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ニガツノオカモトサン


2月29日

ニクの日

 400年にイチドでは仕方アルマイとヤキニク嫌いな僕も「ニク食らわば皿マデ」なんて 覚悟を決めていたのだが、どうやらニクの日の行事は開催されない様子。ホッ。しかし、決めた覚悟をドコにやろう。

 来年度の某大学の TA の内定通知が来た。コレで来年も生きていけそ。しかも月曜の1講目から隣の市(なのにナゼ札幌○○大学?)におもむかなきゃならないので7時起きで僕の1週間は始まるのだ。1時間ずつずれ込んでも金曜日までギリギリ午前中に目を覚ますコトになる。体内時計は25時間周期。1日目に7時に起きてモロモロの作業を開始されたカミサマは6日目は午後1時に目覚めてドップリ自己嫌悪に浸り7日目に休息をとられたと聖書にも書いてある。

 けんきう関係のデッドラインが来月の15日に集中してることに気付く。いやぁ盛り上がるなぁ、キブンが。嘘。でもま、いろいろ見通しも立ってきたしナントカなりそ。なんとかせねばと考えると気が滅入るし。

 400年にイチドのニクの日が終われば月にイチドの映画の日♪平日でそれなりに空いてそうだし何か見にいこうかしらん。


2月28日

集まるコトによるメリット

 銀河団内の最も明るい楕円銀河の色が青過ぎる以外はだいたい観測と一致するデータになった。あとはこの青さの原因が physical なのか artificial なのか、そこら辺をはっきりさせないと。もちろん、バグの可能性もある。

 天文学会に送らなきゃイケナイ書類をカキカキして遠方の事務室まで出しに。ソコのけんきう室のメールボックスに自分宛のモノを発見したのでけんきう室まで持って帰って開封。また、いそいで出さなきゃイケナイ書類が出てきてコンニチハ。カキカキしたあとまた事務室。ぐったりん。良く考えたらいつものクセで階段を使っていたけどエレベーターを使えば良かったのね。だけど待つのキライ。

 チコっと気分転換の必要を感じ、2ヶ月ほどさぼっていたコトを思い出して英会話。アカン、耳と口が腐りきって元通りの単なる文法の鬼と化してる。やっぱさぼっちゃだめねん。つーことで帰りは今週末のレッスンを予約。はぁ、けんきう室にエングリッシュ語やメリケン語のネイチブスピーカーがいればこんなオカネ払わなくて済むのに。

 ところで僕の駅前留学先、9階だてのビルのナカにあるのだけど、そのビルのテナントちうのが留学先と歯医者以外が全部マチキン。で、地下はパチンコ屋だったんだけどそれが潰れて地下2階はコンビニに地下1階はまた他のマチキンが入っていた。

 こんな風に1つの建物にマチキンが8つも入っているのってどんなメリットがあるのだろう?とコウハイくん達に訊くと、「1階で借りたカネを2階で借りて返し、2階で借りたカネは…」という明快な返答。だけど、ある階で借りたカネを返すのにドコの階で借りるかってコトに関してニンゲンの心理にある一定のルールがあると最後に焦げつく先が集中しそう。ナンマイダ。新たに地下1階に入ったコトによってこの心理が微妙に変化して貧乏クジの階がかわったりして。

 明日は400年に一度のニクの日。ヤキニクあまり好きじゃないんだけど、やはり食べねばなりませんか?>関係者


2月27日

モテるタメの物理学

 風邪治った。声もスッカリ元通りコウモリのさえずりのよう。しかし、昨日の日記を書いて知ってしまったのだけど、ドウやら世間では声の高いオトコはモテないらしい。がっくり。

 コレを読んで一緒にガックリきてしまった超音波系のソコのアナタ、大丈夫、物理はいつだってミンナノミカタ。声が高いコトくらい問題になるワケない。

 では解決法。クドくときは後ずさり、コレしかない。つまりピーポーピーポーが近付いて来る時はだんだん高音になって行き、遠ざかる時にはだんだん低音になるというドップラー効果を利用するのだ。アナタの下腹に響く声に相手はもうメロメロである。物理バンザイ。

 後ずさることによるメリットは声が低くなるコトダケではない。逃げれば追いたくなるというニンゲンの心理を巧みに利用するコトになるのだ。物理学と心理学の融合である。スバラシイ。

 もちろん、ドップラー効果で波長が伸びるのは音波だけではない。光だって波長が伸びる。遠方の銀河ほど速く遠ざかって、赤く見えるアレである。後ずさるアナタの顔はちょっぴり赤らんでシャイなイメエジ。相手はもうメッタンメッタンだ。

 気をつけなければイケナイのは万事うまく行って相手がアナタの胸に飛び込んで来る瞬間だ。急速にフタリが近付くその瞬間、音も光も波長は短い方へずれている。もしその時声を発すればそれは想像を絶する高音となって相手の鼓膜を振るわせる。そしてその時アナタの顔はマッサオなのだ。マッサオな顔で甲高い声を発するオトコ。結果は言わずもがなである。まぁ声は出さなければいいだけだし、こっそり足もとの砂でも蹴り上げて相手の顔に浴びせればマッサオな顔を見られるコトもない。ここらへんは各自テキトーに乗り切ればいいだろう。

 そんなワケで、モテるタメの物理学のコーナー終わり。幸運を祈ってるわん♪

 悪の名を欲しいままにしている後輩くんが突然「院生にパンとベッドを!!」(2/24〜)なんて言い出したんだけど、あれってウチの某師弟が二人三脚で暴走ぶちかまして院生間に不公平感が漂いまくったのが原因なの。ローカルな話題で大騒ぎして恐縮。ま、僕としてはあんまり大声で「パンとベッドを!!」なんて騒いでると、そのうち実験屋に、「パンがないならヘルメットをかぶればいいのに」なんて言われてしまわないか心配してるんだけどね。ってワケわかんねーよ。


2月26日

はすきぃ〜

 そろそろ今年顔だす国際会議も決めなきゃねとけんきう会のリストをちらちら。マンチェスターであるやつはチト期間が長いからどうしよっかなと迷ってる間に〆切を過ぎてしまったし。取りあえず、筑波でやる銀河形成のやつは旅費もたいしてかからないので確定。しかし、ちょっとは海外でヒドイ目にあわないとモノタリナイ。

 つーことで、パリでやる銀河団のヤツを見つけてコレダ!と思って申し込もうとしたら筑波のやつと完全に日程がばっちんぐ。まぁ、パリなら行ったことあるからいいや。節約コースで筑波を優先。さらに探して8月にバーミンガムであるヤツを発見。銀河団とその環境みたいなやつ。おおぅ、僕のけんきうテーマにぴったしである。コレにしよう。でも、この時期にバーミンガムにいるならそのままマンチェスターのに顔を出しても良かったカモなと思ったけど〆切過ぎては後の祭り。それに英語で発表ってのは相変わらず苦手なままだからなんとかしておかないと。

 さほど深刻に不眠で悩んでるわけではないのだけど、睡眠ヤクってモノを使ってみたくてハルシオンちぅヤツを飲んでみた。まだ起きてから 12 時間しか経過していないという薬にとっては過酷な状況を用意。

 ごっくんしてから横になりしばらくすると鼻の奥から目の寄り目側にかけてじんじんしてくる感じ。んー普通の眠くなりかたとはちょっと違うカモ、なんて考えている間になんとなく眠いような眠くないような状態に。結局横になって 30 分以内には意識を失った様子。次の日が早起きだけど眠くないってな場合には使えるカモしれないとヒトリほくそえんだ。

 それはともかく今日は寝坊。これはヤクとは関係なく風邪のせいだと思われる。何故風邪をひいているときはこんなにも長時間眠れるのだろう。喉がやられて声がとってもハスキー。普段の甲高い超音波にもどる前に、このハスキーボイスでクドカレてみたいヒトいませんか?


