「みるく」

 きゃっぷめんというものをご存知だろうか?カップ麺を気取って発音したわけではない。そもそもそれでは発音が違っているではないか。そうではなくて、牛乳瓶のふたをめんこに見立てて奪い合う、勝っても牛乳のふたがもらえるだけというメルヘンちっくな遊びのことである。めんことの違いは手をたたいて空気を送り込むことによりひっくり返すことであろうか?楽しいかい?

 で、そのキャップにはたいてい「ホモゲナイズド」とかかれている。ほ・も・げ・な・い・ず・ど、である。せめて、ホモジェナイズドと表記すべきではなかろうか?英語を知らない小学生にどう解釈しろというのだろう?「ホモ毛無いずど」か?それとも「ホモ気無いずど」か?”ずど”はおそらく東北地方の方言で”ひと”を意味すると思われる。ええ、確かに僕にはホモ毛ははえてません、てゆーかどこに生えるのであろうか?ホモっけもありません。それがどうしたというのであろう?わざわざ牛乳のキャップに書くことか?などと憤慨しながらきゃっぷめんに興じる幼き日の私であった。

 「ノンホモゲナイズド」牛乳というのもある。おいしいらしい。「NON ホモ毛無いずど」である。むぅ、2重否定か。猪口才な。無いものが無い、ということはつまりあるものがあるということだな、とひとしきり哲学的思索に耽けるぼくであった。いいえ、ありません。ホモ毛もホモっけも無いってば。もうほっといてくれよ。


モドル

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