まぁ、ハヤオキは2足3文の得にしかならないとはいえ、3文を笑う者は3文に泣くと言う格言もあることなので良しとしよう。

 なにより重要なのはウソしか言わないニンゲンのウソにダマされる馬鹿はそんなにいないということである。故に真のウソツキたるための布石としての有言実行であったと御理解いただきたい。

 そこで問題になるのはウソとホントの違いを悟らせないオトコになるためのゴールド・ブレンドである。当初、6:4 でウソの方が多いと言われていた僕ではあるが、ウソノウワヌリという高尚な趣味のため現在ではこの比率は 8:2 にまでなっているらしい。このままでは遠からず 10:0 になる日も訪れるカモ。晴れてそのような評価を賜った時には「僕はウソしか言わない」と宣言することにより周囲のニンゲンをパラドックスの泥沼に引きずり込む予定♪

 携帯をマナーモードにしていなかったため、遅起きのデッドラインとして設定している午前 11:00 にポケットから大音量でガッチャマンのテーマがもれ響き、通りすがりの知らないヒトに変な目で見られてしまった。ダレだ!ダレだ!ダレだぁ〜♪


4月7日

サワヤカクン

 問い合わせだけしてそれに対する返事を無視して断ったつもりになっていた TA, 沈黙は了承と受け取られたらしく本日説明会に呼び出された。このままでは後期には週3回も労働をすることになってしまう。ひぃ〜。

 その説明会で、どっかの私学のように無駄に設備投資を行ったような部屋に案内される。ぺんちあむすりー、液晶ディスプレー、DVD, MD, LD, CD, プロジェクター、えとせとら。しかしここでお手伝いするのは英語教育なのだ。

 こんな部屋でナニをするんだろと思っていたら、TOEIC の試験対策用のソフトを使っておべんきょさせるらしい。そんで我々はうぃんちゃん達がトラブったときのタメの戦力とのこと。余裕があれば隅っこでこっそりリスニングの練習しときましょ。

 学振の受け入れ先は海外のとこは既に連絡をとっていたのだけど、国内はどこにするか決めていなかったので昨日おとこらしく決めてメールを送ったら快く承諾のお返事。ちゃんとディスカッションとかしたことのない相手だったので簡単な自己紹介みたいなことも書いておいたのだけど、返事にはモチロン知ってますよんと書いてあった。

 ソレはそうだろうとは思ったのだが、さらに僕が修士の頃に一度特別講義でココに来たときから覚えてるよんと書き足してあったのがスコシ気になった。彼の記憶に残るような問題行動をとった覚えはないのだが。以前、初めて会った先生に「キミがあのオカモトクンかぁ〜」と言われたコトがあるだけに気になる。オカシイ、常日頃から目立たないように気配を消し、鼻の効くヤツにも気付かれないよう風向きにまで注意しているのに。まさかとは思うがアクの強いニンゲンなのか…。いやん。めざせサワヤカクン。犬歯が光輝くほどの。

 4月に入ってからずっとハヤオキを続けてるので、コウハイくんに「このまま今年度は生活態度をあらためるわん♪」と宣言…しようと思って間違って「性格・態度をあらためるわん♪」と言ってしまった。慌てて「間違った、生活ね。性格なんて改めるべきトコロなんてないのに♪」と訂正したら神速で「改めなくて良いトコロなんてドコもないじゃないかぁ〜」とホンキで突っ込まれた。殺。


4月6日

ヒヨヒヨ

 うへへ。変な時期(4月)に学会があったせいで無自覚のままD3になってしまった。このまま外挿するとカクジツにくいっぱぐれるのでなんとかしないと。しくしく。論文書きましょ論分。

 学会といえば携帯の充電器は持って行ったのに本体を忘れていってしまった。ヒトと会う予定がなくてよかったわん。コミミに挟んだ話では、どうせ poster に回されると思うよって COE のヒトに言われて気楽に oral で申し込んだ某国際会議、どうやら oral で決まりそうとのこと。ヤバイ〜。ワタシ・メリケンノコトバ・ワッカリマセーン!まぁ、ラッキーと言えばラッキーなのだけど。ねがちぶ・いんぷれっしょんを与えないように気をつけよう。しくしく。

 さて、くいっぱぐれるのは本意では無いので、学会中にいろんなセンセに「学振、そっちに申し込んでいいですかぁ〜?」と声をかけまくっていたのだけど、「コマル」なんて返事をするヒトがいるわけもなく、むやみやたらとコンタクトをとる結果となってしまった。しかも結局、声をかけなかったヒトのところに申し込もうと思っていたりする。ヒヨヒヨ〜♪

 そんな、ヒヨってるワタシのコト、当然海外学振の申し込みも1つの機関ではなく、4箇所に受け入れのお願いをしていたのである。帰ってきたら2ヶ所からアリガタイ御返事がきていた。かたっぽはカドが立たないように断らなくっちゃだわ。英語で…

 つーわけで、この1年は論文投稿と公募のオニになる予定♪公募通って学位取り損ねたら笑える。逆は可能性が高すぎて笑えない。


4月1日

アダムスキー型

 とりあえず現時点での結果をまとめて OHP を作った。今やってる解析がうまく行けば差し換えるカモ。

 さて、今のところ僕は銀河団内の銀河の進化を調べるけんきうをしているわけだが、銀河はその形状により3つに分類される。まず、我々のいる Milky Way と同じような disk 成分の卓越した円盤銀河。渦巻き銀河ともいう。中心のコクピットの部分が bulge と呼ばれ古い星で構成される。そして disk 部分にはガスが多く、その渦巻きのところで盛んな星形成がおこなわれているのが特徴である。(図↓)

 次に主に母船として使用される葉巻型である。これは特に銀河団内に多く見られる銀河である。母船だけあって下っ端の円盤銀河よりもずっと大きく明るいものが多い。性質は円盤のコクピットと似ており古い星で構成される。(図↓)

 これら二つの銀河の中間の性質を持つのが有名なアダムスキー型銀河である。牧場経営者は注意されたい。(図↓)

観測的にはもっと細かい分類もあるのだが、まぁ、とりあえずこれくらいでいいだろう。

 さて、これらの銀河はその存在する環境にも大きな違いがある。具体的には銀河の個数密度が大きくなるほどアダムスキー型の割合は増え、逆に渦巻き銀河の割合が減る。そして、銀河団中心のように特に密度の高いところでは葉巻型が支配的になるのである。

 そんなわけで銀河同士の相互作用がこの形状の進化に関係するのではないかと考えられているわけである。例えば、同じような質量を持つ二つの銀河が合体すると葉巻型の銀河になることが数値シミュレーションによって知られている。

 いまやってるけんきうではシミュレーションで宇宙初期の密度揺らぎから銀河団を作って、その中の銀河の合体史みたいなのを作ってそれに星形成やら化学進化やらのモデルを被せてこれらの銀河の観測的な性質を再現できるかどうかみたいなコトをやっているのだが、今日はナニを書いてもウソだと思われるのでここら辺にしといてやろう。

 まぁウソなんだけどね。何割か。

てゆーか準備〜。


モドル