2月25日

暗号

 昨晩からの大雪で札幌はトンデモナイことになっていたらしい。今日は入試の日(前期)だったんだけど、試験開始時刻を遅らせたらしい。風邪を治そうと意識的に寝ツボってたためこれらの情報を祖母からの FAX から得た。風邪ひいたりしてませんか?とか書いてあったけど、正直に風邪ひきマシタとは返事しづらい。

 ちょっと心配になってガッコくる途中に駐車場を覗いたらまた熱がでそうになった。で、開始時刻が遅れたせいでさっきはまだ試験中だったみたい。1階のロビーでオヤゴさんが心配そうにたむろってた。ぼくちゃんたちなんちゃいなのかしら?そんなヤツラは無条件に落としてしまいたい。

 院生間の暗号。少なくともうちのけんきう室ではきょうぢゅ様やぢょきょうぢゅ様の存在にさほど神経質になる必要はないのでそゆ暗号はないわん。でも昔は物理の理論系の院生全体で共有してる暗号があったのよん。

 んで、わたしたちが暗号を必要としたのはたったヒトリのマンネン院生のためだったのねん。そのヒトのコト、F谷(仮名)と書いてもいいんだけど現象論的にバットマンと呼ぶコトにするわねん。

 で、バットマンはとてもとても神経質なヒトで同室のニンゲンのページをめくる音がうるさい、シャーペンで字を書く音がうるさいと言っては金属バット持って追いかけまわしていたのねん。当然、バットマンの生活はヒトのいない時間帯にガッコに来るという超夜型の生活にシフトしていくワケだけどん、院生ってやつは基本的に夜更かしくんだからん、トラブルは絶えなかったワケ。

 例えば、他のけんきう室でダレもいないからと CD を聴いていたらドコからともなくドン♪ドン♪ドン♪って音が聞こえてきて、無気味に思って音源を探りにいったらバットマンがけんきう室の壁に金属バットで焼きを入れてたトカ。他にもバットマンがのりのり♪になる午前 5:00 - 6:00 頃にガッコに来る早起きぢょきょうぢゅ様のけったまちーんの音がうるさかったらしく、例によって金属バットで完膚なきまでにそのけったまちーんを破壊してしまったトカトカトカ♪そのぢょきょうぢゅってのが見た目がいかにもガクセイ風だったので勘違いしたのではないかと思ってるのだけどん。

 そんで困ったコトに最初にわたしが入ったけんきう室ってのがそのバットマンのいるけんきう室だったのねん。しかも部屋割のときに学年が上のモノから先に部屋を選ぶという、いかにも体育会系のシステムだったため、わたしたち学部生3人組は否応無しにそのバットマンと同室になってしまったのん。ちなみにわたしは部屋割の時にそのけんきう室のきょうぢゅ(敬称略)といきなし喧嘩してしまい、けんきう室を移った今でも敵同士と目される関係に陥ってしまったのだけどんそれはまた別のものがたり♪

 幸いなことにちょうどわたしたちがけんきう室配属になる直前に今の建物への学科の引越しがあって、そのどさくさに金属バットは処分されたみたいだったのん。だけど、おしゃべりなわたしと問題のバットマンが同室ってのはいかにもマズイってのが一般的な認識だったのねん。なにしろコッチの建物に移ってきた後も屋上でオカリナを吹いてヤキを入れられたヒトとかいたワケだし。

 それでもダレとでもウマクやるをモットーとするわたしは時間をずらして顔を合わせなければいいだけじゃーん♪と思ってさほど心配してなかったのん。だけど、その顔合わすなり喧嘩をしてしまったきょうぢゅ(敬称略)が昼にも来いとバットマンに説教たれたせいでこちらの生活時間にもガッコにくるようになってしまったのん、しくしく。

 びくびくしながらも普通に物音を立ててちっともウマクやらずに生活する毎日が続いたのだけどん、そんなある日気付いたコトがあったのん。バットマンがいる時は11階の廊下の電気が全部消えている。そしていない時はついている。ははぁ〜ん。しかし同室のわたしにとってはこんな暗号はナンのイミもなさないのん。気付く度に逆の状態にしておいたわん。

 今のけんきう室に移って数年後、バットマンは結局どくたぁを取得できずに消えていったのねん。11階の院生はみんなかけねナシにうれしそうだったわん。他人の不幸を喜んじゃだめよん、と遠く離れた9階から正論を言ってみたりなんかして。テンサイはどっかオカシイがどっかオカシイからと言ってテンサイとは限らないってコトを体現されていた方だったわねぇとなつかしく思い出しちゃったわん。逆は真ではないのよん。


2月24日

けほけほ

 10:30 からのTH大のヒトのセミナーのため、無理矢理起床。熱は下がったけど、鼻と咳がひどくなった。セミナーで気付いたこと。まったく分からない話が退屈なのは当然だけど、知りすぎてる話も退屈。僕のやってることの観測版って感じだったから。でも零れ落ちそうなハナミズをガマンしてたらいくつか知らなかった観測事実も聞けた。にやり。

 うちのけんきう室にいる暗躍しがちで「影で歴史をあやつるオトコ」と呼ばれるセンパイくん。手下を励ましにきてる国立天文台のぢょしゅのヒトにけんきう室の公然のひ・み・つを喋ってしまったらしい。そのヒトに「おかもとく〜ん、(そのヒトの)手下になんとか言ってやってクレよぉ」と言われる。何故いつもそんな役回り。アナタには手下でも僕にとっては敬愛して止まないセンパイくんなのよん。言えませんわ、そんなコト。もっと泥沼になるの期待しながら楽しんでるところだもの。

 センパイくんの話ついでにコウハイくん。ぴかちうやにゃっきをらぶらぶなコウハイくん(漢)がいるのだけど、そいつの動作や口調、日記の文体について少々思うトコロがあった。で、ついに昨日ガマンしきれずに訊いてしまった。
「ねね、もしかして自分のコト、カワイイとか思ってるワケ?」
その後の沈黙が肯定のイミなのかどうか知りたくてたまらないのでそれもそのうち訊いてしまうカモ。しかし、コレは皆がココロの内に秘めていたギモンだったらしい。

 ちなみにドンナ座標系にのって観測してもカワイクナイです。モチロン価値観がガウス分布するとして5σくらいのトコの価値観を適用すればその限りではないのカモしれないけど。

 てゆーか、カワイコぶるレベルが、「おいおい、それはオンナのヒトでも相当な適性を示す素材でないと許されんやろ。」ってとこまでいってるの。適性を示したオンナのヒトでもアザトイという評価は逃れられないだろうし。

 文中リンクはカンベンしてあげるわん♪>某コウハイくん

 けんきうの方、ギモンに思っていたところが共同けんきう者くんからのメールでイチブ解決。結果はたぶんかわらない。


2月23日

いてて

 午前 1:00 頃学校を出て雪のナカてくてく。後ろから足音が聞こえてきたので、ホラ抜けよとばかりに歩く速度を落とすが、抜いてくれない。スリップストリームに入られたままでは気分が悪いので今度はスピードアップ。しかし、後ろの足音もピッタリついてくる。ナンダコイツ。

 振り向くのも気色悪いのでそれ以上速度を上げたら「走ってる」と言われそうな限界の速度でてくてくてくてく。後ろからもてくてくてくてく。ひぃぃぃ〜。どうしても引き離せないので途中で医学部の方へ行くわき道にそれてみた。これでもついてきたら殴りかかろう。

 クキっと曲がると足音がしなくなった。てってって、とその道を進み、いったいナニモノ?と後ろを振り返るとおっさん風のヒトが曲がり角でこっちをじ〜っと見ていた。イヤスギ。

 目が覚めると頭がガンガン。喉もチト痛い。熱を計ると 38℃ちょい。アスピリン飲んで熱が下がるのを待つ間に風邪の症状悪化。しょうがないので総合感冒薬を追加してゴックン。ま、市販薬だし、大丈夫でしょ。熱だすたびに行動停止してたら1年が200日くらいになってしまうし。

 学校ではT大のヒトの話を聞く。アカン、素粒子関係が全然わからない。ま、でもそれなりに面白かった。質問したけど風邪で声が違っていたので最初ミンナ僕だと思わなかったらしい。明日はTH大のヒトの話。こっちはモロに自分のけんきうに関係あるので明日もヤクの御世話にならないと。

 今やってること、少しずつ何がおかしいのか分かってきた感じ。あとは何が原因かわかればいいんだけど。時間は全然ない。

 そろそろニッキを書き始めて1年経ったよな、と思って過去ログを見たらとっくに過ぎていた。あらら。日記なんて、2日目に「朝起きてごはんを食べて学校行って帰ってきてからまたごはんを食べてお風呂に入って寝た」と書いたあと、3日目から「昨日と同じ」と書きつづけて1ヶ月間つけたのが最長記録だったのに。他人に読まれてリアクションがあると結構簡単に続くものだ。


2月22日

気持ちのハカリカタ

 どっかのサイトで気持ちをミリで計っていた。ミリ…なんだろう?そんなこんなで、突然気持ちの計り方について考えた。

 僕はどうやら質量で気持ちを量っているらしい。「そんなイミで言ったつもりは 1mg もないだよほぉ〜。」とか。まぁ、大抵ウソでそんなイミで言っている場合の方が多いのだが。おそらく死ぬと体重が魂の分だけ軽くなるとかいう話と密接に関連している…わけもない。お手軽ダイエットではある。

 さて、では長さで測るとなるとどうだろう。これはちょっと分かりづらい。気が長いとか短いとかそこら辺と関連付けて考えるしかないだろう。
「まぁ、期待せずに待ちますよ。300000 km くらいの気持ちでね。うわーはっはっはっは。」
「またまたぁ。そんなの真空中の光速なら 1 秒じゃないすか!」
もうワケの分からない世界だ。

 その点、体積だと話は簡単だ。「キミには期待してたのに。東京ドーム3個分くらいね。」なんて感じである。ドームの良いところは昔は面積の単位にしか使えなかった球場数を体積にも拡張できるようになったことだろう。点の集合が線になり、線の集合が面になり面の集合が立体になるとかそんな感じ。イイエチガイマス。

 それはともかく期待を HPa (ヘクトパスカル) で表されるのはちょっとイヤだと思った。

 今やってるやつがどうにも良い結果を出さないので、昨日はそれを投げ出して新しいのを始めてみようかと思ってた。…んだけど、丁度そこに論文の accept のお知らせが来たのでちょっと元気になってもうちょっとやってみようという気になった。

 でも、少しコーディングを離れて落ちついて考えてみた方が良いのかもしれない。物理的なのかバグなのかが分かればいいんだけど。


2月21日

ぼくのばあい

 普段ウソばかりついていると全然信用されなくなる。それは狼に育てられた少年の話や満月の夜に狼に変身する少年の話を引き合いに出すまでもなく明白なのだが、僕の場合、それよりもやや斜め上の状態に進んでしまったようだ、わぉ〜ん。

 すなわち、信じてもらえるように工夫を凝らした話以外は信じてもらえない。しかしながら、信じてもらえるように工夫した話というのは言うまでもなく嘘である。アタリマエだと思っていることを告げるのに誰が工夫を凝らすだろうか。

 結果、いささかバカバカしい事態になっているような気がする。観測的にはうそがほんとでほんとがうそらしい。わぉ〜ん。

 もちろんこんなのは自業自得でそれなりにタノシイのだが、世の中には何が悪いわけでもなく信じてもらえずそしてちっともタノシクないという事態が存在する。コドモの時のたたりの身にふりかかった事態はまさにソレであった。

 その日の僕はベランダでカラダが黒くて頭がオレンジ、足が黄色というムカデの中でも最もマガマガしい配色のヤツを発見し、父親に退治を依頼した。君子危うきに近寄らずである。

 そのムカデは無事退治されたのだが、昆虫ハカセだった僕は知っていた。ヤツラはペアで行動するのだ。ちなみにムカデは昆虫ではない。夜になり、さてひとっぷろ浴びて来ますかという気分になったとき突然このことが頭に浮かび不安になった。退治されたのは一匹だけだ。もしもアイボーが僕が最も無防備な状態になる浴室に現れたらどうしよう…。

 よせばいいのに僕はその不安を家族の前で口に出した。すると皆は、「その時は悲鳴でもあげれば助けに行ってあげるよ。」と、いたって呑気なものである。ほほぉ〜んと浴室へ向かう僕。

 ふんふんふん♪と脱衣を済ませてガラっと浴室の扉を開けた僕の前にボトっと天井から 何かが落ちてきた。カラダが黒くて頭がオレンジ、足が黄色のアイボーだ。

きゃぁぁぁああ
むかでぇぇぇええ

 浴室には誰も助けに来なかった。来るわけがないというのはなんとなく理解しながらも叫ぶしかなかったのである。わぉ〜ん。


2月20日

シュレディンガーの猫

 一応 GI なので WINS へ向かう。僕は WINS へ行く途中ヒトの持ってるスポーツ新聞の一面にでっかく「アーチャリー」の文字が。そんな有力馬いたっけ?逮捕の文字に気付き事態を理解。ほほぅ。

 さて、ダート GI のフェブラリーステークスであるが当然アーチャリーは出走していない。わけわからんので5頭 BOX. 100 TEN ずつ合計 1000 TEN 購入。しかもワイドで。かっこわる。それでも本能的に武を切ってしまう。内枠不利なので大好きな蛯名もサヨウナラ。

 裏番組の京都記念はかっこ良く、炎の1点勝負。テイエムとナリタがこのメンバーで負けるわけがない。この1点に 1000 TEN 投入。

 レース結果が観測されるまでは馬券はある確率で金券であり、ある確率で紙屑である。そして観測すると、そのぼやっとした状態がある金額の金券や紙屑の状態に縮退するわけである。コペンハーゲン解釈。

 そのある確率で金券であるところのぼやっとしたモノを財布にいれて御食事。地下の目立たないところにカフェ発見。てゆーか、御昼は日曜しかやってないみたい。信じられないくらいランチが安く、不安になるくらい客がいない。どうやら基本は夜のお酒みたい。雰囲気も良いし、カクテルも安くてそれなりに豊富なので今度は夜きてみよう。

 不思議なことに異様な安さだったランチはわりと美味しく、デザートに出て来たシフォンケーキなんてめちゃめちゃおいしかった。そのうち潰れそうなのでその前に夜飲みにいこうと決意。

 本屋でずっと探していた「玄人(プロ)のひとりごと」1-3巻発見。海皇記7巻、X 14巻も購入。馬券が金券に収束することを切実に願う。

 けんきう室に到着したら丁度発走時刻。インタネットで競馬中継。がはん!切った武と蛯名が2着3着。僕の馬券は1着4着5着…。紙屑に収束。多世界解釈ならコレが金券になるパラレルワールドもあるはずなんだけどん。

 しかし京都記念はしっかりと炎の1点勝負が的中。これで今年の収支もプラスに。にやりんこ。コペンハーゲンバンザイ。

 と思ったんだけど勘違い。まだ全然プラスになってないわ。しくしく。

 また外部からのメエルが届かなくなる障害が発生してる模様。これって原因は何なんだろう?センターの方が何も言わないので全然わからない。まさしくオヤクショシゴトだね。


2月19日

ソレだけでスバラスィ〜

 午前 2:00 頃。けんきう室を出ようと思ったところで携帯にナカヨシくんからメエル。生チョコ作ったとのこと。電話して、半分程度なら代りに太ってあげる気がないわけではないのだが明日は早起きして土曜日でもやってる郵便局に行き 20 日〆切の書類を速達でださにゃならんのよ、ゴメンナサイ、と伝える。すると、中央郵便局なら夜中も郵便物をだせるはずと教えられてにやりんこ。

 一旦部屋に帰りシャワーを浴びてとりあえず紅茶をいれる。元気がでた頃午前 3:00. 駐車場に行き愕然。僕が他人の結婚式にウツツヲヌカシテいる間に、またもやインテグラくんが白いオブジェに。体積 130%、目測で。30分ほど発掘作業。力仕事。ぐったりしながら運転して学校。

 がんばって書いた書類と一緒に家から取ってきたものも封筒にいれて宛名書き。また車。なんとなくの位置しか知らない中央郵便局に行くのに一方通行が微妙に邪魔をする。やけに暗いなと思ってライトを遠くまで見えますよモードにしようと思ったけどならない。おんや?と思って調べるとちっこい方のライトしかつけてなかった。あららん。

 ようやく夜間用の窓口を探しだすがだれもいない。スイマセーン!ダレカイマセンカァ?しばらく呼んでると夜勤のひとが現れる。速達でオネガイシマス。

 駐車場からとぼとぼ帰宅。午前 5:00 目前。やでやで。目覚ましをセットしてオヤスミナサイ。

 トンデモナイ時間に目覚めて目覚ましを見る。鳴った形跡は確かにある。どうやら僕は深く深く眠っているときは物音に動じないビッグな漢のようだ。となると、今まで目覚ましが鳴らなかったと思っていたのも単に僕がシカトしていただけなのだろう。止めた形跡もないってところが素敵だ。

  午後 4:30 頃に学校に向かってテクテク。ご飯を作る気力がなかったのでと中でお店にはいって適当に朝食兼昼食兼夕食。

 なんとなく他のテーブルにいた女性に目が釘付け。どうやらその人の注文はチョコレートケーキとレアチーズケーキだった模様。ケーキが二つ同時にそこへ運ばれる。明らかに食後ではない。ついでに言えばその店はお世辞にもケーキがおいしそうな店でもない。いや、食べたことはないが。

 もしかして連れがいるのかしらん?と思って横目で見ていたらおもむろにチョコレートケーキにフォークをざっくり。大魔人もビックリ。せめて珈琲くらいは頼んでくれと何の関係もない人を見ながらムナヤケしている僕の願いも虚しくペロリと1個目を片付け次はチーズケーキにざっくり。ぺろりん。そしてお水をぐいっと飲み干し彼女は店を後にした。

 うげーと思いながら食事を続けたのだけど、良く考えて見ればうちのけんきう室も似たような院生を飼っていることに気付いた。ヤツは焼肉の食べホーダイ(バイキング形式)に行ったとき、いきなりデカイ皿に山盛りケーキを取ってきたらしい。らしいと言うのは僕はそもそも焼肉があまり好きではなく、ホーダイ系もあまり好きではないのでその場にいなかったのだ。そして、そのおいしいはずもナイ山盛りのケーキを片付けた後、おいしいはずもないホーダイ系の肉に取りかかったというのだ。

 ということは、きっと、世の中にはケーキはただケーキであるというだけでスバラスィ〜という認識もそれなりにはびこっているのだろう。てゆーか、一緒に焼肉に行った人達はめちゃめちゃハズカシかったらしい。最初にケーキ。


2月18日

ココロの棚

 どうやら昨日の研究室会議できょうぢゅから院生室でゲエムをやるのをやめたまえとのお達しが出た模様。やるならゼミ室でやれって、筋が通ってるようななんか違うような。個人的には勤務時間(?)外ならかまわんと思うけど。その部屋でおべんきょしてる人がいたら迷惑だからやめといた方がいいのは確かだけど。

 それよりもきょうぢゅがその話題を出した時、ウムと力強くうなづいた人がいたらしい。その人ってのがガッコにゲエムだけしに来てる人。ま、音出してやったりはしてないんだけどアレはアレで気になるし、それに休憩にゲエムをしてる人たちと違ってネットの接続代を浮かすためだけにガッコに来てゲエムしかやらずに帰ってる。

 面の皮は厚ければ厚いほどいいってことか、それともココロに棚があるのか。何にしても不思議な人だ。

 てゆーか、僕よりずっと上の学年で、あんなにドッシリ構えていられるココロの強さが僕にも欲しい。う〜ん、あの人達は大物だ。タブン。

 あららん!?こんな所にも競技ネカマ発見♪餌のところで空気感染でもしたのかしらん?それともコンピーターウィルス?くわばらくわばら。


2月17日

ヤリナゲ

 早起きのくせがついたのか、最近早起きが苦にならない。今日は午前中の論文紹介と研究室会議に出席する予定で目覚ましをセットしていた。しかし、どうやら鳴らなかった模様。それとも無意識で止めたのか。どうも生活のリズムってやつは崩れて欲しくないタイミングで崩壊するようにできているらしい。大学には午後から。

 色々考えて色々いじくったプログラムが無事動いたのだが、結果見てげんなり。前よりおかしくなってる。やはりバグがあるのか?またしばらくあるのかないのかハッキリしないバグを探すことになるかと思うと流石にうんざり。

 だいぶ嫌になってきて投げ出したい気分なのだけどもう少しバグとか物理的におかしなところがないか探してみよう。新しい仕事を始めるか、今のやつを続けるか、そこら辺の判断を誤ると致命傷を負いそう。つーことで、見込みがなさそうな場合は投げ出すカモ知れない。>共同研究者様。

 ここでのカタカナ表記が指数関数的に増加しているとの指摘をうける。確かに昔書いたものを眺めると実に普通の文章を書いている。何がどうしてこうなったのか、原因は不明だが、このまま増加を許すとそのうちすべてカタカナになってしまい、ハハキトクスグカエレ、チキュウノミナサンコンニチハ、タタリセイカラヤッテキタタタリダヨてな文章になってしまいそう。これではあまりに読みづらいので、しばらく意図的にカタカナを減らすことに。

オイラはオトナ♪

 こんちは、アダルトサイト運営者です。今日はこんな素敵なメールが来たヨ!

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突然失礼いたします。
このメールはアダルトサイトを運営している方に送信しています。
関係の無い方、感心の無い方に送られた場合は深くお詫びすると共に
削除して頂きたく思います。


このたび新しくランキングサイトを開設しました。
開設初日からアクセス数は好調で2000〜3000/日ほどの
アクセスがあり、今後もアクセスアップに努めたいと思っております。
ランキングに参加して頂ければ貴サイトのアクセスアップに貢献できる
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またスポンサー用バナースペースも用意していますので、もしよろしけ
ればバナー広告の掲載もご検討下さい。
何より、一度訪問して頂ければ幸いです。

『Top Of The World』
http://www.pure.co.jp/~yoshirou/topsites/topsites.cgi

運営者様各位へ

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マテリアル
   e-mail:aiwai@ro.bekkoame.ne.jp
                                    代表 米林
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 うちうぶちゅりはオトナ♪のがくもん。


2月16日

第四のホトトギス

 けんきう室でプログラムをいじっていると鳴り出す携帯。ナカヨシくんがティラミス作ったので食べさせてやらんコトもナイとかそんなコトを電話の向こうで言っている。あ〜ティラミス。結構好きだし簡単そうなのに僕を含めて知り合いで作ったヤツいなかったのはナゼ?とか思いながらソソクサと帰り支度。ダイエットは1日先延ばし。明日やれるコトは今日やらナイ。

 ん〜クリームはおいしいけど、チト間のスポンジがカタスギやしないカイ?との感想を口に出す。こんなことだから他人に厳しいとか書かれてしまうのね。可能性としてはスポンジへのエスプレッソのしみ込ませ方が足りなかったのか、そもそもスポンジが分厚過ぎたのではナイかと反省会。いや、美味しかったンんだけどさ、ホラ、さらに前に進むため。そこらへん踏まえて自分でも作ってみようかとも思ったけど…いたりあ〜んなデザートならパンナコッタの方が簡単そうだしスキかな。そっちにしよ。そのうち。

 ガッコに来る途中郵便局に寄り道。学会費を振り込むため。みゅー。高い。で、振り込み用紙に会員番号を書かなきゃいけないのに覚えてなくてバカバカバカ。一度ガッコまで行って調べようと思うが、ふと、もし過去の自分が抜け目ないオトコなら手帳にそのくらいメモしているハズと思い手帳ぱらぱら。発見。エライぞ昔たたり。

 後輩くん(に限らないが)に仕事をやらせてると「ぐわぁ!さっさとやれぃ。なんでそんなトコでつまんねん!」とイライラするのだけど、ココをガマンしないといけないんだろうな。幸い、今のところ自分のやってることで手一杯だからコッソリそれを片付けたりはできないんだけど。なんとなくこんな心境、「鳴かぬなら代りに鳴こうホトトギス」。 うわ!すげーコモノゴコロ。しくしく。


2月15日

サワッタダケ

 突然ワークステーションに繋がらなくなり、それがきょうぢゅの部屋に置いてあるワークステーションだったので、おらぁ!ナニやってんねん、と言ったが僕は知らないよ、と答える教授。

 見ても何がオカシイのかわからない。どうもそれだけネットワークから切り離されてしまった感じ。うーん、イーサのケーブルもちゃんと差さっているしなぁ〜。あと考えられるのはハブくらいか、とハブをチェック。電源が入ってない。つか、コンセント抜けてる。

 きょうぢゅ〜、コレナンデスカぁ?と声をかけると、さっきちょっと持ち上げた時かなぁとのお返事。ソレダ。さっきちょっと持ち上げたってのもおらぁと乱暴に持ち上げたのであろう。ヒトを殴っておいて、触ったダケとか言うタイプだな、きっと。

 書類書きやらなんやかんやでひぃひぃ。思ったよりメンドクサイ。あーけんきうをちゃんと再開したい。今日中に書類書いてしまいましょ。


2月14日

くったり

 やっと札幌に戻ってきた。やっぱ落ちつく。ココ以外だと異常に疲れてしまうんだよね。よく札幌は寒いでしょうと言われるのだがあまりそうは感じない。湿度が低いからだろうか。

 なぜか駅からけんきう室に直行。こんなコトだから学校がちゅきちゅきだと言われてしまうのだ。そして、ナツカシの生協の餌を食べに行く。う〜ん、ずっとイイモン食べてたからコノまずさがナツカスィ〜…わけない。まぁ、シミジミとマズイ。

 食事後たまっていたメエルに返事を書く。学会から学会費を納めろという脅迫状も届いている。納めないと今度の学会の旅費をだしてくれないそうなので明日にでも振り込んでおこう。

 〆切の近い書類がいくつかあるので今日はプログラムをちょっといじったあと、書類書き。やれやれ。ストップしていた仕事も開始しないといけないし。

 しばらくシゴトしてなかった間に浮かんだというか昔考えて忙しくて忘れていたけんきう用のネタを思いだしたんだけどだれかやらない?自分でやる時間ないし。

 あぅ〜。そういえばバレンタインデーなんだ。良く漫画なんかで下駄箱にチョコが入っていたりするけど、あーゆーコト実際にされたヒトっているんだろうか?ほとんど嫌がらせだと思うんだけど。そうでなければ足フレーバーのしそうなチョコでも食べるようなニンゲンだと判断されてるってコト。どっちにしてもやだなぁ。


2月13日

バレタライカンデー

 シックスセンスを見るためにオトモダチくんと待ち合わせ。やたらと誉めるニンゲンがいるので一応見ておこうということで。同じ電車に乗っているはずなのだが目的駅の改札で待ち合わせ。改札二つ。ユレルオトコゴコロ。何も考えずに人波に流されて到着した改札口にオトモダチくん発見。

 有名だと言われたオムレツやさんで昼食。めにぅを見ると、パンがいちいち「うわさの○○パン」と書いてある。○○の部分は店名だったのだが忘れた。コレってオープンしたばっかりの時もこの名前だったのかしらん?噂になんかなってるはずないのに。なってたとしてもキット自分で流した噂。でもおいしかった。朝ゴハンに、昨日のヒキデモノのバナナケーキを食べていたのでお腹がもたれちゃったけど。

 映画はよくできてたと思う。ばらしちゃいけないヒミツ♪も含めて。それなりに楽しんで、「クダランと言っていた人達がいうほどくだらなくはないよね」なんて感想を言い合いながらしばらく散歩。疲れて今度は喫茶店。

 コーヒー飲みながらオトモダチくんが作ってくれたブラウニーを受け取る。「1日早いけどバレンタインデーのプレゼントだからね」と強く強く念を押すので、「もしかして愛の告白かしらん、ポポポ」とドギマギしていたのだが別の可能性に思い当たり、おずおずと尋ねる。

「それはもしや、バレンタインデーのプレゼントである以上ホワイトデーにはきちんとお菓子を焼いて郵送するんだよ、このビチグソがぁぁぁ!ってイミでしょうか?」

 ウムと力強く肯かれてしくしく。まぁ、お返しはするけどさ、豆々星人だから。あ、しかしこんなモノを受け取ったコトがバレては薄幸のコウハイくん(達)に刺されるカモしれないので、ナイショにしておこう、どきどき。

 バンゴハンは居酒屋で。オードブル系のモノばかりを注文する僕たちに店員さんが「アタタカイモノはいらないの?」と聞いてくる。イラン。しかし、結局勧められるままにイロイロなものを注文してしまう。もぅ商売上手なんだからん。

 デザートまでノセラレテ注文してしまうがやたらめったら待たされる。忘れてるのかな?と思い始めた頃ようやく届く。おげ!もう、チカライッパイ、「恋人達のタメに」必死こいて盛りつけた感じ。こんなことに時間かけていたのか。チガウノニ。こーゆーことをされるとかえってムナしさが込み上げてくるのはナゼ?会計時に値段を見てうぎゃーと思ったのだけど、僕が未だにガクセイくんだということで奢ってくれた。あぢがどー。このご恩は、万が一給料がもらえるようになったらキットキット…

 先程最終一本前のバスでようやく帰宅。この連休の間の暴飲暴食ですっかり太ってしまった感じ。これから暴運暴動をしてしっかりと体重を落とそう。そんでその後また暴飲暴食をしてリバウンド王♪


2月12日

ウレノコリ

 今日は中学のトキのオトモダチの結婚式。知り合いはもうヒトリ同じ部活だったオトモダチがいるだけというココロ細い状況。そのオトモダチと駅で待ち合わせ。しかし時間になっても来ない。ヤバイ。招待状をヌカリナク札幌に置いてきてしまったみたいで、僕だけでは式場にタドリつけない。

 10分遅れでオトモダチ登場。二人とも疲れ顔で「やでやで、新郎も新婦も滋賀の人間なんだからわざわざ京都で式すんなよ」とか言いながらやる気ゼロ。JR、地下鉄と乗り継いで北山教会という北山にある教会に。コワイくらいヒネリのないネイミング。どうでもいいけど、松なんちゃら駅(忘れた)の案内板に「Northern Church 教会」って書いてあったのはドユこと? Church 教会…

 ちょいと早めについたので待ち合い室で、オトモダチの両親や弟くんとおしゃべり。ふむ、ヤツの母方はげーぢつ家の家系だったのね。画家やらデザイナーやら。どうりで絵がうまいはず。オトモダチとしゃべっていてコイツも今年の夏に結婚する予定ということを知る。がはん!元剣道部の同期のうち、独身なのが僕だけになってしまう。でもまだ 26 ちゃいよん。皆様異様に早くない?晩婚化ってホント?

 式はサクサク。新婦じゃなくて神父さん(だよね?教会にいるのは)が外国の言葉を母舌にしているようで日本語がトテモ聞き取りづらい。途中、新郎新婦の両親は起立してくださいと言ったらしいのだが、起立してくださいしか聞き取れずヒヨッテまわりの状況を見ようと思ったら隣に座っていたオトモダチが勢い良く立ったためつられて起立。後ろに座っていてよかった。

 披露宴では新郎くんのオジさんのデザイナーなヒト夫婦と同席。適当にしゃべってしゃべってひたすら飲み食い。Caopodi monte というイタリアンなレストランだったので料理は比較的ンマイ。オトモダチは友人代表のスピーチを3日前にしかも携帯の留守電にて頼まれたらしくひたすら緊張。

 反対にリラックスしまくりな僕は配られたカードを眺めながら絶句。Profile のところの新郎くんの職業の欄が○○引越しセンターになっている。確か去年の春ごろやっと△◇レンタカーに就職して、それで結婚を決意したと言っていたのに。で、秋までは確かそこに勤めていたはず。むぅ。

 突然頼まれたスピーチも、「いつも、無職で彼女もいないいないと嘆く彼を見て、ふふ、下には下がいると元気を貰っていたのにソレもデキナクなりましたん。これからは上を向いて生きていくわん、オメデトヨ。」とごく無難にコナシ、なんだかんだで披露宴もめでたく終了。

 やでやで、と思っていたら、「2次会にも出てクレ」と言われて、う〜と渋っていたのだが、家のそばだったので「まぁいいわん」とオトモダチと出席することに。地下鉄、JR、バスを乗り継いで帰宅。紅茶を入れて着替えて紅茶をのんだトコロでオトモダチが迎えに来たので車で5分。

 当然また知り合いはオトモダチと新郎くんしかいない。あぅ〜。見てると新郎くんのバイト関係の人たちが大部分みたい。で、新婦くんのオトモダチがそれなりにヒマそうだったのでそこら辺とぺちゃくちゃおしゃべり。まわりオンナノコだらけだったのでソレなりに時間を潰していたのに、席替えの指示が。くすん。またテキトーにオンナノコとおしゃべり。どうも僕はオトコと話すのが苦手らしい。知ってたけど。そもそもヒトミシリするし。大学院生という身分はココではヤタラと特殊らしいのでヒタカクシ。

 しばらくするとツマラナイ飲み会用ゲエムが始まっておしゃべりもままならない状態に。げんなりと雑用をこなすようにゲエムに参加。帰りましょう光線を含む熱い視線をオトモダチに注ぐがうまく受信されない。席遠いし。オトモダチが部屋から出るのを追いかけて僕もトイレにいくふりをして部屋をでる。電話していたのでその間に僕もちょっと電話で用事を片付けていたらオトモダチが帰ろう光線を僕に向かって発しているのに気づく。なるほど、受信に失敗していたのは彼だけではないらしい。

 やっと帰ってきてぐったりと、万が一結婚するようなコトになっても絶対式はやらないわんという古くからの決意を新たにした。


2月11日

ソレは僕の祟りカモ知れない

 昨日は移動日のため新聞が読めずに情報の谷間となってしまった。だから、京都でヒトと会っているトキに「そうそうまたなんか打ち上げに失敗したみたいよん。」と言われても、「ほぅん、HII ロケットの打ち上げでもまた失敗したんかいな。でも僕にはあんまり関係ないしぃ〜。」なんて考えて実際そんな感じの気の無い返事をした。しかし夜中にネットを徘徊していて愕然。げ、落ちたのって ASTRO-E?

 ASTRO-E というのはX線観測衛星でカロリーメーターちぅモノを載せているのが特徴。このカロリーメーター、もちろんアナタのダイエットのお手伝いをするモノではなく、先発のメリケンやユーロップのX線衛星に比べて温度分解能を飛躍的に高める役割をになっている。

 さらに言うと僕の専門はヒトコトで言うと、銀河団の進化が銀河の進化に与える影響を調べたり、逆に銀河の進化が銀河団の進化に与える影響を調べるというコトになると思う。ソノ銀河団は馬鹿には見えない物質ダークマターが太陽質量の 1014〜1015 倍集まって重力的に束縛されている宇宙最大の天体で、その内部のガスの温度は 107〜108 に達し、重力エネルギーをX線のカタチで放出している。そのため、X線観測は銀河団のけんきうにとってトテモトテモ大事。

 上記の理由により僕は去年、学振という書類をかいてしばらくモンモンと待つと希にオカネを貰えて成金的院生生活を可能にする制度に応募するさい、如何に僕のけんきうがコノ衛星での観測に役立つのかをそりゃあ熱烈にアピールした。基本的にその手のタイムリーなけんきう計画を書いた方が成金になれる確率が高いらしいから。

 ま、落ちたんだけどね、学振の審査。だから僕は思うのだ。ヒトを呪わば穴二つと言うではないか。ASTRO-E が落ちたのは僕を落としたせいカモよ。次はココロして審査するように。

 こっちの屋内異様に寒い。5℃ってドユコト?札幌の僕の部屋は暖房入れなくても10℃以下にはならんよ、普通。オフロから出たり、トイレいったり、朝布団から出た時サムサム。このままではサムと呼ばれてしまうカモ。それだけは死んでも避けたい。なんて言っていたらしっかり風邪をひいてしまった。オノレ琵琶県め。

 これからまたネットを徘徊してネクタイの絞め方をけんきうするつもり。ココロやさしい方は丁寧な図解をメエルで送ってくれてもよろしくってよ。


2月10日

だんしん♪

 明後日の友人くんの結婚式に備えて帰省。実家に誰も住んでいなくても帰省。それにしても飛行機内のサービスって急激に悪くなってる。一年くらい前に軽食がでなくなってお菓子がしょぼくなったと思ったら、去年の秋にはそのしょぼしょぼのお菓子さえ出なくなり、今やコーヒーもすっちゃーですを呼んでクダサイナと意思表明しないともらえない。航空各社も大変なのねん。

 行きのJRの中で吊り広告を眺めて「ロシア語と英語混ぜんなこらぁ」とアタマの中で毒づいた 0.1 秒後、自分の間違いに気づきココロの中でゴメンナサイ。自分の非をアッサリ認めてオオモノぶりをあっぴーる。しかしフラノスキートレインって全部カタカナで書く方もどうかと思う。カタカナ表記ハンタイ!ダンコ。

 JR 京都駅到着後しばらく伊勢丹をウロウロ。うぎゃ〜チョコを買うヒトヒトヒト。躍らされてるなぁ、コイツラ。きっと店のヒトも、おどれおどれぃ♪って思ってるぞ。そう言えば昔トモダチのトコロで、3D ダンジョン内をウロウロしながらただただ的を撃ち殺すゲエムのサキガケ的な DOOM なるゲエムでチェーンガンで敵をダダダとキモチヨク撃ちながら、カクカクする敵に向かっておどれおどれぃ♪と言っていたらそのトモダチに、「このゲエムって人格が出るよね」と言われた。

 なんだかんだで家にたどりついた後、家の機能をチェック。なにしろ夏によろよろと東南アジア旅行からもどってきて熱いシャワーでスッキリしようと思ったらお湯が出なくて泣きたくなった経験があるだけに。

 ふぅ、今回はちゃんとお湯がでた。それよりもちょっと気になるモノ発見。50cmくらいの長さのゴルフクラブ型のメタリックな輝きを放つモノ。試しにスイッチをいれて振ってみたら「なーぃすしょっ」というおっさんの野太い声が。何だコレ。さらに説明書も発見。体感スポーツゲーム Virtual Golf と書いてある。そもそもゴルフとは中国の武将「呉 劉夫」が…とか民明書房的なコトを思い出したりして。いや、字は違ったと思うがコノ際そんなコトはどうでも良い。

 知り合いもホトンド出席しないので、披露宴だけ出席しようかと思っていたのだけど、新郎様から式にも是非出席しろとの指令が出たので渋々と従うコトに。こうなったら鋭いダッシュとジャンプでぶうけを奪取して「これでオムコにいけるわん♪」なんてホザキながら黄色い罵声でも浴びてみようか。


2月9日

追記

 うにたろうさん(2/9)の、正論だとは思うけどちょっとチガウなと感じるのは論文を日本語で書いたからといってそれが正しい社会へのフィードバックの仕方とは言えないと考えているから。もちろん、そういう分野も存在するかもしれないが今は置いておく。

 つまり、真理の追究(って書くの大仰でキライ)とは別に、ある程度まとまった描像を解り易い形でフィードバックする必要があるのではないかと。そういう意味では日本語論文を書いたって英語論文しか書かないのと大差ないと思う。

 そう考えた場合、分野自体の進展に最も効率的な手段を用いるべきだと思う。もちろんそれが日本語論文しか書かないことであっても英語論文しか書かないことであっても両方書くことであっても。

 あと単純に国際的な成果をあげることで encourage するってフィードバックの仕方もありだと思っている。できるかどうかは別として。

 だから別に英語論文の方が日本語論文よりもどーこーと言う気はないの。見た事ないものについて論評できませんわ。なんだかんだで僕は英語で書くというだけ。ただ、税金うんぬんの話が出ていたのでそこまで単純じゃないだろうと思ったのよん。


というようなマジメな話を書くのは実はキライ。

明日は週末ではなかった

 週末に友人くんの結婚式にわざわざ出てアゲルために帰省するコトになっていたので週末は札幌にはいないわんと思っていたのだが、週末なのは式だけで、飛行機の予約は明日で、明日は週末ではなかった。週末までまだたっぷりなんてヨユウをカマしていたので今バタバタ。明日の午前の論文紹介と午後のゼミは出れませぬ。あ〜論文紹介聞きたいときに限って用事が。どうでもいいときはヒマなのに。そんなワケで明日からしばらくさよーなら。

 知り合いに読まれているとニッキを書きづらいとかいう記述を目にしてちょっと思ったコト。ココなんてナカヨシくんやオトモダチくんばかりか親まで読んでいる。ま、親は日本にいる間しか読んでないみたいではあるが。もちろんけんきう室のペエジからダイレクトに来れてしまうのできょうぢゅ様や指導教官様に読まれてしまう可能性まであるトホホな状況である。

 そーゆー状況でワリと平気でたらたらと書いてるのは、そもそもダレかに知られたくないコトはダレにも知られないようにする僕のオクユカスイ性格故に、書く内容は読んでるニンゲンの種類にあまり左右されないからではないかと。アタったりサワったりするようなコトは元々書けないのである。僕基準で。懺悔室でも決してザンゲしないタイプって言えばわかりヤスイだろうか。わかりヅライカモ。

 論文を英語で書くか日本語で書くかというハナシ。もともと僕が書いたのは、コノ分野だと日本語論文の投稿先なんて存在すらしないので日本語で書けるなんてウラヤマスイぞ、コンチクショーってダケだったんだけど、選択肢がある方がまじょりちーなのかしらん。ウラヤマスイぞ、代ってクレ今すぐ。

 ただし、実際に日本語論文の投稿先があったとしても多分英語で書くだろうなとは思う。それは、恩返しとかポリシーとかではなく、単にその方が多くの同業者に読んでもらえるという理由で。

 ついでに書くと、日本語文献がないので、テクニカルタームに対応する日本語を知らなかったりするのねん。で、日本語で書くコトを強要された修論は悲惨だった。助詞以外がホトンド英語。カタカナにするのもマヌケかと思って。結果、自分で読み返すのも苦痛。だって、こんな文。

cluster's center に近付くほど dark halo を strip された galaxies の fraction は increases する。

サイアクだ。center くらい中心って書け!galaxy くらい銀河って書け!複数形にスンナ! しかも halo 単数やん! increase くらい増加って書け!三単現の s なんかイチイチつけんな!という声がジブンのナカからさえ聞こえてくる。その上、strip されたを剥ぎ取られたと書いてるコトも、stripped galaxy と書いてるコトもあり。冠詞が付いてナイのもマヌケなら文頭を大文字にするかどうかという、ナヤミまで発生。とほ。

 と言うコトで、マジメに日本語で書けと言われてもそれなりに苦労しそう。いやん。


2月8日

うしろダッシュ

 借りてきた「ビッグ・リボウスキ」を見た。力が入ってなくてオモシロイ。キャラクターは細部まで作りこまれている感じ。ブシェーミ演じるドニーのどうでもいいような死にっぷりに涙。どうでもいいけど、ジェフ・ブリッジスが「隣人は静かに笑う」のヒトと同一人物とは思えナイわん。

 最近お菓子作ったり映画見たりビデオ見たりで全力で逃避ギミ。僕の場合は逃避の度合いがヒドイほどホンキになってるみたい。なんか知らんが逃避の傍らでモノすごいスピードでオシゴトが片付いて行ってる。ココはモ一発スノボにでも行ってトドメを刺しておきたいトコロだけど週末札幌を離れてしまってけんきう不能になるので今週はココラヘンにしておいてヤロウ。

 貰っていたオカネに関する書類の〆切が近いコトを思い出して書類にハンコと署名をもらうために指導教官様のお部屋に。ハンコ押すついでに海外用の学振のハナシを教えてもらう。ふむ、競争率は国内より低いのか。「で、海外のけんきう室でドコか適当なトコ知ってますか?」って聞いたら「まっくすぷらんくとか適当に当たってみてよ。」との暖かいオコトバ。ジブンでやれってコトね。当然だわねん、しくしく。

 しかし、まっくすぷらんくと言うとさいもん・ほわいとの一派か。いやぁ!ほわいとコワイ。マジで。えーとえーと、論文についてメエルもらったヒトの関係からちょっと探してみようと思ったら、モノノミゴトにマックスプランクから来てるやん。コワイのイヤン。

 えーとえーと、と思ってさらにメエルを調べる。お、論文をリファーしてクレたヒト発見。nmsu ってドコ?と思ってブラウザに www.nmsu.ac.jp と打ちこむオバカサン。ナニ考えて ac.jp やねん。気を取り直して edu でモイチド。むぅ… New Mexico State University ってどんな感じか知ってるヒトいるかしらん?>天文関係者(じゃなくてもいいけどん)

 あ、M2のミナサマ、修論発表会終了オメデト。メンドクサイのでききに行かなかったけどん、論文できたら読ませてねん。ぼこぼこにしてあげるわん。というのは嘘。分野がずれてるのであまり分からないと思うの。ってコトもないか、修論レベルなら。


2月7日

ほおずり

父: すりすり〜♪
子: お父さんのほっぺチクチクする〜(涙)
父: うつくすぃ〜薔薇には棘がある。

間違ってコドモを生産してしまったトキにはこんな会話をしてみたいと思った。イヤなコトのナカにもタノシミを見つける辺り流石テンサイと悦に入っていたら、コドモにはわからんのじゃナイ?と指摘されてしくしく。そんなコドモはいらん。

 昨晩はニッキを読んだナカヨシくんが「フィナンシェくわせろおらぁ〜」とオウチにやってきたが、ハーゲンダッツのバニラを携えていたのでココロ良く入室を許可。フィナンシェにアイスクリームをつけるとンマイという噂を聞いたコトがあったので。

 やってみたら、そのまんまの方がンマかった。そんなわけで珈琲豆を細かく細かく挽いてエスプレッソメーカーに放り込みエスプレッソをいれる。それをアイスにかけてンマンマ。

 今日は、昔見逃したバッファロー'66 を再上映していたので見に行った。駅で遅刻魔のヒトと待ち合わせ。遅刻されると映画に間に合わないような時間に待ち合わせ時間を設定してみたがヤハリ5分遅刻しやがったせいでギリギリになる。月曜日はカップル割引とやらでフタリで2000円。ウレシイわん。レディースデイもカップル割引にカエテクレ。

 「π」、「ワイルドワイルドウエスト」と2回連続で外れを引かされて相手なので警戒。ダメカモと思いながら見ていたら結構よかった。ナサケナイ、ヴィンセント・ギャロと太めのくりすちーな・りっちの愛のモノガタリ。もぅ、いきなり半ケツを出してるギャロが最後までナサケナクテナサケナクテ。くりすちーなはナゼかキュート。太いけど、明かに。"goon" で「マヌケ」を覚えてマタ一つカシコクなったりならなかったり。

 その「バッファロー'66」の始まる前にちょっとダケ、ギャロの撮ったサイレント・ムービーちぅのが流れていたのだけど、ホントにナンの音もしないナカ、僕のオナカがきゅるきゅる言って恥ずかしかった。ハラヘリってワケでもなかったのにナゼ。

 と、思っていたらハラヘリだったらしい。見終わったアト、ショクジショクジと思ってお店に行くと定休日。別のオキニイリの店に行くとまたも定休日。月曜日ってそーゆー日?

 その定休日だった2軒目のそばに入ったコトのない店を発見したのでノコノコと。ほほぅ、おフランス料理ですか。でもランチは値段も手頃で美味しかった。やっぱオードブルとデザートは外せないしねん。店内を見渡すと僕達以外は皆オバサマで、なんでだろう?としばらく考えていた。平日のどっぴるまだからだというコトに気付くのにしばらくかかる。

 オナカぽむぽむになったので本屋と CD 屋を物色。「玄人のひとりごと」という漫画を探しているのだけど今日も見つからなかった。CD はエニグマの新譜を購入しようと思っていたが相手もそんな感じだったので黙ってヤリスゴシテあとで借りようとたくらんでいたら結局買ってなかった。ナンダソレ。

 サヨナラしてガッコ。昨日帰りがけに投入して、帰り道でガスの元栓を心配するように「あ、あそこにバグ仕込んだカモ!」と思いたって引き返してきてやっぱり仕込んでてソレ直して再投入したジョブは順調に動いている模様。ふひ。


2月6日

ぐったり

 はいはい、またマタ負けました。両方とも本命が3着。しくしく。そろそろ、ワイドとか複勝の存在に目を向けた方がいいのかも。今度からは馬を1頭だけ決めて単複で勝負してみようかな。

 昨日は食料品を買い込むためにいったん 21:00 頃学校から帰る。なんだかんだと大量に買い込んでからふと思いたって駐車場へ。しばらく車を動かしていないけど暖かい日が続いていたので雪が融けて動かしやすくなっているのではないかと想像して。

 想像はアマアマだった。暖かい日が続いたため、車を覆っていた雪の層はすっかり50cmの氷の層に。しかも雪かきの道具は車のナカ。マノアタリにした以上ほっとくワケにもいかないのでたたりパンチやたたりキックで切りぬけてぜーぜー言いながら車に進入。とりあえず、エンジンをかける。

 しかし雪かき用のシャベル(?)の入ったトランクは当然開かない。だって、上に50cmの氷。後部座席に置いておいた窓の雪を取るためのブツを手に取りトランクの上の氷に挑む。カチンカチン。

 普通にやっていてもラチがあかないのでだんだんブツで氷を殴りだす。こんな場合でも昔やった剣道が役に立つワケではナイ。ソレはともかく自動車に棒切れを振り下ろす様はまるで日本の自動車産業にウラミを持ったヒトムカシ前のメリケンのよう。

 なんとかトランクをこじ開けてメインのブツを取り出す。それで大雑把に車の周囲の氷をよけて、車に近付きやすくする。車を覆う氷にとりかかった頃には車の方がだいぶ暖まってきたみたいでグイっと力を入れると氷の層がそのまんま、ドジャーと音を立てて滑り落ちる。あわわ、キズがついてしまうではないか。

 ヨソサマの駐車スペースに滑り落ちたアイスブロックを撒き散らしてシラン顔して出発。れんたるビデオやさんへ。前から見ようと思っていたビッグリボウスキを借りてきてまた駐車場。ちょっとのつもりがエライ時間かかってしまった。

 そんでガサゴソとフィナンシェの製作。バターと砂糖の分量にびびりながら生地を作る。部屋に充満する焦がしバターのかほり。やはりびびっていたらしく思わず砂糖を減らす。あんまりアマイの好きじゃないのだ。

 1時間以上は生地をネカす必要があったのでその間またガッコウへ行く。もうすぐ 2:00 だというのに、やでやで。終わった計算結果を眺めながら色々考えて 4:00 頃帰宅。オーブンをアタタメながら型にバターを塗る。焼き時間20分を2回。大きいオーブンが欲しい。

 できあがったフィナンシェをえいやえいやと袋に入れてオヤスミナサイ。少し眠って 10:00 起床。朝ゴハンはフィナンシェの味見。うむ、ンマイ。もちっとおけばもっとしっとりするかな。

 来週末にはわざわざ京都くんだりまで出向いて友人の結婚式に出席しなければいけないのでネムイ目をコスリながら美容院。ぼりうむを減らしてクレイ。

 あまり変化の見られない髪形に呆然としながらもその足でコドモ WINS. コドモ馬券を握り締めてまたガッコウ。いんたねっとで中継を聞いて自分が負けドッグであるコトを知り今に至る。

 あ、けんきう室のヒトにオスソワケしようと思っていたのにフィナンシェ家に置いてきてしまった。スマヌ。


2月5日

うっかり

 プログラムを書き間違えて必要なデータの上に新しいデータを上書き。しかも新しいやつは単にチェック用で全然必要ナイもの。しくしく。ま、たいして時間がかかるワケでもないので作りなおす間ゲエムと論文読み。

 コレが終わったらしばらく時間のかかるジョブを流さないといけないのでヒマ。色々と休んでいたモノを再開しよう。論文もたくさん読まないとイントロが書けない。うーみゅ。コレだから慣れない分野はチトつらい。オモロイけど。

 僕の場合、学部の4年の時から自分のけんきうを始めてしまったので全体的なオベンキョというのは不足ギミ。ここらで、うちう物理の入門書でも読み直して広く浅い知識も身につけておきたい。たぶん、ある分野に特化した知識を身に付けてしまった今だからワカルコトもあるのではないかと。

 だいたい4年の卒論やってるときから M1 の後半までこのけんきう室、きょうぢゅもぢょこうぢゅも(実質的に)いなかったからこんなコトになってしまい、指導教官様の指導不能な領域に踏み込んでしまったんだ。ってコトを今思いだした。

 東京11R 共同通信杯はまだ底を見せていないマルターズホークから。今回も内枠引いて良い感じ。相手はショウナンラルク、ラガーレグルス、ユキノサンロイヤルあたり。マチカネホクシンはまた3着くさい。

 京都11R のシルクロードSは斤量泣きするマイネルラヴ、外枠苦手のブロードアピールの2頭をバッサリ切って、タイキダイヤ、シンボリスウォード、ジョープロテクター、ハートマン辺りがねらい目か。

 ガクセイは勝馬投票券を購入できません。

 急にお菓子作りたくなったのでフィナンシェ作りに今日は早めに帰るカモ。今度はベーキングパウダーを使わないレシピでやってみるつもり。

 うわぁぁぁ〜。上のを up したアト、やっと計算終わったのにまたデータ上書きしちゃったよ。今度はプログラムの書きマチガイじゃなくて人為的ミス。しくしく。帰りたい。


2月4日

漢便所

 学校のトイレちょっとクサイ。これはアタリマエのように感じるがハタシテそうなのだろうか。ちょっと考えてみよう。

 まず、コノ建物内のトイレと人員の配置を考える必要がある。

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11階 物理        「男便」
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10階 物理        「女便」
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 9階 物理        「男便」 ← Tatary!!
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 8階 主に高分子  「女便」
---------------------
 7階 高分子      「男便」
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 ざっと見て分かるように僕のいる階のトイレは10, 9, 8 階の男性が使用する可能性がある。モチロン10階の男性は11階へそして8階の男性は7階へ行っても同じ手間である。ちなみに高分子は今では生体ナントカとか生物ナントカとかもう少しウケの良い名前になってるカモしれない。

 さて、ココで問題なのは僕のいる階のトイレの個室からはやたらと白衣を着た人間が出てくることである。8-11階の物理のニンゲンは理論系なので白衣を着たりはしない。つまり、個室の白衣くんは高分子のニンゲンなのである。

 何故にここまで9階の個室は白衣くん達に酷使されるのか?おそらくそれは小学校、中学校時代のトラウマが原因だと考えられる。そう、ナゼか小中学校では個室へ入るというのはとてつもなくハイリスクな行動だったのだ。友人連中にばれれば上から水をかけられたり、そこまでされないまでも、個室に入っていたということを言いふらされるだけでもとてつもない屈辱を味わわなければいけなかったのだ、多分。良く知らん。もちろんリスクに見合うリターンはない。ハイリスクノーリターンである。当然だろう、別のリスクを回避するための行動なのだから。

 そのような状況ではエテシテ、個室の使用頻度のやたらと高いトイレの存在を許すことになりがちである。つまり、普段はヒトのいないフロアー、理科室、音楽室、視聴覚室等の近辺のトイレがヤタラとヒトリになりたい時に好まれるコトとなる。そして、それは音楽の時間の前にちょっとモヨオシてトレイに入れば一鼻瞭然である。明かに普段使用しているトイレとは漂うカホリがチガウのだ。結局、そのカホリに耐えられずモヨオシテいたものをガマンして膀胱炎におびえてみたりしたものだ。

 今冷静になってみれば、確かに9階のトイレと音楽室、理科室辺りのトイレのカホリは酷似している。つまり、個室専用。ザクとはちがうのだよ、ザクとは。

 結論を言ってしまえばこーゆーコトだ。8階の高分子のオトコが個室を必要とした場合、ソイツは7階ではなく9階へ向かいガチなのだ。なぜならば、7階へ行けば知り合い、友人、同僚に現場を押さえられる可能性がやたらと高い。コドモの頃の彼らの記憶がその行動を押しとどめるコト想像に難くない。

 一方、9階ならどうだろう。この場合前述のキケン性は劇的に低下する。何故ならば、小用に使用するなら9階でも7階でもどちらでもいいわけで、その際に知らないニンゲンばかりのフロアーをワザワザ選択する人間は少数派だと考えられるからである。つまり、コノ場合は知り合いに見られたとしても同好の士(個室派)である可能性が高いのだ。ナニも怖れる必要はナイ。結果、9階のトイレは8階の男性にとっての個室専用トイレと化したのだと思われる。しくしく。

 なんて考察をマジメにやっていたらちょっと小学生の頃を思いだした。僕がトイレに入ると、知り合いが二人勝負をしていた。見ていると、どちらが長く息を止められるかという非常に周囲の状況にマッチした勝負のようだ。用をたしながらナントナく横目でそれを観戦する僕。まだ、勝負は続いているようだ。

 その時突然、ヒトリがバタっと倒れた。見ると口から泡を吹いている。どうやら、長く息を止め過ぎて酸欠で気絶したようだ。勝負に負けるコトよりも、トイレの床に倒れ込むコトを選択した少年。まさしく漢デアル。ソレ以後、そのトイレは「男子トイレ」ではなく「漢便所」と呼ばれるようになったとかならなかったとか。ならなかったケド。


2月3日

激励

 少し前に、このけんきう室出身では最後のけんきう職につけたヒトである、某K立天文台のヒトが来ていた。スキー好きで正月にもスキーをしにコッチに来ていたので、「まさかあれからズットいるんデスカ?」と尋ねると、「チガウ。えふけで君とまるとく君の激励にきているのだ。」と言われた。「僕が修論を書いてる時も論文かいてるときもダレも応援してくれなかったんデスケド…」と言うと、「世の中には激励の必要なヒトとそうでないヒトがいる。」と言われた。だけど僕は激励する(だけの)側になりたいと思った。

 そんなワケでふと思いたって、プログラムにやたらとマニアックな改造をほどこし、計算機にがんばらせて計算機を応援することにした。もはや、ココまでやったやつはダレもいないという自己満足の域だ。ついでに、もヒトツ必要に迫られてプログラムを改造。コチラはやたらと重い計算なのでホンキで応援。がんばれ計算機。

 当面やらなければいけないコトが見えてきてちょっと精神的に楽になる。今日はいつになく調子がいい。雑音が耳に入らない感じ。バタバタしていて見損ねた「バッファロー’66」をまた上映するらしいのでそのうちオトモダチくんと見に行くコトにする。楽しみ。

 あぅ、さらにもヒトツマイナーちぇんぢせねばならないプログラムが。嗚呼、声を大にして言いたい、「オレはプログラマーじゃねー」。

 電気グルーヴのVOXXX, ワリとイイカンジ。


2月2日

殺意

 あまり良い結果が出ずにうんうん。その原因らしきモノはヒトツ思いあたるのだけど、さすがにソコをやりなおすのは時間がかかり過ぎる。マイッタネ。コマッタネ。

 コンな時に「え〜ぃ、こんなコトやってられっか」と投げ出してナカッタコトにして、まったく別のコトをやりだしてしまうイケナイクセが僕にはある。まるでちゃぶ台返しを必殺技とする星一徹である。もちろん、ダレかが作ってクレた料理が不味かった場合にちゃぶ台返しを繰り出すようなランボー者ではないのだけど。そんな場合は、何故不味いのか、実際はドウすべきだったのかを詳細に説明し、ちゃぶ台返しよりもズット嫌がられたりするってのはコノ際関係ナイ。

 ま、もうすぐ D3 に成る身としてはくいっぱぐれないためにはコレをなんとか時間をかけずに形にして論文にすべきなのだろう。論文 2 本ではあまりにココロモトナイ。くいっぱぐれてしまう。

 そういえば他学部のニンゲンと話していて「え?論文は大抵日本語で書くよ」と言われて殺意を覚えた。英語で投稿なんて相当気合の入っている論文だけらしい。ナンダソレ。いや、しかし日本語で書いて投稿先があると言うコトはその分野をアル程度日本がリードしているってコトなのカモ。う〜ん、ウラヤマシイ。


2月1日

オオカミガ来たぞ

 徹夜でふらふらだったので昨日は日付が変わる前に帰宅。それでもコンビニで立ち読みしてから帰るあたり、ガンバリヤサンである。午前1時ごろに泥のように眠り、目が覚めたら午後3:00. ネスゴシタ!

 ナカヨシくんと話していて、ナゼかコアラの赤ちゃんの話に。僕が、「コアラの赤ちゃんって母親の排泄ブツを食べるんだよ。すかとろじ〜でアル。」と言うと、全然信じてもらえなかった。あまつさえ、「キミのウソはだいたいそんなパターンだ。」なんて断定される。ホントの話なのに。しくしく。

 次に、ナカヨシくんが「コアラの赤ちゃんってスゴクちっさいんだよね。」と言うので、「そうそう、コアラのマーチってコアラの赤ちゃんの原寸大だもんネ。」と答えると信じられてしまった。ゴメンナサイ・ワタシ・ウソ・ツイテマシタ。

 今いじくってる銀河団内銀河の進化を調べるプログラム、多分バグはナイんじゃないかと結論。ならば、オカシナ結果もしくはオカシク感じる結果を出す物理的理由を考える必要あり。ヒトツ原因として考えられるコトがあるのでもちっと調べてから共同けんきう者くんにメエルで相談してみよ。


モドル